畑で採れた、キャベツ、ブロッコリー、にんにくを使って「キャベツとブロッコリーのパスタ」を作る。元元はキャベツとアンチョビのパスタであるが、折角自家製ブロッコリーがあるのでそれも投入しての「キャベツとブロッコリーのパスタ」である。ついでに、自家製ジェノベーゼソース(松の実の代わりにくるみを使った)もあったのでそれも投入。これは、そろそろ賞味期限が来そうなので使わなければという事情があったのだ。自家製だけに、表面が直ぐに茶色くなって見かけは不味そうだが、味は大して変わらない。更に、余計な物は入ってないので安心だが、黴には注意だ。
野菜とパスタ(フェデリーニ)を一緒にゆで、別にフライパンでにんにくとアンチョビ(ペースト)を炒めて合わせるだけの(今回はそこにジェノベーゼソースも)簡単なものだが、最近感じるのは、パスタは簡単なものほど美味いということだ。ただ調理は簡単でも、その分、それぞれの素材、使う量、タイミングと微妙なものが出来に大きく影響するという、簡単故逆に難しいという逆説的状況が新たに生じる。すべてが揃ったときは本当に美味いと思うが、ちょっと茹で過ぎ、オイルが多すぎなど、そんなことがちょくちょく起きるのが素人の悲しさである。で、今回のパスタは、塩気が少々足らないというのがあったが、まあまあ美味いというものだった。キャベツのぎゅっと詰まった芯の部分が結構美味い。
写真は、パスタとは全く関係ない、「塀に型押しする木」である。