peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町「渋民婦人会」の生け花 2016年10月29日(土)

2016年11月03日 | 植物図鑑

(上と下4つ)芦喜代さんの作品:花材はオリエンタルゆり(テーブルダンス)、アンスリウム(トリニダート)、紫小町ドラセナ

アンスリウム サトイモ科 アンスリウム属 Anthurium andraeanum

和名:オオベニウチワ(大紅団扇)。南アメリカ原産の非耐寒性多年草草丈:30~50㎝。花径:5~20㎝。花色:ピンク、紅、白、墨。開花期:5~10月。

特徴:観葉植物。ハート形の仏炎苞は光沢があり、色も美しい。育て方:直射日光が当たらず高温多湿を好むので、明るい室内で育てる。夏は戸外の日陰で、庭植えも可能。乾燥を嫌うので水やりに注意。冬越しは室内で15℃以上を保つ。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

2016年10月29日(土)、用事があってたまたま行った一関市立渋民市民センターで、大東町渋民婦人会の文化祭が開催されていました。玄関付近で「東山郷福もちつき隊」餅つきをしていて、丁度突きあがったところでした。突きたてのお餅を早速ご馳走になってしまいました。

 その後、室内に展示されていた「生け花」から見せていただいたのですが、植物のことなら幾らかわかると思っていたのですが、名前がわからない草花が幾つもありました。 

(上と下4つ)小崎千歳さんの作品:花材はグロリオサ(ミサトレッド)、ダリア、オンシジューム(メイフェアートリニティ)、アンスリウム(トリニダート)、オクラレルカ、クロトン、青ドラセナ

グロリオサ イヌサフラン(ユリ)科 グロリオサ属 Gloriosa spp.

和名:キツネユリ(狐百合)。アフリカ原産の非耐寒性つる性球根植物蔓の長さ:50~300㎝。花径:10㎝。花色:赤、橙、黄。開花期:6~8月。

特徴:茎は細く葉の先端の巻きひげで支柱に絡む。花弁が反り返る育て方:球根植え付けは4月。水はけのよい用土で鉢に植える。支柱を立てつるを誘引。日なたを好むが夏は半日陰に。過乾燥にも過湿にも弱いので注意。冬は鉢のまま保護。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

(上と下2つ)芦タケ子さんの作品:花材は、オリエンタルゆり(テーブルダンス)、スプレー菊(オリノコ)、カーネーション(マリボサ)、行李柳、ドラセナ

ドラセナ・サンデリアナ リュウケツジュ(リュウゼツラン)科 ドラセナ属 Dracaeana sanderiana

別名:サンデリー。カメルーン原産の非耐寒性常緑低木樹高:10~300㎝。葉色:白斑、黄斑。観賞期:周年。

特徴:室内用観葉植物。茎は直立し長披針形の白斑黄斑がある。育て方:高温多湿、明るい半日陰を好む。丈が伸びたら支柱を立てて倒伏を防ぐ。下葉が枯れたら幹を切り、茎挿しと茎頂挿しで再生する。冬越しは室内で10℃以上を保つ。[講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より]

 


一関市博物館のサンシュユ(山茱萸) 2016年11月3日(木)

2016年11月03日 | 植物図鑑

(上と下5つ)南側に植栽されているサンシュユ(山茱萸)

2016年11月3日(木)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地、館長:入間田宣夫)の第3回目の館長講座が開かれたので、聞きに行って来ました。樹木園に植栽されているサンシュユ(山茱萸)の木が、真っ赤に熟した実を沢山つけていました。(下の5つは西側に植栽されているもの)

サンシュユ(山茱萸)ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis

朝鮮、中国原産の落葉小高木。日本には江戸時代中期に薬用植物として入ってきたが、現在は花木として植えられていることが多い。樹皮は灰褐色で鱗片状に剥がれる。葉は対生し、長さ4~10㎝の卵形または楕円形で、裏面の主脈の基部には褐色の毛が多い。花期3月。葉が出る前に小さな黄色の花が密に集まってつく。早春に黄色の花が咲くのでハルコガネバナ(春黄金花)ともいう。果実長さ1.5㎝ほどの楕円形赤く熟す。乾燥した果実を漢方薬や薬用酒などにする。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市大東町「渋民10区婦人会」の寄せ植え  2016年10月29日(土)

2016年11月03日 | 植物図鑑

2016年10月29日(土)、用事があってたまたま行った一関市立渋民市民センターで、大東町渋民婦人会の文化祭が開催されていました。玄関付近で「東山郷福もちつき隊」餅つきをしていて、丁度突きあがったところでした。突きたてのお餅を早速ご馳走になってしまいました。玄関前に14点ほどの寄せ植えが展示されていましたが、それらのいずれの鉢にも「初恋草」の和名があるレケナウルティア観賞用唐辛子が使われていました。 

(上と下8つ)ハツコイソウ(初恋草)/ レケナウルティア:クサトベラ科の半耐寒性常緑低木

ハツコイソウ(初恋草)/ レケナウルティア クサトベラ科 レケナウルティア属 Leschenaultia spp.

オーストラリア原産の半耐寒性常緑低木。樹高:10~50㎝。花径:2㎝。花色:赤、橙、黄、白、紫。開花期:10~4月。

特徴:乾燥地の植物。5弁花で3弁が大きく、チョウ(蝶)が舞う姿を思わせる。

育て方:日なたを好む。ポット苗はサボテン用土で植えるとよい。凍らない程度の温度で花は長持ちするので、暖かい室内は避ける。花後短く切り詰め戸外で、雨に当てない。                                                                                                                                                                                           [講談社発行「花を調べる花を使う・四季の花色大図鑑」より] 

 (下10点)観賞用トウガラシ(唐辛子)・ホットポップス