peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のセントポーリア(その2)  2016年12月21日(水)

2017年01月07日 | 植物図鑑

(上2つ)セントポーリア・チコ

(上4つ)セントポーリア・ミナ

(上2つ)セントポーリア・タロー

(上3つ)セントポーリア・ジェシカ

(上2つ)セントポーリア・?

2016年12月21日(水)、久しぶりに「世界の椿館・碁石」(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。未だ花の数が少ないためか、入館料200円(大人)でした。

出入口を入ると「エントランスホール」があり、四季折々の花卉と椿苗などが展示販売されています。それらの中に様々な花色の花を咲かせた鉢植えのセントポーリアが沢山展示されていました。(その2)

(下2つ)セントポーリア・チコ

(下4つ)セントポーリア・ミナ

(下2つ)セントポーリア・タロー

(下2つ)セントポーリア・ジェシカ

 セントポーリア イワタバコ科 Saintpaulia  別名:アフリカスミレ。草丈:5~20㎝。花色:赤、ピンク、黄、紫、白、緑。花期:周年。植え付け:周年。

アフリカのタンザニア北部付近原産の非耐寒性多年草で、百数十年の間に無数といっていいほどの品種がつくられました。冬の窓辺に置いたときの、レースのカーテン越しの光線が、明るさの目安です。長日植物なので、1日12時間以上の光と一定の温度があれば、花は咲いています。

 種類:最初に営利生産を可能にしたのがラプソディー系で、少ない光量で開花し、短期間で出荷できるようにしたのが、強健なオプティマラ系です。ほかにメロディー系、バレー系などもあります。もっと規模が小さく、少量生産で流通しているのが、大株のスタンダード系、株径15㎝以下のミニチュア系、15~20㎝のセミミニチュア系、這い性のトレイル系、縞柄キメラ系などのファミリー品種です。また、青紫原種系も素朴な魅力があります。

栽培ポイント:入手した鉢花は、まず株を抜いて根を観察します。根が傷んでいたら、根鉢を軽くくずして根を切り詰めます。ミリオンAなどを敷いた上に、セントポーリア専用土で植え付け、たっぷり水やり。汲み置きしして室温に合わせた水は、葉を洗い流すようにして、鉢底から流れ出るまで与えます。乾く前に日に当てると、シミになるので気を付けます。生育適温は16~25℃で、5℃以下では枯れてしまいます。下葉が落ちたところは土を覆うようにしておくと、新根が出てきたところで古根を切り詰められます。繁殖は葉挿しが簡単ですが、キメラ系の模様は出ません。[主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]


「世界の椿館・碁石」のセントポーリア(その1)  2016年12月21日(水)

2017年01月07日 | 植物図鑑

(上3つ)セントポーリア・スージー

(上2つ)セントポーリア・コラ

(上3つ)セントポーリア・インディアナ

2016年12月21日(水)、久しぶりに「世界の椿館・碁石」(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。未だ花の数が少ないためか、入館料200円(大人)でした。

出入口を入ると「エントランスホール」があり、四季折々の花卉と椿苗などが展示販売されています。それらの中に様々な花色の花を咲かせた鉢植えのセントポーリアが展示されていました。(その1)

(下3つ)セントポーリア・スージー

(下2つ)セントポーリア・コラ

(下3つ)セントポーリア・インディアナ

 セントポーリア イワタバコ科 Saintpaulia

アフリカのタンザニア北部~ケニア南部原産の非耐寒性常緑多年草。別名:アフリカスミレ。花期:環境により周年。出回り時期:周年。用途:鉢植え、つり鉢、テラリウム。

特徴:スミレに似た可憐な花で、環境が良ければ室内で一年中花が楽しめる。スタンダード、ミニ、トレイル(這い性)、縞花の各品種があり、花色(赤、桃、橙、白、紫、緑など)、花形、花の形などが豊富。現在2万種以上の品種があると言われ、好みのものを手軽にコレクションすることができる。

管理:直射日光の当たらない明るい窓際で、レースのカーテン越しの陽を1日12時間以上当てる。夏は蒸れないように涼しい場所に置き、鉢土の表面が乾いてからたっぷり水やりする。冬は水を控えて10℃以上に保つ。元気な葉を用土に挿して殖やすことができる。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」より]

(上)セントポーリア各種:山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑「園芸植物」より]


「世界の椿館・碁石」の椿・赤加茂本阿弥(あかかも・ほんなみ)2016年12月21日(水)

2017年01月07日 | ツバキ(椿)

2016年12月21日(水)、久しぶりに「世界の椿館・碁石」(大船渡市末崎町字大浜280番地1)に行ってきました。未だ花の数が少ないためか、入館料200円(大人)でした。

 大温室「ツバキ科の原種」コーナーの傍に展示されていた鉢植えの赤加茂本阿弥(あかかも・ほんなみ)という名のツバキ(椿)が、濃紅色の一重、椀咲き、筒しべの中~大輪の花を沢山咲かせていました。

 ツバキ(椿)・赤加茂本阿弥(あかかも・ほんなみ)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica Aka-kamo-honnami

[産地]愛媛。[花]濃紅色の一重、椀咲き、蕾から雌しべの先端が突出、筒しべの中~大輪。[花期]11~3月。[葉]広楕円、やや大形。[樹]立性。[来歴]小松町旧家の加茂本阿弥の根から生じた突然変異の紅花。1994年に玉置猛が命名・発表。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会・編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]