(上と下2つ)森保〇芳さんの作品。フウセントウワタ(風船唐綿)ガガイモ科 Gomphocarpus(=Asclepias)
南アフリカ原産の半耐寒性多年草。日本では春播き一年草。別名:フウセンダマノキ(風船玉の木)。花期:6~7月。出回り時期:7~10月。
特徴:栽培されるのはフルティコススで、自生地では2~3mになる常緑低木だが、日本では一年草として扱う。ヤナギ(柳)に似た細長い葉が茂り、葉の腋から花柄を出して、乳白色の小さな花を10~15花下向きにつける。秋に風船のように膨らむ直径5~8㎝の果実には、1㎝ほどの毛状の突起が多数ある。枝や茎を切ると白い乳汁が出る。
管理:日当たりと風通しのよい戸外に置き、過湿を嫌うので鉢土の表面が十分乾いてから水やりする。庭植えは日当たりと水はけのよい場所を選び、倒れないように支柱を立てる。用途:鉢植え、庭植え、切り花。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]
2016年10月29日(土)、一関市摺沢市民センター主催の「金野圭助絵画展~水面の詩(うた)~」が、大東コミュニティセンターで開催中でしたので、観に行ってきました。この日は同所で「第45回摺沢地区文化祭」も開催されていましたので観てきました。
(上)1階ロビーで展示されていた龍生派の生け花展。
(上と下4つ)菅原清楓(良子)さんの作品 ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニシキギ科 ツルウメモドキ属 Celastrus orbiculatus
山野に普通に生える落葉つる性木本。葉は互生し、長さ5~10㎝の楕円形。5~6月、黄緑色の小さな花が咲く。果実は直径7~8㎜の球形。黄色に熟すと、3つに割れ、赤い皮に包まれた種子が顔を出す。分布:日本全土。ツルウメモドキの実は、花材としてよく利用される。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
(下4つ)菅原清楓(良子)さんの作品。
フォックスフェイス ナス科 サラヌム属 Salanum mammosum
和名:カナリーナス、ツノナス(角茄子)。熱帯アメリカ原産の非耐寒性常緑低木。樹高は100~200㎝。実径:5㎝。観賞期:10~11月。
特徴:8月に白い花を開花。秋にユニークな形の黄色の実を観賞する。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。耐寒性がないので一年草扱い。タネ播きは2~3月、室内で育苗し5月に定植。3~4本仕立てにし、他の脇芽は取る。追肥が必要。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]