2021年9月18日(土)発行の「TABIZINE」のWebサイトに”[宮城の難読地名]霊屋下、野蒜、小牛田...いくつ読めますか?」という見出しの記事が掲載されています。
私は、岩手県在住だし、隣県のことだから全部わかっていましたが、九州や四国の人たちはどうでしょうか?
”日本各地には、なかなか読めない難しい地名が多数存在します。地域の言葉や歴史に由来しているものなど、さまざまですが、中には県外の人はもちろん、地元の人でもわからないというものも。今回は宮城県の難読地名を紹介します。あなたはいくつ読めますか? ”
① 霊屋下
「おたまやした」
仙台市青葉区にある地名です。仙台藩祖の伊達政宗公を祀る「瑞鳳殿」は、1637年に2代藩主・伊達忠宗によって創建されました。現在の建物は1979年に再建されたもので、柱には彫刻獅子頭を、屋根には竜頭瓦をあしらい、桃山文化を伝える豪華絢爛な意匠に目を奪われます。
② 野蒜
「のびる」
東松島市にある野蒜は日本三景松島の東部に位置します。松島湾の入口に浮かぶ宮戸島から野蒜海岸の一帯は「奥松島」とも呼ばれ、風光明媚な景色が広がります。野蒜駅近くの奥松島遊覧船案内所から遊覧船が出ており、日本三大渓のひとつ「嵯峨渓」をめぐる船旅が楽しめます。
③ 小牛田
「こごた」
かつて宮城県の北部遠田郡にあった町名で、合併で美里町となりました。現在も駅や公園に小牛田の地名が残っています。小牛田公園には古墳時代中期の「保土塚古墳」や、かつて陸羽東線や石巻線を走っていたSLなども展示しています。桜の名所として春になると多くの人でにぎわいます。
④ 秋保
「あきう」
仙台市太白区秋保町は、古墳時代から続く秋保温泉の温泉宿が連なる旅情あふれる町。温泉街中心から車で約20分ほどの場所には、那智・華厳と共に日本三名瀑に数えられる秋保大滝があります。高さ55メートルから落ちる豪壮雄大な滝は圧巻です。
⑤ 閖上
「ゆりあげ」
東日本大震災の津波で大きな被害を受けた、名取市閖上地区。「かわまちてらす閖上」は地元の事業者、応援者の新たなまちづくりへの願いを込めて、2019年にランドマークとしてオープン。長屋のようにずらりとお店が立ち並び、港町の活気あふれる憩いの場として、地元の特産品などを販売しています。