2016年7月31日(日)、宮城県大崎市にある吉野作造記念館(大崎市古川福沼一丁目2番3号)を見学しました。みやぎ生活協同組合と共催の2016年度前期企画展「暮らしの向上を求めて」[5/29(日)~8/7(日)]を見るためでした。
東北新幹線の高架橋の近くにある記念館の大駐車場の縁に植栽されているトチノキ(栃ノ木)が、ピンポン玉のような果実を沢山つけていました。
トチノキ(栃ノ木)トチノキ科 トチノキ属 Aesculus turbinata
山地に生える落葉高木。高さは普通15~20m、大きいものは30m以上になる。葉は対生し、5~7個の小葉をもつ大形の掌状複葉。小葉は倒披針形で、縁には鈍い重鋸歯がある。中央の小葉が最も大きく長さ20~35㎝。秋の黄葉が美しい。花期は5月。枝先に白い花がびっしりと集まった花穂が上向きにつく。花は直径1.5㎝ほどで、花弁の基部は赤みを帯びる。花から良質の蜂蜜がとれる。果実は直径4㎝ほどの蒴果で、熟すと3つに割れる。中には黒っぽい種子が1~2個入っている。種子は渋抜きしてとち餅などをつくる。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「同・秋の花」より]