ミセバヤ(見せばや):淡いピンクの花のかたまりと青白い葉が美しい。
2016年10月30日(日)、胆沢郡金ケ崎町の「金ケ崎町城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区」にある伊東家侍住宅でランチをいただきました。妻の友人と一緒だったので、コーヒーをサービスしていただきました。食堂の入口に展示されていた鉢植えのミセバヤ(見せばや)が、淡紅色の小さな花が丸い固まりになって沢山咲いていました。
ミセバヤ(見せばや)ベンケイソウ科 セダム(キリンソウ)属 Sedum seiboldii
「見せばや」は「見せたい」という意味。誰かに見せたいほど花が美しいということからこの名がある。香川県の小豆島に自生のものがあるが、古くから栽培され、また石垣などに野生状態になっているものも見られる。茎は長く伸びて下向きに垂れ、肉厚の丸い葉が3個ずつ輪生する。葉は長さ2~3㎝で粉をふいたような白っぽい緑色。花期は10~11月。茎の先に淡紅色の小さな花が丸い固まりになって咲く。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]