peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ビジョザクラ(美女桜)/バーベナ(Verbena)

2009年06月08日 | Weblog
一関市街地のビジョザクラ(美女桜)/バーベナ(Verbena)
 2009年6月5日 






2009年6月5日(金)、一関市寺前にあるダルマ一関店&
ダイソー一関インター店に行きました。妻が買物をして
いる間、車の中で寝ていたら、すぐ近くの民家の花の棚
が見えました。名札には、「バーベナ・セレネ」と書かれていました。







ビジョザクラ(美女桜)/宿根バーベナ(Verbena)
クマツズラ科 クマツズラ(バーベナ)属
Verbena hybrida
バーベナ(Verbena)は、南アメリカ原産のバーベナ類
の交雑によってつくられた園芸種で、園芸界でバーベナ
いうとビジョザクラ(美女桜)を指すことが多い。

本来は多年草だが、毎年種子を播いて1年草として育てら
れる。草丈は10~30㎝。葉は長楕円形で長さ5~10㎝、鈍頭
で縁には鈍い鋸歯がある。

4月から11月中旬にかけて、茎の先にサクラソウのような
形の花を散房状に20~30をつけ穂状花序をつくる。花色は
豊富で緋赤、紫、桃、青、藤、黄、白などがある。

ブラジル南部原産のヒメビジョザクラ(姫美女桜)Verbena
teneraは葡匐性で、やや寒さに弱く、霜に当たると枯れる。
葉は羽状に細かく切れ込む。花の色は淡紅紫色または白色。

クマツズラ(バーベナ)属 Verbena中央アメリカの熱帯、
亜熱帯を中心に、一部はヨーロッパ、アジアに分布し、250種
が知られる一年草または多年草。園芸的に利用されるのは15
~16種の多年草である。

ギボウシ(擬宝珠)/ホスタ(Hosta)

2009年06月08日 | Weblog
奥州市江刺区「えさし郷土文化館」のギボウシ(擬宝珠)
 2009年5月31日






2009年5月31日(日)、奥州市江刺区岩谷堂字小名丸120-1
にあるえさし郷土文化館に行きました。
中庭に植えられた斑入り葉擬宝珠が葉を茂らせていました。
クイーンジョセフィーヌ」という品種ではないかと思います。





ギボウシ(擬宝珠)/ホスタ(Hosta)ユリ科 ギボウシ(ホスタ)属
ギボウシ(擬宝珠)」というのは、属名であり、学名は「ホスタ(Hosta)」。

和名の「ギボウシ(擬宝珠)」というのは、橋の欄干の柱頭など
につける飾りで、この植物の蕾の形が似ていることによるが、
日本では約20種が知られている。変種や栽培種が多くて見分
けにくいが、多くが昼咲きの一日花。

主な品種にコバギボウシ(小葉擬宝珠)Hosta albo-marginata、
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)Hosta sieboldiana、
イワギボウシ(岩擬宝珠)Hosta longipes、タチギボウシ(立
擬宝珠)
Hosta rectifolia、
ウナズキギボウシHosta kikutii var.caput-avisなどがある。
また、斑入り葉などの品種には、
サガエ、クイーンジョセフィーヌ、ジューン、
ポールスグローリー、リメンバーミー、ステンドグラス、
ゾウンズ、ホワイトフェザー
などが知られる。

ギボウシ(ホスタ・Hosta)属は、東アジアの亜寒帯から
温帯にかけて、40種が分布する根茎のある多年草。地
面際に塊状の根茎があり、太い根がある。葉は根茎か
ら株立ちし、葉柄は樋状、葉身は卵形から線形で、裏
に突出した平行脈があり、長さは10~50cm。花茎は長
さ20~150cm、花は一日花で白から紫色。総状花序に
頂生する。

花被は途中まで合生し、下部は細い管状で、上部は釣
鐘状に広がり先は6裂する。苞の形と花序の軸との角度、
葉形、葉裏脈上の突起物の有無、花被内面の着色、花冠
合着部の線状透明部の長短などで識別する。

スジギボウシ(筋擬宝珠)

2009年06月08日 | Weblog


2007年7/13(金)、一関市東山町長坂の住宅団地の中を通って
いる市道の端に「スジギボウシ」が植えられており、花を咲か
せていました。昨年と一日違いでした。





一関市東山町のスジギボウシ(筋擬宝珠)2006年7月12日



2006年7/12(水)、一関市東山町長坂の住宅団地の主要道路脇に
植えられている「スジギボウシ(筋擬宝珠)」が沢山花を咲かせて
いました。斑入り葉で不稔自然雑種の園芸品種と考えられています。









スジギボウシ(筋擬宝珠)ユリ科 ギボウシ(ホスタ)属
 Hosta undulata
 スジギボウシ(筋擬宝珠)は、最も一般的に栽培されているもの
で、自生はないとのこと。不稔自然雑種の園芸品種と考えられてい
る。
葉縁が大きく波うっていて、葉縁には緑色の覆輪があり、その内
側に黄緑色の条が入り、さらに内側に白色の斑と黄緑条斑とがまだ
らに入る。苞は舟形、葉身の基部は細くなり、コバギボウシ形。
花は淡暗赤紫色で全体に着色する。花期は7月。

「ギボウシ(擬宝珠)」というのは、橋の欄干の柱頭などにつける
飾りで、この植物の蕾の形が似ていることによるが、日本では約20
種が知られている。変種や栽培種が多くて見分けにくいが、多くが
昼咲きの一日花。

ギボウシ(ホスタ・Hosta)属は、東アジアの亜寒帯から温帯にか
けて、40種が分布する根茎のある多年草。地面際に塊状の根茎があ
り、太い根がある。葉は根茎から株立ちし、葉柄は樋状、葉身は卵
形から線形で、裏に突出した平行脈があり、長さは10~50cm。花茎
は長さ20~150cm、花は一日花で白から紫色。総状花序に頂生する。

花被は途中まで合生し、下部は細い管状で、上部は釣鐘状に広がり
先は6裂する。苞の形と花序の軸との角度、葉形、葉裏脈上の突起物
の有無、花被内面の着色、花冠合着部の線状透明部の長短などで識
別する。