peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のセンリョウ(千両)/キミノセンリョウ(黄実千両) 2016年12月21日(水)

2017年01月06日 | 植物図鑑

2016年12月21日(水)、久しぶりに「世界の椿館・碁石」(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。未だ花の数が少ないためか、入館料200円(大人)でした。

出入口を入ると「エントランスホール」があり、四季折々の花卉と椿苗などが展示販売されています。南側のガラス窓の近くに鉢植えのセンリョウ(千両)キミノセンリョウ(黄実千両)が、展示されていました。 

センリョウ(千両)センリョウ科 センリョウ属 Chloranthus glaber

日本、朝鮮半島、台湾、中国、インド、マレーシアなどが原産の半耐寒性常緑低木。果実赤、黄色のものがある。花期:5~6月。結実期:11~2月。植え付け:4~5月、9~10月。

特徴:つぶらな赤い実緑の葉の対比が美しく、縁起をかついだ命名で、正月の飾り付け切り花に欠かせません。初夏に枝先につく小さな花は、花弁も萼もないシンプルなものです。果実が黄熟するもの(キミノセンリョウ)もあります。

管理:葉焼けを避けるために半日陰に植えますが、霜が降りる寒冷地では鉢植えにして冬は室内に置き、5℃以上に保ちます。[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]

センリョウ(千両)センリョウ科 センリョウ属 Chloranthus glaber

暖地の林に生える常緑低木。赤い実が美しく、庭木や花材としてもよく利用されている。高さは50~80㎝になり、幹や枝の節がふくらむのが特徴。葉は対生し、長さ6~15㎝の長楕円形~卵状長楕円形で、光沢がある。花期6~7月。花には花弁がなく、小さくて目立たない。果実直径5~6㎜の球形で、冬に赤く熟す。果実が黄色のもの「キミノセンリョウ」という。正月の縁起木としてマンリョウ(万両)と共によく用いられる。分布:本州(東海地方、紀伊半島)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

(上と下)NHK出版発行「趣味の園芸」2017年1月号(2016年12月21日発行)より


「世界の椿館・碁石」の椿・東方朔(とうぼうさく) 2016年12月21日(水)

2017年01月06日 | ツバキ(椿)

2016年12月21日(水)、久しぶりに「世界の椿館・碁石」(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。未だ花の数が少ないためか、入館料200円(大人)でした。

大温室内の南側の水の無い「観賞池」に架かる橋の傍に展示されている鉢植えの東方朔(とうぼうさく)という名のツバキ(椿)が、桃紅色の一重、椀咲き、中輪のを沢山咲かせていました。

ツバキ(椿)・東方朔(とうぼうさく)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica Tobosaku

[産地]石川。[花]桃紅色の一重、外弁は紅のぼかし、椀咲き、輪芯、中輪。[花期]10~4月。[葉]倒卵、中形。[樹]やや立性、強い。[来歴]西王母の自然実生。金子虎雄の作出、1972年に岩谷宗雪の命名・発表。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]