ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

カゴのなかの鳥

2007年07月24日 20時56分54秒 | 日記2005-10
 皆様こんばんは。大学構内でキャッチボールをしている傍を通りかかるとき、ボールが逸れて当てられるんじゃないかと気が気ではなく、いつも内心ビクビクしているぴかりんです。

 職場の建物には自販機が無いので缶コーヒーを買いによく立ち寄る建物があります。その建物は7階建てで、内部が1階から7階の天井まで吹き抜けになっているという特殊な構造をしています[写真]。
 先週のこと、また缶コーヒーを買おうと立ち寄り、吹き抜けにさしかかると何やら床が汚れている。どうも鳥のフンらしい。屋内なのに。そして、吹き抜けの上の方からは小鳥のさえずる声が。どうやら小鳥が迷い込んでしまったようです。天井の窓が開閉している様子は無いので、自動ドアのタイミングを見計らってたまたま入ったのか、それとも他の秘密の抜け口があるのか。
 見ようによっては、でっかい鳥カゴ。
 今週になると、吹き抜けへの通路に『頭上注意』の標識が。今日には標識は取り払われていましたが、どうにか鳥を追い出せたということなのか、ちょっと気になります。
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【本】超常現象をなぜ信じるのか

2007年07月23日 22時34分39秒 | 読書記録2007
超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ, 菊池聡, 講談社ブルーバックス B-1229, 1998年
・日常、誰もが経験する『勘違い』などの現実の誤認識。その脳内の情報処理のメカニズムについて、『超常現象』を例にとり認知心理学の立場から解説する。これを読むと、人の記憶や推論というものがいかに危うく、信用できないものであるかを思い知らされます。タイトルからはイロモノ的印象を受けますが、実はしっかりした内容の良書。
・「言った」、「言わない」が喧嘩の原因になることがよくありますが、皆、これを読んでおけばそんなトラブルも解消!? 本書を読んでなお自分の記憶や推論に絶対の自信を保てる人は少数派ではないでしょうか。
・「したがってこの本では、超常現象の正体を解明すること自体を目的とはしません。考えてみたいのは、私たちが経験をもとに、いとも簡単に超常的解釈を信じてしまうという事実です。」p.6
・「「超常現象からの認知心理学入門書」」p.7
・「これらの表現に共通する意味を辞書的に考えてみると、「信じる」とは「何か(が存在すること)を疑わずに、本当のことと思いこむ心の働き」であり、言いかえると「あることが事実であると想定する心理状態」をさしているようです。(中略)ですから、信じるという言葉を使う場合は、信じる対象が不確実であるという意味を帯びて使われます。もしも確実なことであれば、ただ単に「知っている」とか「ある」か「ない」かだけで述べるほうがしっくりきます。」p.17
・「このような何かを信じる心の動きを、心理学用語では「信念(ビリーフ)」と表現します。心理学辞典によれば、信念とは「ある対象がある特性をもつことについての主観的可能性を述べたもの」と定義されています。」p.18
・「例をあげれば、血液型性格判断を信じている人で、「本に書いてあったから信じる」というのは情報的信念であり、「自分の血液型が当てられたし、血液型で人の性格を予想できた。だから信じる」というのは推論的信念ということになります。」p.21
・「そしてこうした誤信念は、科学的な知識や常識の不足から生まれるとはかぎらないというのが非常に興味深い点です。そこにはもっと深く、人間の心の本質に根ざした心理システムが影響を与えているのです。」p.23
・「不思議現象が科学的に認められないのは、科学的常識に反しているという理由からではありません。(中略)これらの現象が実在するという主張に、いまのところ信頼性と妥当性が欠けており、証拠として著しく不完全であるからです。」p.25
・「不思議現象を信じる心は、決して無知や教育の欠如によって生まれるのではなく、必ずしも科学的な態度と対立するものでもないことがうかがえます。」p.33
・「エンゲルスは「自然科学を神秘世界に媒介するのは思考を放棄した平凡な経験」であると指摘したそうですが、体験は信念を形成する上で実に強い力をもっているのです。」p.35
・「私は、この認知バイアスこそが、不思議現象に対する誤った信念を生み出す大きな要因になっていると考えているのです。」p.39
・「19世紀後半に知覚心理学の端緒をひらいたドイツの生理学者ヘルムホルツは「知覚とは、外界を単に再現することではなく、感覚情報のパターンから無意識的な推論を行った結果である」と考えました。この考え方は、当時から賛否両論がありましたが、後に認知心理学の立場から再評価され、有力な知覚理論の一つに位置づけられています。」p.44
・「目がとらえているまだら模様は何も変わっていません。変わったのは私たちの知識と、それにもとづいて絵を見ようという「予期」だけです。  予期によって、ダルメシアンについての知識が呼び起こされ(活性化され)、それにもとづいて絵を見ようという知覚の構えが形成されます。」p.48
・「このような、ものを見たり考えたりする際の枠組みになる知識のことを、認知心理学では「スキーマ」と呼びます。言いかえれば、スキーマとは個人が経験を通して形成してきた外部環境に対する総合知識のことです。」p.49
・「問題1  あなたがふだん見慣れている百円玉の両面を思い出して、できるだけ正確に描いてみてください。描きおわるまで、次のページはめくらないように。  さて結果はどうでしょう。」p.79
・「バートレットは、このような記憶の変容の原因が、その人の知識や経験の総体であるスキーマにあると考えました。つまり人はスキーマにそって新しいできごとを記憶するため、スキーマと整合するように記名や想起を行い、スキーマと矛盾する情報はゆがめられたり、思い出せなくなるなどして、徐々に失われていくのです。」p.82
・「こうした偽の記憶を植え付ける実験は、他にも多く行われています。それらの結果からも、イメージを膨らませる暗示を与えることで、まったく実在しなかった体験ですら、生々しい記憶として思い出されることがあるという驚くべき事実が明らかになっています。」p.89
・「自分の記憶について確信している程度と、実際にその記憶内容が事実であるかどうかの相関を調べた多くの研究では、日常の記憶場面における相関はごく低く、確信度が高いからといってそれが正しい記憶であるとは判断できないことが明らかになっています。」p.93
・「こうした記憶研究の成果から、UFOや幽霊などの不思議現象の目撃談は、非常に誘導を受けやすい性格をもっていることがわかります。  たとえば何か正体不明の物体を目撃した人に「どんなUFOを見たのですか?」とか「その霊の様子はどうだったのですか?」といった聞き方をしただけで、誘導尋問(事後情報)になります。」p.94
・「つまり、催眠状態で得られた証言は信憑性が低いため原則として信用ができない――これが認知心理学からの妥当な結論と思われます。」p.100
・「超常現象よりも深刻な問題として、現在欧米で社会問題となっている「幼児期の性的虐待の記憶の回復」があります。これは「偽記憶症候群(False Memory Syndrome)」とも呼ばれ、典型的なケースでは、催眠や誘導イメージ法などの暗示性の強い心理療法を受けた相談者が、幼児期に家族から性的な虐待を受けていたことを思い出し、その結果、父親を裁判に訴えるなどして家族関係を崩壊させてしまうものです。」p.102
・「私は、この思考の段階での情報処理のバイアスこそが、誤った信じ込みを生み出す最大の要因であると考えています。」p.104
・「この例のように、個別の事例から一般的な法則性が導かれる推論形式は「帰納推論」と言います。逆に、一般的な法則から個別のできごとについて推論する形式は「演繹推論」と言います。私たちは帰納推論と演繹推論を繰り返しながら、日常生活を送っているのです。」p.109
・「ある仮説を証明するために、その仮説の否定を考えるということは、直感的にはなかなか理解しにくいことですが、論理的には適切な思考法です。」p.118
・「私たちが予知夢に関してかよった信念をもっているとすれば、それは目立つできごと相互に関連性があると考えてしまい、反証事例を考慮せずに確証事例のみで判断するという思考バイアスに大きな原因があるのです。」p.125
・「もちろん、動物の敏感な能力によって、人間や計測機器が感知できない微妙な地電流や電磁波の変化を感知している可能性までは否定できません。しかし地震の前に暴れた動物がいるという事例だけでは、動物に予知能力があるかどうかはわからないのです。そして、本当に必要な反証事例(地震前に暴れなかった例、暴れても地震がなかった例)は、ほとんど注意を引きません。そもそも、日本では有感地震のない日の方が珍しいことも忘れてはならないでしょう。」p.134
・「このような錯誤は、うっかりすると医学専門家や心理療法家でもおちいることがあります。そこで「治療した、治った、ゆえに治療に効果があった」というロジックで治療を評価することは「三た論法」と呼ばれて厳しく戒められています。」p.138
・「このように、理論的に厳密な手続きに頼らず、確実ではないが効率よく問題を解決しようとする考え方(方略)を「ヒューリスティクス(簡便法)」と呼びます。これに対し、論理的な一定の手続きにしたがって問題を厳密に解決するシステマティックな処理法略を「アルゴリズム」と呼びます。」p.149
・「あなたの身のまわりで、後になれば不吉な予兆と思うようなことは、日常的に起こっているはずです。何か事件が起きると、そうした日常的なできごとの中からふさわしい予兆が選ばれて、不思議な体験と解釈されます。しかし、事件といえるようなことが何も起こらなければ、日常的なことはすぐに忘れられてしまいます。」p.156
・「たしかに、あなたが一年間にそんな体験をする確率はわずか10万分の3にすぎません。しかし日本の人口(約1億2000万人)を考えれば、毎年3000件以上もこんなできごとが起こっていることになるのです。」p.161
・「確率にもとづいて起こるできごとは、対象となるケースが多くなればなるほど真の値(この場合は理論値)に近づきます。これはベルヌーイの「大数の法則」として知られています。(中略)自分自身や身近な体験談など少ないケースを論拠に全体を判断することは、非常に危険です。」p.166
・「そこで知覚システムは、そうした不完全で多義的な感覚情報を、適切な形に推測、補完して、情報の解釈を一つの安定したものにする働きをもっています。こうした知覚の再構成能力のおかげで、私たちは感覚器の能力以上の知覚情報を効率的に利用できるわけです。(中略)ですから、さまざまなできごとの中から不思議現象が容易に発見されるのは、私たちにとって自然なことだと言ってもよいでしょう。ただ、この能力が働きすぎるために、ときには力余って本来関連性のないところにまで関連性を見いだしてしまうのです。」p.180
・「反証情報を無視するには、自分のスキーマに合わない証拠は、例外として別枠に放り込んでしまい、事実上考えないですませることです。これを「サブタイプ化」と言います。」p.185
・「私たちの認知的保守性のあらわれの一つに、「偶然性に支配された、原因のないできごと」という考え方を嫌い、どんなできごとにも確固とした因果関係があると考える傾向があります。」p.188
・「まず、自覚しておかなければならないのは、再三再四指摘しているように、体験を構成する知覚や記憶、思考といった認知情報処理はエラーに対してもろく、容易に情報の変容を引き起こすことです。認知システムには、情報の変容を起こす仕組みが根本的に組み込まれているのです。」p.197
・「自分がしている認知情報処理に注意し、これを理解する働きを、認知自体を認知する上位(メタ)の認知という意味で「メタ認知」と呼びます。」p.198
・「メタ認知の大切さを含めて、人が陥りやすい思考の落とし穴や先入観の影響などを充分に自覚し、ものごとを感情論を排して冷静に、論理的に考え、判断を下す思考の技術、これを総称してクリティカルシンキングの技術と呼びます。」p.204
・「「敵を知り、己を知れば百戦して危うからず」という言葉がありますが、何よりもまず、日常のさまざまな活動の中で、過ちを犯しやすい自分自身の認知を謙虚に知ることこそ、人生や社会のさまざまな問題に立ち向かう際の基本ではないでしょうか。」p.206
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【論】Pan,2002,A comparative review of statistical ~

2007年07月22日 11時27分40秒 | 論文記録
Wei Pan
A comparative review of statistical methods for discovering differentially expressed genes in replicated microarray experiments
Bioinformatics Vol.18 no.4 2002 Pages 546-554
[PDF]

・遺伝子抽出法の性能比較。t-test [図1段目]と、それの Regression medeling approach [Thomas; 2段目] と Mixture modeling approach [Pan; 3段目] の三法。
・データ:Leukemia (ALL/AML) data [Golub]
・評価法:Wilcoxon rank sum test と、遺伝子のアノテーションによる生物学的評価。
・おまけとして、Significance Analysis of Microarray (SAM) [Tusher]と 、Empirical Bayesian method [Efron] とも比較。

・問題点と目標「However, it may not be clear how these methods compare with each other. Our main goal here is to compare three methods, the t-test, regression medeling approach and a mixture model approach with particular attention to their different modeling assumptions.
・人工データ「A general statistical model is  Yjk = aj + bjxk + ejk  where xk = 1 for 1 <k < K and xk = 0 for K1 + 1 <k < K + K2, and ejk are random errors with mean 0.
・問題点「A common problem with the above t-test and the regression approach is their strong assumption on the null distributions of the test statistics.
・特長「The method takes full advantage of the existence of replicated data, but it does require that both K1 and K2 are even numbers.
・注意「However, the specific ranking may be very different methods used in preprocessing the data.
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パソコンレスキュー ~原因は熱暴走

2007年07月21日 23時25分02秒 | 日記2005-10
 先日パソコンレスキューに行き持ち帰ったハードディスクは異常無し。一応、意味不明で必要の無さそうなプロセスは立ち上がらないように細工をしておき、本日昼過ぎに、パソコンを復活させるべく改めて知人宅にお邪魔しました。
 まずハードディスクを接続し電源をつけても起動せず。IDEケーブルの接続端子とジャンパピンの関係がかみ合わない。MasterとSlave… あれ~どうだったっけか?? こんなことするの久しぶりなのでさっぱり忘れてる。。。あれこれ試し、この問題はクリアするが、やっぱり起動しない。次はメモリやらグラフィックカードやらネットワークカードやらDVDドライブなどを抜いたり差したり試してもやっぱりダメ。仕方がないので、もう一度、OSを入れなおし。
 OSインストールの作業中、「さて、カルテットでもやるか!!」とその場にいたメンバーが準備をしだす。そうです、"知人" と言っても某バイオリン教師宅で、たまたま楽器弾く人たちが集まっていたのです。「じゃあ、ぴかりんはビオラね!」と、車一台買えるという楽器を渡される。 あ、あの~パソコン…… 

 と、いう訳で、『死と乙女』 レッツゴー!! 

 無理矢理、1楽章を通しました。先日ウィーンフィルメンバーの演奏を聴いた憧れの曲ではあるけれど、こんなの初見じゃとてもムリムリ。
 弾いたメンバーの中にはお久しぶりでお会いした方もいたり。「毎日、寝る前にブログ見てます!!」って、ウアー。夕張でのあんなことやこんなことも筒抜けなわけですか。コワー。自分で書いといてなんですけども。
 カルテットの後にはOS(修復)インストールも完了。何故かフツーに使える。。。以前の不安定さは一体なんだったんだろう??? もう問題は解決したかとパソコン本体のカバーを閉じて元あった位置に置き直し、しばらく様子見のために使ってみると、なにやらモニタの画面がビミョーにゆらゆらと揺れだすという通常ありえない症状を示し、次にはマウスとキーボードがきかなくなり制御不能に。
 ここまできて、ようやくピンときました。
 ここでパソコンのカバーを外してみると普通に使える。そして、再度カバーをつけると止まる。またカバーを外すと問題なし… "熱" か…… もともとノーブランドの物をで購入後、パーツを変えまくった半自作のデスクトップパソコンでした。昨年9月に購入し、時々調子は悪かったが6月になってとうとう動かなくなってしまったというのも、気温のことを考えるとつじつまが合います。過去いろいろパソコントラブルを見てきましたが、今回は始めてのケースでした。
 対応策としては、排気ファンを増やすなど冷却装置を増やす、CPUのクロックを落とす(可能なのか??)、そしてフタ開けっ放しくらいでしょうか。とりあえずはフタ開けっ放しで、見栄えが気になる場合は適当にレースの布でもかけてもらって、冬になったらフタを閉めても大丈夫、とか訳のわからぬことを言い置いて引き上げてきました。
 完全な解決には至らず、半端な解決。私の力ではここまでです。。。

 今日も、午前中に秘密特訓・昼にカルテット・夜に西区オケ、と結局楽器漬けの一日。よくもこんなに予定が入るものだと我ながら感心します。ヤレヤレ。


 写真はクシで梳かされてご満悦のチーちゃん(実家猫)。
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【練】ぴかりんはやっぱり一人ぼっち。。。

2007年07月20日 23時18分31秒 | 練習記録
♪ブリランテ練習 2007.7.20(金)18:30-20:45@二条小学校(札幌)
曲 トゥーランドット(オケのみ1→2→3幕・部分的に抜き出し)

 参加できる練習が本番まで残り二日のみ。個人でさらう時間もなく、このままではヤバいと平日にもかかわらず急遽参加することに。
 練習会場についてみると、「今日はバイオリンがゼロかもしれないので、皆喜んでますよ」と声をかけられました。…って、エエエ~!?!? みなさ~~ん……本番まであと一週間とちょっとですよ~~~ とは言っても、7月は本番・弦練含め計15日間の練習日があるというハードスケジュールなので無理もないか。
 オペラ工房ブリランテ代表H女史による、部外者にはよくわからぬお話の後、練習開始。さて、チューニング。バイオリンが私のみなので必然的に私がその係。と、管楽器を見渡すとObはいないけどなぜかコールアングレさんがいる。。。ではお願いします、A~♪ コールアングレからチューニングなんて初めてです。
 練習開始時にはVnは私のみで、Va-3,Vc-1,CB-1,管10人弱という編成。キビシ-! 開始数分でバツーン! E線切れるし。今日はしばらく放ったらかしにされていた2nd(?)Vnなので弦が錆びてしまっていたんでしょうね。
 途中からコンマス君が来てホッと一息。一応、家では暇があると録画してあるトゥーランドットの映像を流すようにしてますが、やはりろくに練習に出ていないので音楽の流れについていくのは大変です。ほとんど何が飛び出してくるかわからない視界ゼロの濃霧の中を運転するような感覚。頼りになるのは指揮のみ。なぜか以前より少し弾きやすくなったように感じましたが、全体的にテンポを落とすようにしたようです。トゥーランドットなんてもちろん弾くのは初めてなので、比較対照が無くよくわかってませんでしたが、以前はかなり早めのテンポで進めていたようです。歌が入った練習にはまだ一度しか参加していないわけだが。。。う~~ん。やっぱりキビシー!
 休憩時の連絡にて、次回来年3月の演奏会の曲目募集の締め切りが今日までだというので、思わず「チャイ4!」と叫んでしまった。冗談ですよ。冗談。
 練習時、外から花火大会の花火の音が盛大に聞こえてきました。そういえば会場に向かう道すがら、これから待ち合わせ場所に向かうであろう浴衣を着た女の子が、路面のホームで電車を待つ姿を車中からチラホラ見かけたっけ。。。

(*´∀`*) ええのう~~

オペラ工房ブリランテ公演『トゥーランドット』 2007.7.29(日)@札幌サンプラザ
~~~~~~~
 懲りずに、ただいま呪いのメガネ装着中。弦は切れるし、携帯充電器は忘れるし。。。この土日に連絡が取れなくなっても単なる電池切れですので御心配無く~♪ 【関係者の皆様へ業務連絡】
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【本】ぼくの命を救ってくれなかった友へ

2007年07月20日 21時38分13秒 | 読書記録2007
ぼくの命を救ってくれなかった友へ, エルヴェ・ギベール (訳)佐宗鈴夫, 集英社文庫 キ-11-1, 1998年
(A L'AMI QUI NE M'A PAS SAUVE LA VIE, Herve GUIBERT, 1990)

・日本でいうところの、『芸能人の曝露本』といった内容でしょうか。フランスの作家である著者のエイズ感染や同性愛の告白を織り込んだ作品。著者自身の闘病記(ノンフィクション)を想像していましたが、体験に基いた創作小説という雰囲気です。カバー紹介文には「一大センセーションを巻き起こし、」の文字があるが、今読んでみると、特に胸に迫るような場面があるでもなく淡々とした展開で、そういう作風なのか一部支離滅裂の印象もあり、そんなに話題になる程の内容だろうかと思えます。出版当時はまだ、エイズが目新しく物珍しい病気だったという時代背景の違いのせいかもしれません。
・「この本は、病人なら誰もがいだいているこの不安な気持ち、そのあいまいな境目のなかでしか存在理由をもたないと思っている。」p.9
・「はじめて、心底からつらい思いを味わった。できるかぎり本を書きたい。死を宣告されたせいで、きゅうにそんな気持ちになった。」p.73
・「彼がいなくなると、気分がよくなった。最良の看護人は自分だった。ぼくの苦悩など、誰もわかってくれないのだ。」p.182
・「ジュールはぼくたちが感染していないと思いこんでいたとき、エイズのことをすばらしい病気だと言った。たしかに、この恐ろしい病気には、なんとなく甘美なもの、魅惑的なものがある。もちろん、いたましい病気ではあるけれど、急死することはないのだ。確実に死にいたる途中に踊り場やひどく長い階段があり、階段の一段一段は死への比類のない見習い期間であった。死ぬ時間をあたえてくれ、死人に生きる時間をあたえてくれる病気、時間を発見し、つまり生を発見する時間をあたえてくれる病気だった。アフリカミドリザルが広めた、いわば現代の天才的な発明である。」p.194
・「死病を自覚していく局面でいちばんつらいのは、たぶん遠景の喪失だろう。病状の悪化と、それとときを同じくして起こる時間のちぢみのなかで避けることのできない失明のように、ありとあらゆる遠景が失われてしまうのだ。」p.209
・「AZTの投与をはじめるまえに、じっくり考えさせてもらいたい、とぼくはシャンディ先生に言った。治療をうけるか、自殺をするか、つまり、治療をうけ、生きていられる期間をのばして、あたらしい作品を一、二冊ものにするか、それとも、やはりこういった拙劣な書物を書けないように自殺するか、それをはっきりさせると言外に匂わせたのである。」p.217
・「自殺は健康な人間の反射的行動だった。病気のせいで自由に自殺できなくなるときのことを、ぼくは恐れていた。」p.219
・「「きっとエイズはアメリカ人を大量殺戮するだろう。アメリカ人は犠牲者のターゲットをはっきりしぼっている。麻薬患者に、同性愛者に、囚人なんだ。ほうっておけば、そのうちエイズがこっそり片づけてくれる、静かに、そして、ひそかに。」p.255
・訳者あとがきより「さて、本書ですが、エイズ感染があきらかになった年の十二月、ローマで書きはじめられ、二年後の1990年にガリマール社から刊行されて、それまでは一部の文学関係者に高く評価されていただけで、「本の売れ行きがあまりかんばしくなかった」ギベールを一躍ベストセラー作家にした、まさしく彼の代表作とも言うべき作品です。」p.298
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【演】夕張メロンオーケストラコンサート 1・2

2007年07月19日 22時17分39秒 | 演奏記録
夕張メロンオーケストラコンサート 1
2007.7.15(日)13:30開演, ホテルマウントレースイ(夕張)プラザ, 入場無料
指揮 菊地俊一, パート 2nd Violin

1.R.ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
2.L.V.ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調作品67「運命」より第1・4楽章
3.E.エルガー 「威風堂々」第1番
アンコール H.ベルリオーズ ハンガリー行進曲(簡易版)

・オケ編成:Vn1-11,Vn2-10,Va-10,Vc-12,CB-2,Fl-6,Ob-2,Cl-6,Fg-3,Sax-3,Hr-5,Tp-2,Trb-2,Tub-1,Per-4,Sop-1,Con-1 計81名[名簿7/14版より]、これに飛び入りの方が数名追加。年齢は9歳から77歳まで。道内47、道外34。私が顔と名前が一致する方40、初対面40の丁度半々。
・「用事があってちょっと遅れる」というTpの長老Oさんの入場を待ち、5分ほど遅れて開演。テレビの取材だったのですね。
・マイスタージンガー:曲の持つ陶酔感から、この曲弾くのが大好きです。O師匠と弾ける喜びをかみしめつつ(←もうそればっかり)、それはもう張り切って弾きました。あまりに激しい動きに、見た目にちょっとヤバかったかも?? 始めの方に出てくるVnの "あの" ユニゾン部分がなんだかやたらキレイ。
・運命:演奏会は指揮の菊地先生の司会で進行。オーケストラを使った "実験" の対象曲として運命を選びました。1楽章では、『もしもフェルマータが無かったら』。 「だっ、だっ、だっ、だぁーーーーーん!!」ではなく「たたたたーん、たたたたーーん、たたたた……」の完全 In tempo で頭から演奏。これが結構弾くのが難しく、体が勝手に音を引き伸ばしたり重くしたりで演奏崩壊、実験以前の問題。慣れって恐ろしい。弾いてる方まで勉強になりました。4楽章では『もしも伴奏の刻み音が無かったら』。2ndVnとVaの刻みを抜くと、なんだか物足りない感じ。各楽章、実験の後通して演奏。なにしろ前日が初合せの上に、この曲(運命1楽章)なもので縦がなかなか合いません。しかし、曲の中で繰り返し同じフレーズが出てくるうちにだんだんと合うようになってきました。本番中も演奏が進歩。4楽章は始まるちょっと前(3楽章の終わり)から演奏。出来のやばい2・3楽章は翌日へ。
・威風堂々:指揮棒を振り下ろそうとしたまさにその瞬間、「どこかいいせきないかなぁ~~??」とヨチヨチ歩き回っていたお子ちゃまの声で演奏中断、会場中に笑いが。絶妙のタイミングでした。気を取り直して演奏開始。この曲で眠気がピークに。終わり部分のダウンダウンの刻みがもう。。。 冂 冂 冂 Π Π Π z z z ……
・演奏会場:去年は練習場所だった宴会場(パイン)でそのまま演奏会をしましたが、今回はレストラン前のガラス張りで天井の高いロビー(プラザ)にて演奏しました[写真]。練習場よりはずっと音響的に弾きやすかったです。ところが思わぬ弊害が。あとから聞いた話では、演奏会が始まってから日の角度が変わってティンパニに直射日光が当たり、チューニングがえらいことになったとか。
・休憩無しで1時間半ほどで終了。
・客数約80名[目測]:ほぼ満席。先日お世話になったエルム楽器の社長さん他の顔が。演奏後に指揮者へ花束贈呈と固い握手。

~~~~~~~
夕張メロンオーケストラコンサート 2
2007.7.16(祝月)13:30開演, ホテルマウントレースイ(夕張)プラザ, 入場無料
指揮 菊地俊一・鷲見英夫[4], パート 2nd Violin

◆参加者有志によるプレ・コンサート[13:05-13:25]
♪いずみたく 見上げてごらん夜の星を、モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス(チェロ四重奏)
♪モーツァルト オーボエ四重奏
♪??? ファンファーレ(ホルン六重奏)

 

1.R.ワーグナー 「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲
2.L.V.ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調作品67「運命」(全楽章)
3.W.A.モーツァルト モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」より第1・4曲
4.J.F.ワーグナー 双頭の鷲の旗の下に(簡易版)
5.E.エルガー 「威風堂々」第1番
アンコール H.ベルリオーズ ハンガリー行進曲(簡易版)

・アンサンブル:なぜかチェロのアンサンブルに加えていただきました。ヘ音記号に反応できず、1ポジションしか使えないようなレベルなのに。。。ご一緒していただいた方には感謝!! 考えてみると全員初対面の方々ですね。時間がなく本番前で練習会場でちょこっと一度合わせただけで、あわただしく本番会場へ。演奏は個人的にはほとんど最悪でした。前夜のあの響きは、酒で酔った気のせいではないはず。インペク業でバタバタしてたし、ヘ音記号に目は慣れないし、体に余計な力入りまくりだし、菊地先生はお客さんとして見てるしで、悪条件が重なりました。これは是非ともリベンジを。低音のアンサンブルの響きっていいですねぇ~♪ またやりたい。
・マイスタージンガー:飛行機事情によりコンマスは交代し、嫌がるS様にバトンタッチ。そんなことには関係無く、やっぱり熱く演奏。演奏前に、直射日光を避け場所の微調整。 
・運命:この日は時間の関係で "実験" は無しで、簡単な曲解説のみで演奏へ。やはり全楽章は長い。  初日に初めて音出した時には「いくらなんでも無理じゃないか」と感じた全楽章の演奏ですが、やっちゃいましたね。たった三日間の練習でここまで出来るとは思いませんでした。練習では、止まって返す一回毎にメキメキ上手くなっているのが目に見えてわかるようでした。「練習時間が限られている」という皆の共通認識があって、集中力の高い練習だったと思います。しかしさすがに2,3楽章はちょっと危なかった。4楽章へのつなぎ部分、指揮からの1stVnへのキュー出しが1小節早く(ギョ!!)、そのまま4楽章に突っ込み1小節足りなかった気がするのですが、皆何事もなかったかのように演奏。あれぇ~!? 数え間違いか?? おっかしいなぁ~…  4楽章あたりまでくると三日間の疲れが出てきて細かいミスをポロポロと。もうフラフラ。
・踊れ、喜べ、:伴奏は希望者のみの小編成で演奏。弦各パート4~6名+Ob×2+Hrn×2。第1曲が地味に難しかったが、どうにか無事終了。第4曲はあちこちで弾かれる有名曲なので皆さん手慣れた感じ。
・双頭の鷲~:夕張市民吹奏楽団団長の鷲見さんによる指揮。ちょっと遠慮があったような。
・威風堂々:最後の方の曲にくるともう、頭の中はこのイベントの締めの段取りをどうするか、インペクとしてアレコレ考えながらの、体は自動演奏状態。
・ラコッツィ:出だしの滑り込み音が、結局最後までしっくりこず。
・休憩含め1時間半強。
・客数約50名[目測]:ちょっと少なめ。

《関連リンク》
音合わせ、夕張酔わす メロンオーケストラ開幕(07/15 07:42)
 【夕張】財政破たんした夕張市に道内外からプロやアマチュアの演奏家が集まり、公開練習とコンサートを通して地元を盛り上げる「夕張メロンオーケストラ2007」が十四日、ホテルマウントレースイで始まった。
 夕張に毎年スキーに来る東京のチェロ奏者菊地俊一さん(73)が昨夏、音楽仲間に呼び掛け夕張市民吹奏楽団と共演し始まった企画。
 今年は新聞・雑誌でも参加者を募集し、東京など道外三十四人、札幌など道内三十六人と夕張市民十一人が集まった。昨年より二十人増え、十代から七十七歳までと年齢層も幅広い。
 顔合わせの自己紹介では「夕張メロンを食べに来ました」と話す参加者もいて和やかな雰囲気。大阪府から初参加のバイオリン奏者大庭勢津さん(59)は「夕張をニュースで見るたび『がんばって』と思っていた」と話した。
 十五、十六の両日、午前は公開練習、午後一時半から無料コンサートを行う。ベートーベンの交響曲「運命」などを演奏し、指揮する菊地さんは「有名曲の楽譜をちょっと変えてみるなど、遊びの要素も盛り込む」と言う。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/yuubari/37977.html 北海道新聞より


『思い付くままに』 http://hideonosho.exblog.jp/

《関連ブログ記事》
2007.4.10 告知 ~夕張メロン・オーケストラ2007
2007.5.22 とどめ ~メロンオケ参加決定
2007.6.9 メロンオケ ~楽譜到着、パートはビオラ
2007.7.15 夕張メロンオーケストラ2007 一日目
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 二日目
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 三日目
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人さらい? ~怪しい路上アルバイト勧誘

2007年07月18日 22時59分08秒 | 日記2005-10
 本日昼休み、昼食をおえて職場に向かう途中、

「すいませーん!!」

と、突然声をかけられた。見ると、路上にとめたRV車から作業着でヒゲをはやしたおっさんが必死に呼びかけてる。怪しいぃー!! 車内より、

「あのう、学生さんですかー!?」

…え、ええ、学生といえば学生ですが、そうでないとも言えるちょっと複雑な身分でして……とかなんとかモゴモゴよくわからない返事をしているうちに、ちょっと待って下さいと相手は車から降りてきて、捕まった。そしてあまりに唐突な第一声。

「Excelのマクロを組める人を探しているのですが、知り合いにそんな人いませんかねぇ?」

??? え、エクセルっすか?? 見ると、1000ページはあろうかというVBAのリファレンフブックらしき物を手にしている。改めて、どこのどちら様ですかと聞いてみたところ、差し出された名刺にはお隣の市に所在する建設会社の社長の肩書が。さらに話を聞いてみると、会社で仕事に必要なVBAを自前で組んでいるけどさっぱりわからないので、これを作れる人材を探しているとのこと。然るべき場に行き所定の手続きを踏めば学生向けのアルバイト求人票を出してもらえますよと言うと、今その手続きを済ませてきたが直接声かけた方が早いと思ったものでと、だいたいそのような事情でした。
 昔、Visual Basicをちょっと勉強したことはありますが、大学で履修したドイツ語(第二外国語)並に、とてもじゃないが『使える』レベルではありません。話す内容から判断するとプログラミングについてはほとんど分かっていないようで、「もうちょっと詳しい話を…」と喉まで出かかりましたが止めときました。誰かふさわしい人物が見つかったら連絡しますね、とその場を後に。
 この人物の言を信じるならば、社長さん自らこのような捨て身の勧誘するとは、よっぽど切羽詰まっていたのでしょうね。。。プログラムができなければ仕事がはかどらないけど、外注になど出そうものならとんでもない価格になるだろうし…… それはさておき、とにかく不思議なのは、

「何故、声をかけたのが私だったのか??」

直接期待には応えられませんでしたが、かなり狭い条件に多少は合致する、ある意味当たりの人間に声をかけたわけで。よっぽど『コイツならやってくれそうだ!』と思われるような成りをしてたのか、道行く人に片っ端から声かけてただけなのか、それとも単なる偶然か。なんとも不思議な思いをしました。
 残念ながらVBAを扱える人材を身の回りには知りません。よい人物が見つかりますように~☆
コメント (3)
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【論】Datta,2006,Methods for evaluating clustering ~

2007年07月17日 22時44分40秒 | 論文記録
Susmita Datta and Somnath Datta
Methods for evaluating clustering algorithms for gene expression data using a reference set of functional classes
BMC Bioinformatics 2006, 7:397
[PDF][Web Site]

・クラス分け法の評価法として、Gene ontology (GO)データベースの知識を利用したBiological homogeneity index (BHI)とBiological stability index (BSI)の、二つの方法を紹介する。
・データ
1.Human breast cancer progression data, 258 genes, 4 normal/7 ductal carcinoma [Abba]
2.Yeast sporulation data, 513 genes [Chu]
・クラス分け法(※いずれも 'R' で実行可能)
1.2.UPGMA (Pearson's correlation coefficient, Euculidian distance), Agglomerative hierarchical clustering algorithm
3.4.Diana (Pearson's~, Euculidian~)
5.6.Fanny (Pearson's~, Euculidian~)
7.K-means
8.SOM (Self-organizing maps)
9.Model based clustering
10.SOTA (Self-oragnising tree algorithm)

・問題点「One potential difficulty with this approach is that a quantitative conversion of biological attributes is needed (which may not be natural and may not preserve the information content).
・概要「In this paper, we introduce two performance measures for evaluating the results of a clustering algorithm in its ability to produce biologically meaningful clusters. The first measure is a biological homogeneity index (BHI). As the name suggests, it is a measure of how biologically homogeneous the clusters are.(中略)The second performance measure is called a biological stability index (BSI). For a given clustering algorithm and an expression data set, it measures the consistency of the clustering algorithm's ability to produce biologically meaningful clusters when applied repeatedly to similar data sets.(中略)We evaluated the performance of ten well known clusering algorithms using this dual measures approach on two gene expression data sets and identified the optimal algorithm in each case.
・意義「However, for clustering biological data such as the gene expression profiles, it would be reasonable to consider external measures that employ the existing biological knowledge (which can be taken as the "ground truth").
・問題点「Such conclusions are inherently incomplete unless one can quantify the agreement between the clusters produced via the expression profiles and the biological classes because it is likely that many biologically unrelated genes will be grouped together as well.
・利点「The proposed indices are easy to interpret and easy to implement. They are also useful in identifying the optimal clustering algorithm for a given data set in its ability to cluster biologically similar genes.

・GOについての勉強が必要かも。アノテーションの情報がなぜ数式につっこめるのか不思議。
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夕張メロンオーケストラ2007 三日目

2007年07月16日 22時46分28秒 | 練習記録
 皆様こんばんは。夕張で走り回っていたせいか下半身が筋肉痛のぴかりんです。無事室蘭に帰りついております。さて、三日目いってみよー!
~~~~~~~
夕張メロンオーケストラ2007 三日目

7:00 起床
・まずは風呂。ほとんど貸切。露天風呂でボサッとしてたら約1時間経ってしまった。
・5時間弱は眠れたのでスッキリ。
・今日も汗ばむ一歩手前の爽やかな晴天。テレビのニュースによると台風4号は太平洋に抜けたらしい。被害はいろいろあったようだが。

8:15 朝食
・「全開だったんですって??」 若い女性参加者よりツッコミ。「むしろ気づきたかった」って、意味がわかりません。ブログの威力おそるべし。
・インペクが練習に遅れるわけにはいかないので急いでかき込む

9:00 オケ練習
♪運命2・3楽章:今回一番やばいところをじっくりと。

10:40 オケ練習
・休憩中、地震の第一報が入る。新潟からの参加者もあり心配。
♪双頭の鷲の~:夕張市民吹奏楽団のS氏による指揮
♪マイスタージンガー
♪運命1・4楽章
♪ハンガリー行進曲(ラコッツィ)
♪威風堂々
・本番前最後の練習なので、全曲を駆け足で。

11:55 モーツァルト声楽曲練習
・降り番の皆さんは昼食他へ。

12:15 昼食
・のはずが、細かい仕事いろいろで食べる暇なし。
・チェックアウト手続き。

13:05 ロビーコンサート
・夜間の小編成室内楽練習の成果を発表。3組×5分。意外とエントリーが少ない。なぜかチェロ四重奏で出演(詳細後日)。

13:30 オーケストラコンサート
・詳細後日。

15:05 解散式
・お客さんのはけた後改めてやろうと思っていたところ、流れで演奏終了後継ぎ目無くお客さんのいる間に実施。夕張事務局F氏と "奥様" より一言。
・「業務連絡です!」 すっかり流行語に。
・その後片づけ。

15:35 千歳空港行きバス発車
・内地組を中心にお別れ。また会う日まで。残っている皆でお見送り。それに便乗して後からくっついて発進した道内組の車(確信犯)も一緒にお見送り。
・演奏会場に設置したカンパBOXにはそこそこの金額が入り、今回の企画は黒字になり、超過分は次回(!)の参加者集めの広告費に宛てられるとのこと。
・売店で個人的お土産購入。キャラメルばっかり… そういえばオケの分買ってないけど、気の利く人が誰か買っててくれてるよね?? 希望的観測。
・シメに昼食代わりの夕張メロンソフトクリーム(300円)。な、なんか昨日より巨大なんですけど… 単なる個人差か、売店のお姉さんの個人的趣味の反映なのか……
・裏口付近に置き忘れのバイオリン。誰のかと思ったら夕張F氏のもの。
・最後の最後に今回の運営メンバー(?)でそろって記念撮影[トップの写真]。菊地先生夫妻、夕張市民吹奏楽団団長Sさん、夕張事務局Fさん、ソフトクリーム片手でマヌケに写ってる私、と今回大活躍のホワイトボード氏。

16:00 夕張出発
・札幌の某オケの練習(とついでに知人のパソコンレスキュー)に向かうつもりでいたが、確認したところ、予定の練習は無しになった、とのこと。「さっさと帰って休め!」というわけですね。おとなしく帰る。
・道を間違え、通常15分のところを45分かけて遠回り。
・台風の影響で海の波がやたら高い。白老では車体にかぶりそうなほどの波。

19:00 室蘭着
・おつかれさま。

~~~~~~~
<備忘録>
次回があったとして、次回の運営者様へ。引き継ぎ事項を思いつくままに。

名札に出身地を:今回、参加者のつけた名札は、メロンオケ・パート・氏名のみ。更に出身地があれば。例えば名札に『室蘭』の文字があるだけで、知らない物同士いろいろ話の種になる重要な情報。
拡声器(コードレスマイク)、ホワイトボード:今回大活躍の重要アイテム二品。次回も必須。
シート割り:弦楽器のシートを、道内道外だとか知らないもの同士でくっつけとくと人の輪がより広がって良いかと思ってましたが、事前に決めなくとも自然にある程度混ざり、皆さん飲み会等で充分親交を広められていたようです。そういうキッカケでもないと親交を広められない内気な人間の発想か。しかし、少なくとも弦楽器のパートトップはある程度根回しが必要。その場で頼まれても「ハイ、やります」と言えるのは少数派。「パート内で相談してください」で済まされた管楽器ではどうだったのかまでは未掌握。
楽譜は事前に配布:その場になって新たな楽譜を配布するのはいろいろな面でかなりのロス。
照明が暗い(楽譜が見えない):今回一番の参加者からの苦情。ホテルの宴会場て意外と照明が弱いのですね。ついでに、床が絨毯で天井が低い。音場としてはほぼ最悪。解決策は場所を変えるしかない??
宣伝不足?:地元の夕張では積極的宣伝があまりされていなかったのでは、という印象がありますが私の誤解かもしれません。少なくともホテル向かいのコンビニ店員さんは何も知りませんでした。聴衆のほとんどは夕張外のオケ関係者か通りすがりのホテル宿泊者のように感じました。会場の席数としてはいい具合に集まりはしましたが、やはり弾く側としては一人でも多くの方に聴いていただきたい。ホテルのエレベータ内に「〇〇の時間帯にオケ練習やってます。ご自由に覗きに来てください」と張り紙一枚するだけで、かなり練習見学者の数は違っていたのではないかと思います。
演奏会プログラム:曲目が実演の曲と重ならない部分があり、お客さんとしては戸惑ったのでは。オケの仕上がり具合によるので仕方ないところはあるが、工夫が必要。プログラムには「曲目変更の可能性あり」とし、当日のプログラムはホワイトボードで掲示など。
楽器パート人数:何の制限もかけなかったわりには奇跡的とも言えるほどバランスよく各楽器の奏者が集まりましたが、トロンボーンとコントラバスはもう少し欲しかった。全体数としては今回の80名程度がいろいろな意味で限界ではないかと思われる。
ロビーコンサート:今回は急な企画(ぴかりん発案)でしたが、事前に『やる』ということであれば、もう少し充実したものになったのではないかと。
飲み会は自前の持ち込みで:ホテルがわざわざ2時間飲み放題・会費2100円で飲み会を用意して下さいましたが、風呂・室内楽・部屋で小休止・仲間内で個人部屋で宴会等々、皆を揃って2時間枠に集めることは難しく、持ち込みの酒とショボいつまみ、会費500円でチビチビとやる方が良いようです。ホテル側には宴会部屋を提供していただけると大助かり。ついでにグラスや氷なんかも貸していただけると… さらには片づけ付きだと天国。オイオイ、一体何様?!
録音・録画:いろいろ個人的に(?)撮っていたようではあるが、配布については詳細不明。しかし、記録係を据えるとなるとまた大変か。少なくとも楽器は弾けないだろう。
個人練習の時間:全くなんの準備もせずに行った私が悪いのですが、スケジュールがぎっしりで個人でさらう時間がありませんでした。いや、自分のパートが判明したのは当日だし(言い訳)、インペクで忙しかったし(言い訳)。個人練習の時間までをスケジュールにねじ入れるのは困難なので、やはり事前の十分な練習が必要か。
飛行機関連:今回ほとんど予定表どおりの時間で進行しましたが、最初の飛行機組の到着時刻の見込みだけが少し甘く、あと一時間は余裕が欲しかった。また、人集めの開始が約3ヶ月前からで、三連休ということもあり希望の日時の飛行機を確保できず部分参加になってしまった方が数名。
小さな記事・広告:がたまたま目に入り、それを見て参加を決めた、という話を数名から聞きました。たとえ小さな広告でも侮れません。
~~~~~~~
 正直言いまして、もともと参加にあまり乗り気ではありませんでしたが、終わった今となっては「参加してよかった」と思える企画でした。おそらく参加者全員が同じことを感じているのではないかと思います。
 「期待していますよ」 参加を決めた "奥様" からのお誘いの電話での印象に残る一言。結局、単なるインスペクター(オケ練習の取り仕切り)という立場を超え、メロンオケ全体の当日の進行を取り仕切る形で必要以上に期待に応えてしまいました。ツカレタツカレタ。とても「遊びに行った」とは言えない大変さでしたが、よい経験になりました。自身の持つ、ここまでのオケに関する知識・経験を総動員した節目となるイベントとなった感があります。
 では、夕張で最後に皆さんの前でマイクを手にとったときに、「まだ自分の仕事が終わったわけではない」、と飲み込んだ言葉で夕張実況記事の結びとしたいと思います。


それでは、これにて夕張メロンオケ・インスペクターの役を解かせていただきます。
皆様にはイベントの円滑な進行にご協力ありがとうございました!!
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