peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「昭和の誉(しょうわのほまれ)」

2007年03月12日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「昭和の誉(しょうわのほまれ)」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室の中に、大輪の白い花を咲かせた大きな鉢植えのツバキが展示されていました。
名札(プレート)には、「昭和の誉(しょうわのほまれ) 白、一重、平開咲き、輪芯、大輪、3~4月咲き。」と書かれていました。





「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「紅侘助(べにわびすけ)」

2007年03月08日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「紅侘助(べにわびすけ)」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室の中に「紅侘助(べにわびすけ)」という名札をつけた鉢植えのツバキが展示されていました。

 ツバキは茶道の興隆とともに、庭に多く植えられるようになったといわれ、京都の寺院には室町時代から伝わる最も古いと思われる品種が、いくつか生き続けているとのことです。
 茶花としては清楚なワビスケ(侘助)の系統が喜ばれたそうです。ワビスケ系の来歴は、中国原産または雑種起源のものが渡来したともいわれるが、よくわかっていないそうです。
ワビスケの系統は花弁が広がらず、花も葉も小ぶり。花は小形の筒状で、子房に毛が生えていることが特徴とか。白侘助、紅侘助、胡蝶侘助、太郎冠者、数奇屋などの品種があるとのこと。






ツバキ「紅侘助(べにわびすけ)」ツバキ科 ツバキ属 Camellia"Beni-wabisuke"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

 紅侘助(べにわびすけ)関東 [花]紅~桃紅色の一重、筒咲き、侘芯、小輪、12~3月咲き。[葉]長楕円、小~中形、葉縁は外曲し少し捩れる。[樹]横張り性。[来歴]伊藤「椿花集」(1879)に載る。茶花として愛用されている。類似に寒咲赤侘助(関西)。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「佐渡侘助(さどわびすけ)」

2007年03月08日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「佐渡侘助(さどわびすけ)」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室の「わびさびの景」というコーナーに「佐渡侘助」「数奇屋」「胡蝶侘助」「一子侘助」などが植えられた一角があり、「佐渡侘助」も咲いていました。
入場するとき頂いたパンフレットには、下記の通り記載されていました。

 ”わびさびの景 日本で椿が植えられるようになったのは足利時代といわれ、織豊時代は茶の湯を背景に「わびさび」を主張する素朴で清楚な一重の花が珍重されました。そんな閑寂な趣をねらってみました。”

なお、名札(プレート)には、「佐渡侘助(さどわびすけ)花期:2~4月、花色:紅色、大きさ:極小輪、産地:東京・埼玉」と書かれていました。





ツバキ「佐渡侘助(さどわびすけ)」ツバキ科 ツバキ属 Camellia"Sado-wabisuke"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

 佐渡侘助(さどわびすけ)新潟 [花]紅色の一重、猪口咲き、侘芯、極小輪、3~4月咲き。[葉]楕円、小形、反曲。[樹]横張り性、弱い。[来歴]佐渡の野生ヤブツバキの枝変り、1970年に長尾長治らの発見。別名は少納言。

「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「グリジシー(十里香)」(中国名:長弁短柱茶)

2007年03月07日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「グリジシー(十里香)」(中国名:長弁短柱茶)
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行きました。大温室の「海外産の椿」コーナーに「グリジシー(十里香)」という名の白くて小さな花を沢山つけたツバキが植えられていました。咲き終わった花が沢山ついていたのが印象に残りました。
名札(プレート)には、下記の通り記載されていました。

 グリジシー(十里香)C.grijisii 中国名:長弁短柱茶 花期:12~4月、花色:白色、花形:一重、平開咲き、大きさ:極小輪、産地:福建、江西、湖北





「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿)・「一筋(ひとすじ)」

2007年03月07日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のツバキ・「一筋(ひとすじ)」
 2007年2月27日




2007年2/27(火)、大船渡市末崎町にある「世界の椿館・碁石」に行ってきました。大温室の出入口付近に鉢植えにされた「一筋(ひとすじ)」という名のツバキが花を沢山咲かせていました。
名札(プレート)には、「一筋(ひとすじ)紅色、小~中輪、4月咲き」と書かれていました。







ツバキ「一筋(ひとすじ)」ツバキ科 ツバキ属 Camellia"Hitosuji"
誠文堂新光社発行「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(日本ツバキ協会・編)には、下記の通り記載されています。

 一筋(ひとすじ) 江戸 [花]紅地に白筋の入る八重~千重咲き、外弁は大きく内弁は漸次小さくなる、小~中輪、4月咲き。[葉]長楕円、中形。[樹]立性。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に記載。