創立20周年記念 札幌西区オーケストラ 第20回定期演奏会
2006.6.10(土)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara 大ホール, 入場無料
指揮 白石一弘, パート 1st Violin
ベートーヴェン : 歌劇「フィデリオ」序曲
ハイドン : トランペット協奏曲 変ホ長調
トランペット独奏 前川和弘(札幌交響楽団)
マーラー : 交響曲第5番 嬰ハ短調
アンコール マスカーニ : カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
・20周年記念、とのことで大曲・難曲マーラー5番を演奏。2年前から練習を開始し、前プロは事前の演奏会でやっておくという念の入れよう。ここしばらくは明けても暮れてもマーラー尽くし、の感がありました。
・フィデリオ:マラ5の影に隠れてましたが、これもVnにとってはかなりの難曲(イヤラシイ)です。恐怖の高速シンコペ、迷子にならずどうにかしのぎました。本番は引き締まったよい演奏だったと思います。
・トラコン:スケジュールが合わず、ほとんどこの曲の練習には出られなかったので、ひたすら邪魔しないことを第一に考えました。3楽章の前半に、作曲家の嫌がらせとしか思えないイヤラシイフレーズが。きちんと弾くのは早々にあきらめ、拍の頭のみ弾いて対応。
・マラ5:休憩明けの指揮者の入場時、シンとした中、突如舞台裏からトランペットのファンファーレが・・・「な、なんだ!?聞いてないぞ?」と団員もザワザワと。後で、プログラムを見てみると、「《レオノーレ》のほうには、舞台裏で演奏される有名なトランペットのソロがあります(本日もこっそり聴こえてくるかも??)。」とのことでした。
・1楽章:この曲はとにかく冒頭が緊張しますね。当事者じゃなくとも、祈るような気持になります。「どうかはずしませんように・・・」 結果うまくいってよかった。
・2楽章:最後のVn Soloうまくいってホッ。
・3楽章:Hrn Solo(すばらしかった)のあたりで、天井(客席?)から「カシャーン!!」と照明でもおちてくるんじゃないかというすごい音がしましたが、あれは何だったんだろう・・・
・4楽章:ここで疲労のピーク。楽譜が緑がかって見えました(←ヤバイ)。
・5楽章:「あぁ!やっと終わる!!」喜び勇んで楽しく少々オカシなテンションで弾きました。
・アンコール:「熱く弾いてください!!」指揮者の指示通り熱演。聴衆の評判はよかったようです。
・諸事情により、当初のVaから1stVnにパート変更がありました。前回(札幌市民オケ99年)も1stVnだったので、かなり助かった。前回は全く手も足も出ませんでしたが、今回も弾けないなりにもいくらかはマシになっていました。楽譜が見やすかったのが大きいかもしれません(前回は最悪だった)。
・全体として、失礼な言い方かもれませんが、ここまできちんとマラ5を演奏できるとは思いませんでした。明らかにどこかのパートがオちたとか、止まりそうになったとか、身の毛もよだつような瞬間はなく(気づいてないだけ?)、安定感があったと思います。個々の団員の相当な努力があったことが伺われます。
・プログラム:指揮者による曲目紹介より「マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 中学生のある日、吹奏楽部の練習をしていると顧問の先生がやってきて、「この曲聴いてみて」と当時発売されて間もないCDプレーヤーにピカピカ光ディスクを入れました。やがてスピーカーから流れ出したのはトランペットのファンファーレで、それが盛り上がると物凄い大音量でオーケストラのTuttiが鳴り響きました。これが私とマーラーの交響曲第5番との初めての出会いで、そのときの衝撃と音は20年以上経った今でもはっきりと印象に残っています。ショルティ指揮シカゴ交響楽団の1970年録音盤、主席トンランペット:アドルフ・ハーセス、ソロホルン:デイル・クレヴェンジャーという、おそらく史上最強の金管セクションを擁する鉄壁のアンサンブルは、血気盛んな若者を完全に魅了し、以来、私の目標であり続けています。「いつかこの曲を演奏してみたい・・」という思いが実現し、本日このような場で演奏させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。」
「これを先に言ってくれぇ・・・」 指揮者の演奏曲にかける思いがひしひしと伝わってきます。が、これを読んだのは演奏終了後・・・ いい加減に弾いたという訳ではなく、先に読んだからといってもっと上手に弾けたかどうかも謎ですが、モチベーションは絶対に違っていたと思われます。悔やまれる。
・写真:舞台裏のテーブルとMy楽器。楽器を置く用にコルクになっています(ここでしか見ない)。
・客数1313名[公式発表]:よさこいがあり、曲目もあまり一般受けしないと思われたにもかかわらず、結構たくさん入った。固定客(西オケファン)が増えている。入場無料が効いている。実はマーラーは人気がある。等が要因か。
2006.6.10(土)18:30開演, 札幌コンサートホール Kitara 大ホール, 入場無料
指揮 白石一弘, パート 1st Violin
ベートーヴェン : 歌劇「フィデリオ」序曲
ハイドン : トランペット協奏曲 変ホ長調
トランペット独奏 前川和弘(札幌交響楽団)
マーラー : 交響曲第5番 嬰ハ短調
アンコール マスカーニ : カヴァレリア・ルスティカーナより間奏曲
・20周年記念、とのことで大曲・難曲マーラー5番を演奏。2年前から練習を開始し、前プロは事前の演奏会でやっておくという念の入れよう。ここしばらくは明けても暮れてもマーラー尽くし、の感がありました。
・フィデリオ:マラ5の影に隠れてましたが、これもVnにとってはかなりの難曲(イヤラシイ)です。恐怖の高速シンコペ、迷子にならずどうにかしのぎました。本番は引き締まったよい演奏だったと思います。
・トラコン:スケジュールが合わず、ほとんどこの曲の練習には出られなかったので、ひたすら邪魔しないことを第一に考えました。3楽章の前半に、作曲家の嫌がらせとしか思えないイヤラシイフレーズが。きちんと弾くのは早々にあきらめ、拍の頭のみ弾いて対応。
・マラ5:休憩明けの指揮者の入場時、シンとした中、突如舞台裏からトランペットのファンファーレが・・・「な、なんだ!?聞いてないぞ?」と団員もザワザワと。後で、プログラムを見てみると、「《レオノーレ》のほうには、舞台裏で演奏される有名なトランペットのソロがあります(本日もこっそり聴こえてくるかも??)。」とのことでした。
・1楽章:この曲はとにかく冒頭が緊張しますね。当事者じゃなくとも、祈るような気持になります。「どうかはずしませんように・・・」 結果うまくいってよかった。
・2楽章:最後のVn Soloうまくいってホッ。
・3楽章:Hrn Solo(すばらしかった)のあたりで、天井(客席?)から「カシャーン!!」と照明でもおちてくるんじゃないかというすごい音がしましたが、あれは何だったんだろう・・・
・4楽章:ここで疲労のピーク。楽譜が緑がかって見えました(←ヤバイ)。
・5楽章:「あぁ!やっと終わる!!」喜び勇んで楽しく少々オカシなテンションで弾きました。
・アンコール:「熱く弾いてください!!」指揮者の指示通り熱演。聴衆の評判はよかったようです。
・諸事情により、当初のVaから1stVnにパート変更がありました。前回(札幌市民オケ99年)も1stVnだったので、かなり助かった。前回は全く手も足も出ませんでしたが、今回も弾けないなりにもいくらかはマシになっていました。楽譜が見やすかったのが大きいかもしれません(前回は最悪だった)。
・全体として、失礼な言い方かもれませんが、ここまできちんとマラ5を演奏できるとは思いませんでした。明らかにどこかのパートがオちたとか、止まりそうになったとか、身の毛もよだつような瞬間はなく(気づいてないだけ?)、安定感があったと思います。個々の団員の相当な努力があったことが伺われます。
・プログラム:指揮者による曲目紹介より「マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調 中学生のある日、吹奏楽部の練習をしていると顧問の先生がやってきて、「この曲聴いてみて」と当時発売されて間もないCDプレーヤーにピカピカ光ディスクを入れました。やがてスピーカーから流れ出したのはトランペットのファンファーレで、それが盛り上がると物凄い大音量でオーケストラのTuttiが鳴り響きました。これが私とマーラーの交響曲第5番との初めての出会いで、そのときの衝撃と音は20年以上経った今でもはっきりと印象に残っています。ショルティ指揮シカゴ交響楽団の1970年録音盤、主席トンランペット:アドルフ・ハーセス、ソロホルン:デイル・クレヴェンジャーという、おそらく史上最強の金管セクションを擁する鉄壁のアンサンブルは、血気盛んな若者を完全に魅了し、以来、私の目標であり続けています。「いつかこの曲を演奏してみたい・・」という思いが実現し、本日このような場で演奏させていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。」
「これを先に言ってくれぇ・・・」 指揮者の演奏曲にかける思いがひしひしと伝わってきます。が、これを読んだのは演奏終了後・・・ いい加減に弾いたという訳ではなく、先に読んだからといってもっと上手に弾けたかどうかも謎ですが、モチベーションは絶対に違っていたと思われます。悔やまれる。
・写真:舞台裏のテーブルとMy楽器。楽器を置く用にコルクになっています(ここでしか見ない)。
・客数1313名[公式発表]:よさこいがあり、曲目もあまり一般受けしないと思われたにもかかわらず、結構たくさん入った。固定客(西オケファン)が増えている。入場無料が効いている。実はマーラーは人気がある。等が要因か。