peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

バンクシア メディア(Banksia media)

2006年12月10日 | Weblog
岩手県立花きセンターのバンクシア・メディア 2006年11月22日


11/22(水)、金ケ崎町六原にある岩手県立花きセンターの「花の館温室」の「南緯40度温室」で「バンクシア・メディア」の花が咲いていました。



岩手県立花きセンターの花々 その5:バンクシア・メディア 2005年12月17日

きのう(12/16)は、朝から晴れて良い天気でしたが、午後3時頃でも外気温は2度ぐらいしかありませんでしたので、一歩も外に出ませんでした。

 きょう(12/17)も朝から陽が射して良い天気です。外気温は、午前10時頃既に2度あります。

 さて、金ケ崎町六原にある岩手県立花きセンターの「花の館」温室の「南緯40度の植物たち」には、テレビ局などが使う音声マイクを思わせる「バンクシア」の花が咲いていました。英名はBottle Blush。

バンクシア(Banksia)ヤマモガシ科 バンクシア属 Banksia media R.Br.

 名札には、「バンクシア メディア Banksia media R.Br ヤマモガシ科 バンクシア属 花は淡黄~黄褐色 芳香 這性の系統もある。分布:オーストラリア南西部」と記載されていました。

 「バンクシア」について詳しいことは、下記のWebサイトに記載されている情報が役に立つと思います。

 http://www.page.sannet.ne.jp/chama/ListAll.htm
[転載:バンクシア属●独特の花の付き方をする種類です。●オーストラリアに75種。●花がゆっくり開花しますので、数ケ月の間が楽しめます。●花は樹上でドライフラワーとなって、山火事の後種子を放出する性質があります。切り花に最適ですが庭木にも抜群です。]
http://www.page.sannet.ne.jp/chama/zaikohyou1.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2

http://www.botanic.jp/plants-ha/banrob.htm

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/banksia-ericifolia.html

アロン社一関工場(一関市東台)のクリスマス・イルミネーション(電飾)

2006年12月08日 | Weblog
アロン社一関工場のクリスマス・イルミネーション点灯 2006年12月8日


12/4付地元紙「岩手日日」に”師走の夜を一足早く温かな光で演出しようと、アロン社(本社東京都港区、大屋澄夫代表取締役)一関工場=一関市東台=で30日からクリスマスイルミネーションの点灯が始まった。一関工業団地内の交差点に面した同工場敷地内に約3万個の電球や発光ダイオード(LED)を飾り付け、28日までの期間中は見学用に同工場駐車場を夜間一般開放する。~イルミネーションの点灯時間は午後5~9時。”と報道されたので、きょう(12/8)見に行ってきました。

高さ9mある3本のポール中央に設けられたツリーは、今年新たに購入した青色LED8000個で作った物だそうで、ひときわ鮮やかさを放っていました。





 

ヒイラギ(柊)/オニノメツキ(鬼の目突き)

2006年12月06日 | Weblog



12/3(土)、一関文化センター・中ホールで”見る・知る・語る「骨寺村荘園遺跡」シンポジウム”が開かれたので、妻と共に参加しました。少し早く着いたので、庭に植えられている木などを見ていたら、ヒイラギ(柊)が白い小さな花を咲かせていました。

「平泉の文化遺産を世界遺産へ」を合言葉に、来る平成20年の世界遺産登録に向けて様々な取り組みが行われているのですが、この催はその一環で、「開催趣意書」には次の通り記載されていました。

"「骨寺村荘園遺跡」は、調査が進むほどに学術的な価値が増し平泉の文化遺産のコアゾーンとして高い評価を得ています。ところが現状では、市民の「骨寺村荘園遺跡」に対する理解、認識は誠に不充分なものと感じられます。この地域が誇れる世界の宝「骨寺村荘園遺跡」について、市民一人一人が理解を深め、その価値を認識し、地域の誇りとして守りはぐくむ心を醸成するため、シンポジウムを開催いたします。とりわけ、景観を維持しながら生活を続けていく本寺地区の皆様への支援策の検討や、「骨寺村荘園遺跡」の将来的な活かし方など、地元民間ならではの視点を大きな切り口といたします。”





ヒイラギ(柊)/オニノメツキ(鬼の目突き)モクセイ科 モクセイ属 Osmanthus heterophyllus
暖地の山地に自生する常緑小高木で、高さは4~8mになる。庭木や生垣としてもよく植えられている。この木は邪気を払うといわれ、節分の日に枝葉を門口に挿す風習がある。別名:オニノメツキ(鬼の目突き)。

葉は有柄で対生し、長さ4~7cmの楕円形で厚い革質、表面は薄緑色で光沢がある。若木の葉には縁に先が刺状になった鋭い大型の鋸歯があるが、老木になると全縁になるものが多い。

 10~11月、葉のつけ根に白い小花が束になって多数つき、芳香がある。花1個の直径は約5mm。雌雄別株。

果実は長さ1.2~1.5cmほどの楕円形で、翌年7月、黒紫色に熟す。分布:本州(福島県以西)、四国、九州、沖縄

なお、クリスマスに飾る「セイヨウヒイラギ」や「シナヒイラギ」は、モチノキ科で遠縁。

一関市川崎町のクリスマス・イルミネーション(電飾)

2006年12月04日 | Weblog

12/4(月)、きょう付の地元紙「岩手日日」に”気分は早くもクリスマス~小雪の中、電飾点灯 一関・川崎という見出しの記事が掲載されたので、見に行ってきました。
一関市川崎町薄衣(うすぎぬ)の国道284号線沿いの21P駐車場(「道の駅・かわさき」の向側)に設置されたイルミネーション(電飾)で、色鮮やかなクリスマスツリーや2頭のトナカイが引くソリに乗ったサンタクロースが夜の闇を彩っていました。

サンタクロースは横25m、高さ3mのジャンボサイズ、クリスマスツリーは高さが7m、下幅5.5mとのこと。

イルミネーション(電飾)は12/25まで(午後5~10時)点灯し、12/23にはクリスマスパーティー「寄って見NIGHT」も開催し、師走の町ににぎわいを創出するのだそうです。
一関市川崎町薄衣のクリスマス・イルミネーション(電飾) 2006年12月4日







12月に咲いていたヤブツバキ(藪椿)

2006年12月02日 | Weblog




12/2(土)、きょう奥州市水沢区大手町にある奥州市役所に行ったら、構内に植えられているツバキが花を咲かせていました。よく見ると「ヤブツバキ」と書かれた名札が付けてありました。
 岩手県の内陸部で、12月に花を咲かせているヤブツバキ(藪椿)を見たのは初めてです。








ヤブツバキ(藪椿)/ツバキ(椿)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica
日本の代表的な花木のひとつで、古くから庭や公園などに広く植えられている。常緑高木で、高さはふつう5~15mだが、15mに達することもあるという。樹皮は灰白色でなめらか。葉は有柄で互生し、長さ5~12cmの楕円形~長卵形で、厚くてかたく、縁には細かい鋸歯がある。表面は光沢があり、裏面は淡緑色。

花期は12~5月。花はふつう枝先に1個つき、紅色で直径3~6cmの杯状。葯は黄色で花弁はふつう5弁。花色は変異が大きく、濃紅、淡桃、白もある。花弁の基部と雄しべの下部はくっついていて、散るときは一緒にポトッと落ちる。

果実(果)は直径4~5cmの球形で、熟すと3つに割れる。中には2~3個の種子が入っており、この種子から椿油をとる。「ヤマツバキ」とも呼ばれる。
分布:本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国

ツバキ属のうち、ヤブツバキ(藪椿)やその類似種、それらの系統の園芸品種を「ツバキ」というそうですが、花は本来一重咲きで花弁の下部は互いに合着し、雄しべは筒状でその基部は花弁と接合する。このため園芸品種の一部を除き、花弁と筒状の雄しべは雌しべを残して落下する。

 アジアに33種自生するうち、日本で広く見られるのは標準和名を「ツバキ」というヤブツバキで、本州、四国、九州の主に海岸近くの丘陵や山地に自生する。しかし、古代から観賞用に植え、また種子からツバキ油を搾って整髪用や灯油、薬用にするなど、生活に利用するためにも各地に植栽されてきたという。