peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

デンドロビウム(Dendrobium)

2007年03月22日 | Weblog
一関市川崎町のデンドロビウム(Dendrobium)
 2007年3月20日




2007年3/20(火)、一関市川崎町薄衣字諏訪前にある「川崎町生涯学習センター」に行きました。
ちょうど昼時になったので、すぐ隣にある「三季」というレストランに入りました。
出入口に鉢植えの「デンドロビウム」と思われるランが咲いていました。








また、中に入ると出窓の所にも同じような鉢植えのランが沢山花を咲かせていました。





ラン(蘭)・デンドロビウム(Dendrobium)ラン科 セッコク属 Dendrobium
熱帯アジアからニュージーランドにかけて広範囲にかけて分布する多年草。1500以上の原種があるといわれ、日本に自生する「セッコク(石斛)も同じ仲間で、太い茎に竹と同じような節があり、節に葉がつく。
形態は非常に多様で、よく見られる園芸品種は、花芯が濃色で花が密集する「ノビル(D.nobile)系」と、ファレノプシスに似た花をまばらにつける「ファレノプシス(D.phalaenopsis)・デンファレ系」。

「ノビル系」は草丈20~80cm、花径3~8cm、花色はピンク、赤紫、黄、白、淡紫など。比較的寒さに強く、バルブ(偽鱗茎)の各節に花をつけるのが特徴。

「デンファレ系」は草丈60~80cm、花径5~8cm、花色はローズ、白、赤、ストライブなど。毎年、同じバルブの先に花茎をつけるのが特徴だが、高温多湿を好み、育てにくいとのこと。

世界の椿館・碁石のツバキ(椿)・「肥後京錦(ひごきょうにしき)」

2007年03月21日 | Weblog
世界の椿館・碁石のツバキ・「肥後京錦(ひごきょうにしき)」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室内に「肥後京錦(ひごきょうにしき)」という名のツバキが花を咲かせていました。
 花は、白地に紅の縦絞りが入っているのですが、花の感じが違うものもありました。「枝変わりが出やすい。」そうです。名札(プレート)には下記の通り書かれていました。

「肥後京錦(ひごきょうにしき)花期:4月、花色:白色、大きさ:小~中輪、産地:肥後」




下記の花は「肥後京錦の枝変わり」である「御国の誉(みくにのほまれ)」に似ています。

ツバキ・「肥後京錦(ひごきょうにしき)」ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica
"Higo-kyonishiki"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

 肥後京錦(ひごきょうにしき)熊本 [花]白地に紅の大小の縦絞りが入る一重、平開咲き、花糸白色、梅芯、中輪、3~4月咲き、枝変りが出やすい。[葉]楕円、中形。[樹]横張り性、強い。[来歴]1912年の肥後銘鑑に記載がある古い品種。

 御国の誉(みくにのほまれ)熊本 [花]濃桃地に紅の縦絞りと白覆輪が入る一重、平開咲き、花糸黄白→紅色、梅芯、中輪、3~4月咲き。[葉]楕円、中形。[樹]立性、強い。[来歴]肥後京錦の枝変り。1960年に肥後椿協会の認定品種。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・タロウアン(太郎庵)

2007年03月19日 | Weblog
世界の椿館・碁石のツバキ・「太郎庵(たろうあん)」
 2007年2月27日





2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に
行きました。大温室の「わびさび(茶花椿)の景」コーナーに、淡桃
色の花を咲かせた「園芸太郎庵」という名のツバキが展示されていま
した。図鑑に掲載されているものと比べて、花の色が白っぽいと思い
ました。
名札(プレート)には、「園芸太郎庵(えんげいたろうあん)/旧名
:太郎庵(たろうあん)花期:11~4月、花色:淡桃色、大きさ:中輪、
産地:中部」と書かれていました。





ツバキ・「太郎庵(たろうあん)」ツバキ科 ツバキ属
 Camellia japonica "Tarou-an"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会
・編)には、下記の通り記載されています。

 太郎庵(たろうあん)愛知 [花]淡桃色、一重の抱え~筒咲き、
筒しべ、中輪、11~4月咲き。[葉]楕円、中形、強く波曲。
[葉]やや横張りの垂れ性。[来歴]大正期の作出とされるが、関戸
太郎庵の出現でその人気に押された。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「細雪(ささめゆき)A」

2007年03月15日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「細雪(ささめゆき)A」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室の中に「細雪(ささめゆき)」という名のツバキが白い花を咲かせていました。
名札(プレート)には、「細雪(ささめゆき)花期:2~4月、花色:白色、大きさ:極小輪、産地:中部」と書かれていました。
「細雪(ささめゆき)」には、「細雪A」と「細雪B」があるようですが、「細雪A」のようです。




ツバキ・「細雪(ささめゆき)A」ツバキ科 ツバキ属 Camellia "Sasameyuki-A"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

 細雪A(ささめゆきA) 愛知 [花]白色の一重、やや抱え咲き、筒しべ、極小輪、1~4月咲き。[葉]長楕円、小形、葉柄はBよりも細い。[樹]叢生、伸長は遅い。[来歴]中部の古花、初め胡蝶白侘助と呼ばれた。1971年に改名。

早春の大雪/雪の花 2007年3月12日&13日

2007年03月13日 | Weblog
早春の大雪/雪の花 2007年 3/12&3/13




2007年3/12(月)、新聞休刊日であることを忘れてしまっていて、新聞を取りに行って外を見たら、雪が10cmほども積っていました。今冬の積雪は3~4回ぐらいしかありませんでしたので、1、2を争う大雪です。
 既に雪掃きをしている人がいましたので、私も仕度をして雪はきをしました。






早春の大雪/雪の花 2007年3/12&3/13
3/13(火)付地元紙「岩手日日」には、”春めいて…冬に逆戻り 断続的に雪降り 千厩(一関)、今年初の真冬日”の見出しで、下記のような記事が掲載されていました。

”12日の一関・両磐地方は、発達した低気圧の影響による強い冬型の気圧配置のため、季節外れの雪が断続的に降り続く肌寒い一日となった。盛岡地方気象台によると、一関市の千厩で最高気温が氷点下0.9度と今年初の真冬日を記録。積雪は同市厳美町の祭畤(まつるべ)で58cm(午後3時現在)に達し、24時間で42cmもの降雪量となった。
東北道は雪のため、11日深夜から一関ー鹿角八幡平インターチェンジ(IC)間が上下線とも通行止めとなり、同市赤荻(あこうぎ)の一関IC付近や市内の国道4号は、水沢IC以南の通行止めが解除された12日午前11時40分まで渋滞が続いた。
同気象台によると、県内は13日も冬型の気圧配置が続き、引き続き雪や風に注意が必要としている。”(「まつるべ」は、積雪の多い所として知られており、スキー場もあります。)