トンボ第三号は、いまだ現れず。
夜見た時、色もなにやら黒っぽくなってじっと動かな
いヤゴがいたから、多分あれが第三号になるのではな
いかと思っている。
「ホテイ草」は、いよいよカブ分れしだした。
投入してから、一ヶ月以上経ってやっと定着したよう
だ。
このままの勢いで増えすぎたら、それはそれでこれま
た困るが。
「ヒメダカ」は、何度も卵を産んでいるようだが、孵
化した気配が一向に見えない。
大人のメダカは直ぐ食べてしまうらしいが、そういう
ことなのだろうか。
「アオミドロ」も増えてきたし、「ホテイ草」はあるし、
投入した覚えの無い「フサモ」のような水草も知らぬ
うちに育ってるし、隠れる場所には困らないはずだが、
今後の推移を見守るしかない。
「滝壺ビオトープ」を囲う岩のくぼみには、流失した
土がたまっていて、そこが「ワラジムシ」の巣となって
いるのだが、ここのところその数が凄い。
前々から思っていたが、彼らの繁殖力はかなりのもの
だ。
その土の半分以上は落ち葉なので、餌にはこまらない
ということだと思うが、「ワラジムシ」がうようよい
る光景は、まあ、一般的には気持ちよくは無いだろう。
それに伴ってアリがいやに活発になってきて、始めは
その「ワラジムシ」の卵でも狙ってるのかと思ってい
たが(実際、何かの卵を担いでいるのだ、しかも自分
達の卵にしては三四倍とかなり大きい)、ワラジムシ
の卵と言うのは、卵嚢で体の内側に抱えているらしい
ので、そういうことではなさそうだ。
そう言えばこの前、その卵が100個近く、6センチほど
の陶器製のカエルの下にかたまっていた。
そこは石の上。
アリがうじゃうじゃいたので、持ち上げてみて判った
のだ。
一体あの卵は、誰のもの?