ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

カフェの風景

2010年11月04日 | Weblog


ある昼下がりのフレンチカフェ。

60代の外人二人。ハラミステーキと赤ワインのキャラフ。一人は、外人には珍しく、一杯飲んだだけで顔が真っ赤で、すっかりおつかれ状態となってしまった。

三人家族。男の子は小学五六年。この店には珍しい年代、観光客か?緊張の面持ちで最後まで行儀よく食べていたが、決して楽しそうではなかった。

四人グループ。その内三人は外人。三人の内の一人はアジア系で、フィリピーナ風、彼女だけは日本語もペラペラ。メニューを決めるときに、「鰺のポワレ」のポワレの意味が分からなくて盛んに店の人に聞くが、店の店員さんがこれまた適切に答えられず、フライパンで焼いたものですとか言っているが、ソテーと答えれば済むのに、とそのやりとりを聞いていて思った。それより、20代後半から30代前半と思しき女子グループの誰もポワレを知らないことに驚いた。日本人とアメリカ人の組み合わせのようだったが、一般的アメリカじゃあこんなものなのだろうか。

と、いろんな人間を観察するのもカフェでの楽しみであります。
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