ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【練】千フィル本番前日リハ見学

2007年05月19日 22時21分00秒 | 練習記録
♪千歳フィル本番前日リハ 2007.5.19(土)15:00-@千歳市民文化センター大ホール
曲:ラプソディー・イン・ブルー 他

 札幌市民オケ本番と重なってしまい泣く泣くお断りした演奏会。中村さんの指揮と佐々木さんのピアノ。どぉぉ~~しても聴きたくて、リハーサルに潜入。誰もいない客席で聴き、オーケストラを貸切にしている気分で新鮮でした[写真]。
 指揮の中村さんは、『教育大教授』ということでその名をちょくちょく目にしていましたが、今回初めてその姿に接しました。会場に少し早めに着いてみると、ステージ上ではホルンパートのシベ2特訓が。そこで細かい指示を与えつつ指導していたのが中村さんでした。客演指揮の先生がパート練習に付き合うというのは、あまり見ない光景です。想像では、『大学教授』の言葉から連想される厳しい雰囲気の人物かと思ってましたが、ユーモアたっぷりの軽いノリで、全く違っていました。指揮っぷりも予想とは違い、手先の指揮ではなく大きく全身を使うスタイルでした。
 ピアノの佐々木さんは、数年前、知り合いのバイオリニストのリサイタルの伴奏をされたときの演奏を聴いた事があります。今日の練習は、どちらかというとオケの練習にピアノが付き合っているという感じで、部分ごとに取り出した練習のみで、通しは無し。おそらく6~7割程度の力加減のように思います。フルパワーの通しの演奏が聴けなかったのは残念。。。とってもノリがよく、この曲にはうってつけのピアノだと思い、楽しみだったのですが。
 練習では、指揮者もピアニストも口をそろえて「(オケが)重い」と言っていましたが、客席で聴いてもそのような印象でした。わりと有名な曲なのでオケの個々人に曲のイメージがまずあって、それと指揮者のイメージが合っていないことと、テンポが目まぐるしく変わるので、「あれ?ここどんなテンポだったっけ??」なんて考えた瞬間にはもう遅れてしまっている、という二点が大きな原因でしょうか。練習しているうちにどんどんよくなっていったので、明日にはバッチリ!だと思います。この曲、過去何度か弾いてますが、「こんなに難しい曲だったっけ??」と、客席から聴くと新たな発見がいろいろ。それから、最初、ホールの中央付近で聴くとイマイチ聴こえずらかったが、後ろの席に移動してみるとよく聴こえた。
 札幌市民オケ練習のため、16:00には会場を後に。

指揮者談『指揮を見てはいけないときは、黒めがねマーク!!』 なるほど~

千歳フィルハーモニーオーケストラ第17回公演 2007.5.20(日)14:30開演@千歳市民文化センター大ホール
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♪札幌市民オケ練習 2007.5.19(土)17:00-19:00@芸術の森アートホール
曲 ブラームス ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲

 「本番が一年後ぐらいで、それまでずっとこの曲練習できたらなぁ」 ソリストの演奏を聴いていて、ふとそんなことを思いました。さすがに飽きるか。
 音符の密集した難かしい部分はまだいいとして、単純で見た目簡単なピチカートの伴奏部分が一番危ない感じ。指揮に合わせる、ソロに合わせる、コンマスに合わせる、パートリーダーに合わせる、自分の世界に没入、皆さんそれぞれで一体どこに合わせるべきか迷う部分が数箇所。練習後、コンマス君と話した結果、「コンマスに合わせる」ということに落ち着いたが、どこまで意思統一が図れるか。
 いよいよ明日!!
 それにしても、演奏会場が家から近いって幸せ。

本番 札幌市民オケ アトリエコンサート 2007.5.20(日)14:00開演@芸術の森アートホール
コメント
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