2016年11月9日(水)、一関市弥栄に住んでいる知人の家に行きました。何十年ぶりかで訪ねた家だったので、良くわからず訪ね訪ねしながら目的の家にたどり着きました。
今は誰も住んでいない家があり、サイカチ(皀莢)が、長さ20~30㎝もある捻じれた豆果を沢山付けていました。昔はこの莢(さや)を石鹸がわりに使用したそうです。今でも洗髪に利用している人がいるそうです。
サイカチ(皀莢)マメ科 サイカチ属 Gleditsia japonica
山野に生える落葉高木。河原や水辺に多いが、植えられているものもある。幹には大きな刺があり、刺は枝分かれしている。葉は1~2回偶数羽状複葉で、葉軸には短い軟毛がある。小葉は長さ2~4㎝の長楕円形で、6~12対ある。6月頃、淡黄緑色の小さな花が穂になって咲く。豆果は長さ20~30㎝もあり、捻れている。昔は莢(さや)を石鹸の代用にした。種子は薬用。分布:本州~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]