2016年8月21日(日)、一関市中里前田地区にある3棟連なったビニールハウスの入口に植栽されているクレマチスが紫色で八重咲きの花を沢山咲かせていました。
クレマチス キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis
南ヨーロッパ、アジア南西部原産の耐寒性つる性宿根草。つるの長さ:200㎝になる。花径:5㎝。花色:ピンク、赤、紫、白。開花期:5~11月。特徴:改良種も含む。小輪~中輪、多花性で花は横向きや下向きに咲く。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。堆肥や腐葉土を十分に漉き込み、大苗を植える。暑さや寒さに強く、強健で育てやすい。新枝咲きで、冬の剪定は地際近くで切る。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]
クレマチス:「クレマチス」とはセンニンソウ属の学名だが、園芸界ではカザグルマやテッセン、その他の原種を交雑して育成された園芸品種の総称として使われている。このクレマチスのことをテッセンと呼ぶ人が多いが、本物のテッセンは花が小形で、6個の花弁状の萼片をもち、花柄に苞がある。クレマチスの花が大形の品種はほとんどが8個の萼片をもち、この点ではカザグルマの形質を強く受け継いでいる。花の色は白、紫、青、ピンク、赤などがある。花期は平野部では5月中旬、山間部では6月初旬。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]