peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町「摺沢地区文化祭」の生け花(その1)2016年10月29日(土)

2016年11月04日 | 植物図鑑

(上と下2つ)森保〇芳さんの作品フウセントウワタ(風船唐綿)ガガイモ科 Gomphocarpus(=Asclepias)

南アフリカ原産の半耐寒性多年草。日本では春播き一年草。別名:フウセンダマノキ(風船玉の木)花期:6~7月。出回り時期:7~10月。

特徴:栽培されるのはフルティコススで、自生地では2~3mになる常緑低木だが、日本では一年草として扱う。ヤナギ(柳)に似た細長い葉が茂り、葉の腋から花柄を出して、乳白色の小さな花を10~15花下向きにつける。風船のように膨らむ直径5~8㎝果実には、1㎝ほどの毛状の突起が多数ある。枝や茎を切ると白い乳汁が出る。

管理:日当たりと風通しのよい戸外に置き、過湿を嫌うので鉢土の表面が十分乾いてから水やりする。庭植えは日当たりと水はけのよい場所を選び、倒れないように支柱を立てる。用途:鉢植え、庭植え、切り花。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]

2016年10月29日(土)、一関市摺沢市民センター主催「金野圭助絵画展~水面の詩(うた)~」が、大東コミュニティセンターで開催中でしたので、観に行ってきました。この日は同所で「第45回摺沢地区文化祭」も開催されていましたので観てきました。

(上)1階ロビーで展示されていた龍生派生け花展

(上と下4つ)菅原清楓(良子)さんの作品  ツルウメモドキ(蔓梅擬)ニシキギ科 ツルウメモドキ属 Celastrus orbiculatus

 山野に普通に生える落葉つる性木本。葉は互生し、長さ5~10㎝の楕円形。5~6月、黄緑色の小さな花が咲く。果実直径7~8㎜の球形。黄色に熟すと、3つに割れ、赤い皮に包まれた種子が顔を出す。分布:日本全土。ツルウメモドキの実は、花材としてよく利用される。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

(下4つ)菅原清楓(良子)さんの作品

フォックスフェイス ナス科 サラヌム属 Salanum mammosum

和名:カナリーナス、ツノナス(角茄子)。熱帯アメリカ原産の非耐寒性常緑低木。樹高100~200㎝。実径:5㎝。観賞期:10~11月。

特徴:8月白い花開花。秋ユニークな形の黄色の実を観賞する。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。耐寒性がないので一年草扱い。タネ播きは2~3月、室内で育苗し5月に定植。3~4本仕立てにし、他の脇芽は取る。追肥が必要。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]


一関市大東町「渋民婦人会」の生け花(その2) 2016年10月29日(土)

2016年11月04日 | 植物図鑑

(上と下)佐藤美喜子さんの作品:花材ひまわり(サンリッチオレンジ)、百合、カーネーション(マリポサ)、行李柳。

ヒマワリ(サンリッチオレンジ)

http://www.floraljapan.co.jp/flower_file/2012/06/post-270.html [ヒマワリ サンリッチオレンジ]

2016年10月29日(土)、用事があってたまたま行った一関市立渋民市民センターで、大東町渋民婦人会の文化祭が開催されていました。玄関付近で「東山郷福もちつき隊」餅つきをしていて、丁度突きあがったところでした。突きたてのお餅を早速ご馳走になってしまいました。

 その後、室内に展示されていた「生け花」から見せていただいたのですが、植物のことなら幾らかわかると思っていたのですが、名前がわからない草花が幾つもありました。(その2) 

(上と下3つ)菊池文代さんの作品:花材はアンスリウム(トリニダート)、オンシジウム(メイフェアートリニティー)、ストック(カルテッドホワイト)、雪冠杉、青ドラセナ。

(上と下4つ)佐藤敏子さんの作品:花材はグロリオサ(ミサトレッド)、リシアンサス(ルセナブルーフラッシュ)、カーネーション(マリポサ)、雪冠杉、行李柳。

リシアンサス(ルセナブルーフラッシュ):「リシアンサス」とは「トルコギキョウ」のことで、下記のWebサイトには ’トルコギキョウ『レイナ』シリーズ『ブルーフラッシュ』が掲載されています。ほかに『レイナホワイト』『ラベンダー』『ピンク』『グリーン』があるようです。

http://www.sakataseed.co.jp/corporate/news/20141023.html[トルコギキョウ『レイナ』シリーズ4品種の種子と苗を発売/2014]