2015年2月21日(土)、東北歴史博物館で開催中[1/24(土)~3/12(木)]の特別展「東日本大震災復興祈念・みちのくの観音さま~人に寄り添うみほとけ」を見るために、妻に連れられて宮城県多賀城市にでかけました。特別展の見学は午前中で済ませ、午後からは塩釜神社(塩釜市一森山1番地)を参拝してきました。塩釜神社から300mほどの所にある志波彦神社の傍にあるヤブツバキ(藪椿)思われる樹木が紅色の花を沢山つけていました。
(上と下)東北歴史博物館はJR東北本線国府多賀城駅のすぐ傍にあります。特別展を見た後、妻が是非行きたいという塩釜神社・志波彦神社、御釜神社に向かいました。
(上と下2つ)塩釜駅は隣の駅なので、2分ほどで到着です。ホームから線路の下を潜って駅舎(改札口)に向かいます。駅舎裏の庭に朱色の鳥居が建てられていました。塩釜神社を参拝する人たちが利用する駅だからでしょうか?
(上3つ)塩釜神社までは、歩いても大した距離ではないようですが、バスを探しました。土曜日曜祝日などは運休のバスもあって良くわからないので、客待ちのタクシーを利用しました。
(下)車は階段を登れないので、かなり迂回して塩釜神社の社務所前に到着しました。(1,080円だったような気がいます。)社務所前には大きな無料駐車場がありました。(第1駐車場、トイレあり)
(上と下3つ)御文庫(旧鐘楼堂):この神社で最も古い建築物で、室町時代の建物だそうです。
(下3つ)御文庫の傍に植えられているヤブツバキ(藪椿)と思われる樹木が、紅色の花を沢山付けていました。
(下)志波彦神社の拝殿の前からは、塩釜港が良く見えました。塩釜港は昭和30年代に埋め立てが行われ、子規が訪れた頃より海岸線は700mほど遠ざかったそうです。
(下3つ)昭和天皇の御製歌碑:昭和天皇陛下御在位60年を奉祝して、昭和61年4月に建立されたものだそうです。’さしのぼる 朝日の光へだてなく 世を照らさむぞ わがねがひなる’と刻されています。
(下)塩釜神社の境内に延喜式内社・志波彦神社が鎮座する。志波彦神社はもと宮城県岩切村(仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座され、「延喜式」に収められている陸奥国百社の名神大社として、朝廷の尊信殊の外厚いものがあったそうです。(塩釜神社博物館から直線上にある大鳥居)
(上)志波彦神社・拝殿と手水舎:志波彦神社はもと仙台市宮城野区岩切冠川(かむりがわ)七北田川(ななきたがわ)の畔に鎮座、明治7年12月24日に塩釜神社の別宮に遷し祀られました。現在地に造営・遷宮したのは昭和13年(1938)9月だそうです。
http://www.sendaimiyagidc.jp/sight_pps/d_tourist.php?id=0000000221 [仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会公式サイト:志波彦神社・塩釜神社]
(上)志波彦神社・拝殿:本殿、拝殿ともに朱黒の極彩色塗りで、昭和38年塩釜市の文化財に指定されたそうです。祭神は志波彦大神で、「延喜式」の神名帳に記載されている2861社の中でもわずか225社しかない「名神大社」という格別の崇敬を朝廷より受けていた神社だそうです。
(下)部厚い板状の稲井石:東参道(裏坂)は稲井石の石畳になっています。
http://www.shiogamajinja.jp/ [ 東北鎮護・陸奥国一宮 塩釜神社公式サイト]
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