2016年11月3日(木)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215番地)に行
きました。昼食のため隣接する「道の駅・厳美渓」のレストランに行ったら、出
入口に販売用のオヤマリンドウ(御山竜胆)&エゾリンドウ(蝦夷竜胆)が展示
されていました。
オヤマリンドウ(御山竜胆)リンドウ科 リンドウ属 Gentiana makinoi :
学名:ゲンチアナ。日本、朝鮮原産の耐寒性宿根草(多年草)。亜高山から高山
の草地などに生える。茎は普通数本が直立し、高さ20~50㎝になる。葉は対生し、
長さ3~6㎝の広披針形で、裏面は白っぽい。花期は8~9月。花はやや小さく、
長さ2~3㎝で、晴れた日でも完全に開くことはなく、つぼみのような状態でいる。
分布:本州(中部地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」
より]
エゾリンドウ(蝦夷竜胆)リンドウ科 リンドウ属 Gentiana triflora var.japonica
山地から亜高山の草地や林の縁、湿地などに生える多年草。茎は赤みを帯びるものが多く、高さは30~80㎝になる。葉は対生し、長さ6~10㎝の披針形で、裏面は白っぽい。9~10月、茎の先や葉のつけ根に青紫色の花が段々になってつく。花は長さ3~5㎝。リンドウの仲間は日が当たっているときだけ花が開くものが多い。切り花用に売られているのはこのエゾリンドウの栽培品。分布:北海道、本州(中部地方以北)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]