史跡胆沢城跡のタチアオイ(立葵)
2009年6月27日
2009年6月20日(土)~7月5日(日)の日程で、胆沢城あやめ
祭り実行委員会(主管:財団法人 奥州市文化振興財団)主催の
「胆沢城あやめ祭り」が開催されています。
奥州市水沢区佐倉河にある史跡胆沢城跡あやめ苑を主会場に
あやめ苑ライトアップなどが行われているのです。
6月27日(土)、午前10時30分~正午の予定で”胆沢城跡を歩く”と
いう催事があったので妻とともに参加しました。(定員20名)
奥州市埋蔵文化財調査センターを出発して南大路跡を進み、
外郭南門跡~政庁前門跡~政庁地区~東方官衙地区~厨屋跡
~赤鳥居~三代清水~追分石~外郭北門跡~鎮守府八幡宮
~あやめ苑の順に歩きました。前日に続く真夏を思わせる暑さ
の中、汗びっしょりになってしまいました。
県道270号線沿いにある鎮守府八幡宮の赤鳥居の所で
タチアオイ(立葵)が花を咲かせていました。
タチアオイ(立葵)アオイ科 タチアオイ(アルセア)属
Althoea(Alcea) rosea
中国、トルコあるいは小アジア原産と考えられている多年草
または2年草で、世界的に普及しているとのこと。わが国でも
古くから庭の草花として栽培されてきたという。
春に種子から生えた苗は、丸みのある葉を根生するだけだが、
翌年の初夏になると茎が1~2mほどに伸びる。葉は互生し、
円形で3~5裂する。基部はハート形。
6~8月、茎の上部に直径5~10㎝ほどの花が穂になってつき、
下から上へと咲き進む。本来は一重咲きの5弁花だが、八重咲
きや万重咲き、花弁に細かい切れ込みが入るものなど、いろい
ろな改良品ができている。花の色は、ピンク、赤、紅紫、白、
黒紫、クリーム、黄などがあり、群生すると壮観である。
最近の系統には、春に種子を播いて、その年の夏には開花する
1年草の性質をもつものがあり、この系統が広まりつつある。
また、鉢植えにも向く小形の品種もある。雄しべが完全に弁化
した万重咲きの品種は結実しない。
[栽培]容易だが、夏の高温多湿に弱い欠点がある。繁殖は実生
または株分け。
タチアオイ(アルセア)属 Alceaアジアの南西部から中央
アジアにかけて60種ほど分布する。2年草、低木で短命である。
茎は直立し、花は茎に沿い多数つける。
2009年6月27日
2009年6月20日(土)~7月5日(日)の日程で、胆沢城あやめ
祭り実行委員会(主管:財団法人 奥州市文化振興財団)主催の
「胆沢城あやめ祭り」が開催されています。
奥州市水沢区佐倉河にある史跡胆沢城跡あやめ苑を主会場に
あやめ苑ライトアップなどが行われているのです。
6月27日(土)、午前10時30分~正午の予定で”胆沢城跡を歩く”と
いう催事があったので妻とともに参加しました。(定員20名)
奥州市埋蔵文化財調査センターを出発して南大路跡を進み、
外郭南門跡~政庁前門跡~政庁地区~東方官衙地区~厨屋跡
~赤鳥居~三代清水~追分石~外郭北門跡~鎮守府八幡宮
~あやめ苑の順に歩きました。前日に続く真夏を思わせる暑さ
の中、汗びっしょりになってしまいました。
県道270号線沿いにある鎮守府八幡宮の赤鳥居の所で
タチアオイ(立葵)が花を咲かせていました。
タチアオイ(立葵)アオイ科 タチアオイ(アルセア)属
Althoea(Alcea) rosea
中国、トルコあるいは小アジア原産と考えられている多年草
または2年草で、世界的に普及しているとのこと。わが国でも
古くから庭の草花として栽培されてきたという。
春に種子から生えた苗は、丸みのある葉を根生するだけだが、
翌年の初夏になると茎が1~2mほどに伸びる。葉は互生し、
円形で3~5裂する。基部はハート形。
6~8月、茎の上部に直径5~10㎝ほどの花が穂になってつき、
下から上へと咲き進む。本来は一重咲きの5弁花だが、八重咲
きや万重咲き、花弁に細かい切れ込みが入るものなど、いろい
ろな改良品ができている。花の色は、ピンク、赤、紅紫、白、
黒紫、クリーム、黄などがあり、群生すると壮観である。
最近の系統には、春に種子を播いて、その年の夏には開花する
1年草の性質をもつものがあり、この系統が広まりつつある。
また、鉢植えにも向く小形の品種もある。雄しべが完全に弁化
した万重咲きの品種は結実しない。
[栽培]容易だが、夏の高温多湿に弱い欠点がある。繁殖は実生
または株分け。
タチアオイ(アルセア)属 Alceaアジアの南西部から中央
アジアにかけて60種ほど分布する。2年草、低木で短命である。
茎は直立し、花は茎に沿い多数つける。