peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

郡山市のサザンカ(山茶花)

2006年12月26日 | Weblog
福島県郡山市のサザンカ(山茶花) 2006年12月25日


12/25(月)、福島県郡山市郊外の公園に寄ってみたら、サザンカ(山茶花)と思われる花が沢山咲いていました。この日は晴れて暖かくて良い天気でした。






郡山市のカンツバキ(寒椿)またはサザンカ(山茶花)1

2006年12月25日 | Weblog
福島県郡山市のカンツバキ(寒椿)またはサザンカ(山茶花) 2006年12月24日


12/24(日)、福島県郡山市在住の叔母の葬儀に参列するため郡山市に行きました。この日の朝、一関市は雪が降って薄化粧したように山も野原も街中も真っ白になっていたのに、郡山は晴れていました。
 お寺付近の農家の庭先に植えられたカンツバキ(寒椿)と思われる木が紅紫色の花を沢山咲かせていました。でも、もしかしたら「サザンカ(山茶花)」かもしれません。






「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・テンニョノマイ(天女の舞)

2006年12月22日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・テンニョノマイ(天女の舞) 2006年12月14日



12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の「日本産の椿」コーナーに、花を咲かせた鉢植えのツバキ「テンニョノマイ(天女の舞)」が置かれていました。



「世界の椿・碁石」のツバキ・テンニョノマイ(天女の舞)ツバキ科 ツバキ属
Camellia japonica 'Tennyomomai'
「ハゴロモ(羽衣)」から枝変わりとして誕生した濃い紅色花の園芸品種で、花色以外の特徴は「ハゴロモ」と同じとのこと。中~大輪、八重の蓮華咲き。開花期は3~4月。「枝変わり」というのは、植物体の一部の体細胞が突然変異を起こし、他と形質の異なる部分が生じること。
 なお、「ベニハゴロモ(紅羽衣)」というのは、「モシオ(藻汐)」の枝変わりで別系統とのこと。

誠文堂新光社発行の「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

天女の舞(てんにょのまい)神奈川[花]紅色の八重、蓮華咲き、筒しべ、中~大輪、3~4月咲き。[葉]長楕円、中形、波曲。[樹]やや横張り性。[来歴]羽衣の枝変り紅花。1982年頃に沼津市の杉山光伸が発見、村田祗臣の命名・発表。

 なお、昔「舞化粧(まいげしょう)」が「天女の舞」と呼ばれていたそうです。

 舞化粧(まいげしょう)新潟[花]白色の八重~、二段~牡丹咲きと咲分、唐子弁もでる、中~大輪、11~12月咲き。[葉]広楕円、中形。[樹]立性。[来歴]サザンカ人麿と油茶の種間雑種。1982年に萩屋薫の命名・発表。旧名は天女の舞。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿) グランサムツバキ(中国名:大苞白山茶)

2006年12月20日 | Weblog
グランサムツバキ(中国名:大苞白山茶) 2006年12月14日






12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の「原種椿」コーナーに植えてある「グランサムツバキ」が、大きな白い花を沢山咲かせていました。
 名札には、「グランサムツバキ(中国名:大苞白山茶)、花期:11~12月、花色:白色、花形:一重、平開咲き、大きさ:極大輪、産地:香港(九竜)」と書かれていました。






グランサムツバキ(グランサム椿)ツバキ科 ツバキ属 camellia granthamiana
中国大陸・ホンコン(香港)の九竜半島の大帽山に自生する常緑小高木で、日本には昭和37年に渡来したとのこと。
 現在ではIUCN(国際自然保護連合)の「レッドリスト」に指定されている極めて貴重なツバキだそうです。
花期は秋~冬(10~12月)。白い大きな花は15cm位あり、極大輪の花を咲かせる。満開時には花弁が外側に反り返る特徴がある。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿) シシガシラ(獅子頭)/カンツバキ(寒椿)

2006年12月19日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿) シシガシラ(獅子頭)2006年12月14日


12/14(木)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」の入り口付近に、花を沢山咲かせた鉢植えの「シシガシラ(獅子頭)」がありました。

 「シシガシラ(獅子頭)」について、誠文堂新光社発行の「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)」には、下記の通り記載されています。

関西、中部 カンツバキ系 [花]紅色、八重、中輪、12~2月咲き。[葉]倒披針状楕円、中形。[樹]横張り性、強い。[来歴]最も古い記録は、1894年の「園芸会雑誌」であるが、古木は中部に多い。関東で寒椿と呼ぶようになったのは1933年以降。





「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿) その6:カンツバキ(寒椿)2006年1月20日


「世界の椿館・碁石」の温室に沢山の花を咲かせている「カンツバキ(寒椿)中輪、八重 紫紅色」と書かれた名札がついた鉢植えのツバキがありました。




カンツバキ(寒椿)ツバキ科 ツバキ属 Camellia × hiemalis Nakai
原産地がよくわかっていない園芸品種で、関西では「シシガシラ(獅子頭)」とよばれ、古くからよく栽培されているという。

 サザンカの品種のひとつとする説や中国から渡来したとする説、中国産のユチャ(油茶)とツバキとの雑種とする説、サザンカのみから生まれた園芸品種とする説など「シシガシラ」の起源については異説もある。またハルサザンカと同様、カンツバキもサザンカの園芸品種群の中の一系統とされることがある。

 シシガシラ(獅子頭)は、サザンカ(日本原産)とツバキ(日本ほか原産)との交雑によって生まれたとする説が有力で、最近ではシシガシラの形質を受け継いだ品種群をまとめてカンツバキと呼ぶことが多い。

 花期はサザンカよりも遅く、名前のように真冬(11~3月)に次々に花を咲かせる常緑の低木で、枝は横に張り、高さは1.5mほどになる。葉は長さ3~6cmの長楕円形で、表面は濃緑色で光沢があり、ふちには鈍い鋸歯がある。

 花は直径7~9cmで、紅色のほか、白、ピンクなどがある。ほとんどが八重咲きや千重咲き、獅子咲きで、華やかな品種が多いため、現在では広く普及している。

 カンツバキによく似た「タチカンツバキ(立寒椿)」と呼ばれている品種もある。枝は斜め上に伸び、高さは3mほどになるので、生け垣などにも用いられるが、「カンジロウ(勘次郎)」の名で売られていることが多い。花期は11~2月。

 下記のWebサイトには、「タチカンツバキ(立寒椿)」の画像が掲載されていますが、「カンツバキ・カンジロウ(勘次郎)」と記載されています。また、「カンツバキ・ヒメシラギク(姫白菊)」と「カンツバキ・フジノミネ(富士の峰)」の画像も掲載されています。

 http://aquiya.skr.jp/zukan/Camellia hiemalis.html