ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

ニュースより ~大学院授業料免除!?

2008年01月17日 22時06分37秒 | 日記2005-10
大学院の学費タダになるの? よかったね~♪

(゜Д゜)ハァ?

こんなやりとりの後、調べてみると以下の記事を見つけました。新聞はとっているのですが、読む暇無いことが多いのです。所属する大学がこんなことやってたとは、全然知りませんでした。

■ 室工大、授業料相当額を支援 大学院博士後期課程
【2008年1月12日(土)朝刊】
 室蘭工業大学(松岡健一学長)は11日、平成20年度から大学院博士後期課程の全学生対象に授業料相当額を支援するほか、留学生に返済義務のない奨学金を支給すると発表した。学生の経済的な負担を軽減することで国内外から優秀な学生を確保する狙い。
 後期課程に在籍する社会人を除いた全学生を研究補助者(RA)として採用し、授業料(年額53万5800円)相当額を報酬として支払う。社会人学生は同額の授業料を免除する-内容。
 留学生支援の対象は、学部と大学院の前、後期課程に在学する私費留学生。奨学金の支給額は月5万円。財団などの奨学金受給者、外国政府の派遣留学生は対象外。返済義務はない。後期課程に在籍する留学生は、後期課程の学生支援と併用できる。
 事業規模は全体で約5600万円。財源は共同研究などで獲得した外部資金の一部ほか各種基金、寄付金などを充てる。室工大の大学院後期課程は定員72人(1―3年、1学年24人)に対し学生数は66人(1月1日現在)と定員割れし、学生確保が急務だった。
 大学全体の留学生51人のうち、後期課程の在籍者は9人(うち私費留学生は5人)。他大学と比べ、留学生の少なさが目立つ。同課程の留学生は平成15年度に25人を数えたが以後、減少が続いている。
 留学生支援を担当する同大国際交流センターは「私費留学生は経済的事情でアルバイトしているケースも多い。奨学金の支給は留学生を呼び込む好材料になる」と期待する。今後は全体で70人程度まで増やしたい考え。担当教官が9日から学術交流協定を結ぶ中国の大学訪問を始めたほか、他の海外大学に電子メールなどの手段で周知に乗り出している。
 同大では「優秀な学生や留学生にたくさん来てほしい」と話している。

室蘭民報ニュース http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2008/01/12/20080112m_02.html

 残念。社会人の私は適用範囲外。
 年額53万5800円。親に払ってもらってる現役生よか、自分で払っている私の方がずっとつらい気がするのですが。。。
 さっさと終わらせればいいことなのですけど。
~~~~~~~~~~
 ここまで書いて、気がつきました。

> 社会人学生は同額の授業料を免除する

直後にこの文句があるではないですか。よく読めよ、自分。
こ、これは、大逆転!!?

ヽ(*´∀`*)ノ ウワーイ!!
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【食】サンチャイルド [軽食@登別]

2008年01月17日 08時00分27秒 | 外食記録2007
サンチャイルド [軽食@登別][HomePage][食べログ.com]
2007.12.28(金)16:00入店(初)
注文 大盛ソフト ミックス(ラ・フランス+生ミルク) 350円

・温泉に浸かった後、「登別のどこかに美味しいソフトクリーム屋がある」という曖昧な情報のみを頼りに、思い当たるような店も無かったので、携帯インターネットで検索し、どうにかひっかかったこの店に行ってみました。
・登別市街と温泉街をつなぐ裏道(道道782号線)、日本工学院と(旧)天華園の中間点あたりにある看板に従って海側へ200mほど進んだ人気の無い場所にポツンとあります。そういえば、この看板は最近目にするようになったような。こんな道初めて通った。
・真冬なので営業してないかと思いましたが、ちゃんと営業中でした。ソフトクリームの専門店ではなく、軽食メニューもいろいろとありました。
・早速、ソフトクリームを注文。ラ・フランスも生ミルクもいかにも手作り味の、それぞれの素材そのまんま、ケバケバしさがなく優しい味でした。噂の店がここであることを確信。しかし、登別で、なぜラ・フランスなのかは謎です。おそらく何のゆかりもないと思うのですが。他のメニューを見ると、ハンバーガーも手作りらしく、こちらもそそられます。今度機会があったら食べてみたいです。
・そもそもこの店は動物とふれあう牧場(?)に付属の施設のようです。店のそばにはほったて長屋があり、順に犬、猫、ウサギ、鹿の部屋がありました。他にも別棟の建物に馬とか牛なんかも隠れていそうです。犬小屋のそばでは、まだ目も開かないような子犬がコロコロと5、6匹固まって寝ていました。季節が季節なので客の姿はなく、動物達は休眠期間のようです。小学生以下のお子様向け施設という雰囲気です。
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【演】北広島弦楽合奏団 第12回定期演奏会

2008年01月16日 22時08分52秒 | 演奏記録
北広島弦楽合奏団 第12回定期演奏会
2008.1.14(祝月)14:30開演, 北広島市芸術文化ホール 花ホール, 入場料500円
指揮 島崎洋, パート Viola

【第1部】弦楽合奏、古典と近代の対比!
・W.A.モーツァルト/セレナード第13番ト長調K.525「アイネクライネナハトムジーク」
・L.ヤナーチェク/弦楽のための組曲
【第2部】ストリングスの魅力、再発見!
・映画音楽から「ニューシネマパラダイス」
・シューベルトの歌曲から 「至福」「春の夢」「ます」
・最近のヒット曲から 「千の風になって」
【第3部】大曲に挑戦!
・F.シューベルト作曲 G.マーラー編/弦楽四重奏曲第14番二短調「死と乙女」
アンコール 「千の風になって」(会場の皆さんもご一緒に)

・当日、ホールでのリハは「死と乙女」から。さぁ、はりきっていってみよー! 劇的な冒頭部。そして二小節目の3拍分ある休符部分の残響でゾワゾワっときてしまいました。もちろんいい意味で。やはり普段の練習部屋とは響き方が全く違います。このような素晴らしいホールで弾ける喜びをかみしめつつ、リハをこなす。
 
 
・上は会場ロビー付近の写真。曲線の多い造りです。
・昨年の定演は客として聴きました。北広の『定演』で弾くのは初めてかもしれません(その昔、教会で弾いたのは定演だったのかな?)。
・編成は Vn1-7,Vn2-6,Va-5,Vc-4,CB-2 の計24名 +指揮。配置は時計回りに、Vn1-Vc-Va-Vn2、正面後ろにCBの対向配置。管がいないと山台を組まなくてもよく、椅子と譜面台を並べるだけなのでステージ設営が楽チンです。入退場は下手一方からのみ。
  
・写真左から、開場時間まで粘って練習する方々、響き調節用の遮音(吸音)カーテン、下手舞台裏。
・開演前のロビーにて、「あっ、いた!! ぴっかり~~ん!♪」と大声で呼びかけられ、ギョッとする。たまたま受付手伝いに来ていた、メロンオケ以来のUさんでした。最近、私のことを本名ではなく『ぴかりん』で覚えている人が多くなってきている気がします。
・アイネク:弾くのはもう何回目だろう。。。楽譜は悪名高きペータース版を使用。
1楽章 はりつめた空気の中、緊張の第1音。出だしの残響がきれいでした。演奏後、会場より盛大に拍手。
2楽章 問題の出だしは飛び出す人なく無事開始。曲を通じて一番の難所の短調の中間部分。Vn2 と Va の刻みは、最初は気にならない程度の微妙なテンポの揺れだったのがだんだん増幅し、自分の左右でうねりだし、もうだめかというところでどうにか最初のテーマにすべりこむことができました。客席より控え目な拍手。
3楽章 この曲は何度も弾いていますが、2~4楽章をビオラで弾くのは実は初めてかもしれません。楽譜への体の反応の鈍さからそんな気がします。で、体に染み付いた(Vaより一拍早く出る)Vnのタイミングで体が反応し、危うく飛び出すところでした。
4楽章 拍手の間を与えず緊張感を保ったまま4楽章へ。心配だった出だしは、心配する暇もないうちにすんなりと入りました。入ってしまえば後はもうゴールを目指すだけ。個人的演奏不能部分1ヶ所あり。
・ヤナーチェク:終わってみると、一番の問題曲がこれでした。弾いていて「なんか変だなぁ……気のせいか??」とちょっと違和感を感じる箇所がちょこちょこある程度で、大きな破綻は無いと思っていたのですが、直後の休憩や打ち上げでは、この曲についての懺悔がだんとつでした。自分としても怖い個所が多々あり。
・第2部は指揮の島崎洋氏編曲の楽曲による【島崎ワールド
・ニューシネマ~:映画も曲自体も知らない作品です。曲の全体像がつかみづらかった。
・シューベルト歌曲:三曲のうち「ます」しか知りませんでした。個人的には、演奏する立場から「未完成」と「ザ・グレイト」でかなり印象の悪い作曲家なのですが、このかわいらしい曲調にちょっとイメージが変わりました。他の歌曲も聴いてみたい気持ちになりました。
・曲数が多いため楽譜を探し出すのに手間取り、まだ準備ができないメンバーがいたにもかかわらず、演奏開始してしまう場面あり。
・千の風:いまだにオリジナル(?)の歌を聴いたことがありません。ちょっと前は「冬ソナ」テーマ曲が流行りだったのですが、ものの見事に消えてしまいました。この曲も同じ運命を辿るのでしょうか。アンケートには「オリジナルの歌バージョンよりもよかった」との声も。
・死と乙女:今回の目玉。マーラー編の弦楽合奏版の存在を今回初めて知りました。自分が弾くことになるとは夢にも思わなかった憧れの曲です。ここまでで既に演奏会は1時間以上経過。40分を超える大曲に果たして集中力は続くのか。
1楽章 「あれ!? もう終わり?」と、終わるのが早かった。集中したいい演奏だったと思います。練習も含め、一番の出来。
2楽章 後から思えば、出だし部分の2拍の間でのミュートの脱着はそもそも無茶な話で、それに伴うノイズも発生するので、1小節早く切り上げる人と、次の1小節を弾かない人の二組に分けて、ゆっくり静かにミュートの付け外しをした方が良かったかもしれません。終わりごろで疲れのピーク。左腕が重い~~ この楽章は長かった。
3楽章 繰り返しでは迷子にならずに無事クリア。
4楽章 やっっと最終楽章。めくってもめくっても無くならない楽譜。この楽章は長かった。途中、ある奏者が楽譜を取り落とすアクシデントあり。復帰までに楽譜1ページ分くらいかかり、ドキドキハラハラ。最後のPrestissimoは熱かった。
 お客さんのアンケートによると、(意外にも?)この曲が一番評判が良かったようです。もちろん反省点は多々ありますが、このような難曲をよくぞ演奏したものだと思います。「この曲に一年かけた」という言葉も聞きましたが、団員の皆様には並々ならぬ苦労があったことでしょう。貴重な経験をさせていただき、感謝!
・アンコール千の風:アンコール用の曲は用意せず、千の風をもう一度。プログラムに歌詞を載せておき、お客さんにも歌っていただこうという趣向です。ステージ上からはかすかに聴こえる程度の歌声はありました。
・終演まで休憩含め約2時間半かかりました。弾く方だけでなく、聴いている方も大変だったかもしれません。
・コンミス様は昨年の雪辱を果たし、見事最後まで集中力をキープ! いろいろと大変な最中、おつかれさまでした。
・各パートあちこち小事故あったようですが、我がVaパートはほとんど無事故でした。過去何度か客席から聴いた経験から、「このホールはVaがやたら聴こえない」印象があったので、かなり意識して出すべきところは出すようにしました(もちろん、ひっこめるところはひっこめて)。その結果、お隣のVn2の方々より、「隣からビオラの音がガンガン聴こえてきて気持ちいい」、「よく鳴るねぇ。チェロよりデカいんじゃない?」などなどお褒めの言葉(苦情?)が。
・時間があったので、高感度アップのため(?)珍しく打ち上げにも参加。お約束の一人一言で印象に残ったのは、「「死と乙女」や「春の夢」の演奏は曲想とちょっと違うのではないか(暗く憂いを含むべき曲をノーテンキに演奏)」という言葉。楽譜を追うのに手一杯でそこまでの余裕がなかったというのが実情ですが、今後考慮に入れるべき大事な課題だと思います。また、個人的には「ぴかりんがどんな記事を書くのか楽しみだ」、「悪口書くんじゃないぞ~(脅し)」などの言葉をいただきました。「読まれている」と思うとプレッシャーを感じてしまいますね。たいしたことは書けませんでしたが、こんなもんでいかがでしょうか。
・客数約230名[公式発表]:目測では6割の入りの300くらいだったのですが。目標だった300には残念ながら届かず。オケ関係の知人がチラホラ。はやり「死と乙女」には興味津々で、「勉強になりました」と満足していただけたようです。
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【食】いせくら [いろいろ@登別]

2008年01月15日 22時01分30秒 | 外食記録2007
いせくら [いろいろ@登別][HomePage][グルメウォーカー]
2007.12.28(金)13:30入店(初)
注文 牛乳ラーメン 850円

・登別温泉街メインストリートの坂に位置する店。温泉に入るついでに、本来別な店で食べるつもりだったところ運悪く休みだったので、たまたま目についた店に突撃してみました。
  
・本来は焼き物がメインのお店のようですが、今回はラーメンを注文。『にんにくラーメン』やら『赤鬼ラーメン』やら強烈そうなメニューの並ぶ中、『牛乳ラーメン』に決定。他の店でも見かけたことがありますが、食べるのは初体験でした。
・結果、意外といけました。塩味ベースのスープに牛乳。ちょっぴり洋風です。あっさりしていたので、スープは全て飲み干せました。850円はちょっと高く感じ、観光地料金だろうから仕方がないと思っていましたが、食べてみると結構なボリュームで、この価格でも満足できるものでした。麺は少々独特。味のしないコンニャクとかシラタキでできているような、ツルツルテカテカした妙~な食感です。たまたま検索にひっかかったのですが、ここ(→『望月製麺所』)の麺を使用しているようです。量が多く感じたのはもしかすると、スープを吸いやすいタイプの麺だからかもしれません。
・前出の「ジンギスカン定食」とならんで、この「牛乳ラーメン」も北海道の名物料理としてブレイクする可能性のある一品ではないでしょうか。

   

  
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憧れのバイオリニスト

2008年01月14日 22時08分43秒 | 日記2005-10
 皆様こんばんは。母親が「地デジ」を「ぢでじ」と読んでいたぴかりんです。

 そんな母親とのある日の会話。

母 年賀状に「娘がバイオリン弾いてる」って書いてきた友達がいたよ

私 へ~

母 小さい頃からもう10年くらい続けてるんだって

私 ふ~ん、そりゃきっとオレより上手いなぁ

母 はじめたのはあんたがバイオリン聴かせたのが、きっかけなんだって

(゜Д゜)ハァ---!!!???


 なんでもその昔、その親子がうちに遊びに来た時に、小さな娘さんにバイオリンを弾いて聴かせたことがあったらしいのです。その当時の記憶、全く無し! 弾くと言っても、今ですら満足に一曲すら弾けないので、おそらくは弦をはじいて見せたり、開放弦を鳴らして聴かせる程度のことだと思います。現在は札響の先生(私は面識の無い方でした)について習っているのだとか。
 で、四月に私が出演予定の演奏会に、家族揃って聴きに来るそうです。その娘さんと会ってみたい気もするし、やめといた方がよい気も。。。「こんなヘタクソがきっかけだったか」と、夢を壊しそうで。。。
 でも、とってもうれしい話でした。いつかどこかで共演することがあるかもしれない、などと考えるとワクワクします♪
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【本】技術官僚 ―その権力と病理―

2008年01月13日 22時31分00秒 | 読書記録2008
技術官僚 ―その権力と病理―, 新藤宗幸, 岩波新書(新赤版)774, 2002年
・自分の職業に多少なりとも関連した内容を想像していたのですが、全く別世界の中央省庁の話がほとんどでした。一般に広く開かれた内容ではなく、ほとんど "閉じた" 本です。論文調で漢字が多く、「面白く書こう」などとは微塵も考えられていない文章なので、読むのにちょっと疲れます。概要はあとがきの4ページを読めば十分。さらに詳細を知りたい方は本文へどうぞ。
・「この本は、これまでどちらかといえば、ジャーナリストや研究者がみすごしてきた技術官僚集団に焦点をあてることによって、日本の官僚制の深層に迫るとともに、その改革の道筋を提起しようとするものである。」p.v
・「こうして、これまでに述べてきた首相と内閣による統治の弱体さにはじまる行政機構の特性とあいまって、官庁間の割拠制が強まるだけでなく、行政のイノベーションなき権限の増殖がうみだされる。これが日本の官僚制の最大の構造的特質なのである。」p.18
・「以下、本書ではまず日本の官僚制において、技術官僚集団がどのような地位を占めてきたのかを歴史的に振り返ってみる。そのうえで、行政責任が最もきびしく問われる二つの行政分野――公共事業と薬事行政――を対象として、技術官僚集団の活動を中心に行政組織の動態を論じることにする。(中略)そして最後に、「技官の王国」の解体、それはとりもなおさず日本の官僚制の改革なのだが、その道筋を提起することにしよう。」p.38
・「先進国といわれる国々のなかで、日本ほど大規模な薬害事件をくりかえしてきた国もない。」p.124
・「技官を多数かかえる官庁において、事務官=法制官僚と技官のどちらが優位しているかといった「伝統的」論点は、現代日本の官僚制組織の考察にとって、的外れといえる。問われているのは行政組織のあり方であり、もっといえば、そこにおける意思決定の責任の所在が不明であることなのだ。」p.169
・「小泉純一郎政権は、163の特殊法人と認可法人を所轄する各省に廃止・民営化を基本前提として、2001年8月末までに改革案をまとめるように指示した。  しかし、わずかに四法人の廃止・民営化にむけた改革案が政権に提出されただけで、残りはすべてゼロ回答であった。」p.171
・「独立行政法人(2001年1月の行政改革で新たに設けられた法人。独自の法人格を持つが所轄大臣の監督のもとで、中期計画を作成し事業を実施する。企業経営原則をとりいれ貸借対照表や財務諸表の公表を義務づけられる)」p.172
・「特殊法人や許可法人改革の顛末は、2001年1月の鳴り物入りの行政改革見落としてきた問題点を、浮き彫りにしたといえよう。」p.173
・「「技官の王国」の解体にかぎられたことではないのだが、行政組織全体にわたって、事業の継続ではなく事業計画を時代に適合させる弾力的イノベーションを可能とするシステムがつくられねばならない。そのためには、まずなによりも、各省における政治的任命職の範囲を広げることである。」p.175
・「そもそも、「奇妙な免疫不全症」(当時)とはいえ、それが血液を媒介としていることが疑われていたのであり、血液凝固製剤の使用の是非に問題を限定することなく、HIVウイルスによる血液感染症の原因究明にとりくむことが、行政の責任であろう。いかにキャリア組事務官の局長が、血液感染症の学問的研究水準に素人であったとしても、その程度の支持は本来だせるはずである。」p.176
・「「技官の王国」の解体とは、官庁から科学・技術系職員を排除することではない。これまでみてきたような技官と事務官の相互依存関係を打破することである。この意味で、まずは以上に述べたような行政組織法制をあらため、政治的任用の拡大を基本として、ポジションごとの権限と責任を明確にした組織の編制がもとめられるのだ。」p.177
・「しかし、採用試験における細分された職分類(一章二節参照)は、はたして妥当なのだろうか。」p.178
・「伝統的意味での技官は、まさに「技術官僚」として位置づけられてきたゆえに、専門技術分野の職務に従事している。しかし、かれらは個々の専門領域におけるスペシャリストなのではなく、それぞれの領域で技術の衣をまとった行政官にすぎない。」p.182
・「こうしていま、生涯職公務員からなる官僚機構に、大胆な改革のメスが入れられなければならないのである。内閣統治のもとで行政官としての責任が絶えず自覚される行政システムの構築は、依然として未完である。これこそが改革の焦点とされねばなるまい。」p.200
・「私がここで試みたのは、国土交通省や農水省、厚生労働省などに勤務する技術官僚という集団に焦点をおきつつ、日本の官僚制の内部的メカニズムを明らかすることだった。」p.202
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【食】西洋軒 [洋食@千歳]

2008年01月12日 22時04分31秒 | 外食記録2007
西洋軒(せいようけん) [洋食@千歳][食べログ.com]
2007.12.27(木)17:45入店(初)
注文 ハヤシライス(スープ付) 700円

・想像していた場所と違っていたので、少し迷ってしまいました。国道36号線とJR千歳駅へつき当たる道の交差点より一本駅側の、駅前通から駅を向いて右手に入ったところにあります。表通りに面していないのでちょっとわかりずらいかも。こぢんまりした店を想像していたのですが、思いのほかデカい店構えでした。街なかで駐車場があるか心配でしたが、敷地内の中庭のようなところに5台分ほどの駐車スペースがありました。
・私は最近知りましたが、千歳では「老舗の洋食屋」ということで有名な店のようです。店内は年季を感じさせるとっても落ち着いた雰囲気です。BGMはクラシック。モーツァルトのホルン協奏曲(何番か忘れた)からベート―ベンのバイオリンソナタ「春」へ。室蘭での「蘭亭」、苫小牧での「第一洋食」にあたる店でしょうか。
・『ビーフカツレツセット』に興味があったのですが、前日のとんかつラーメンにやられてしまい、無難なハヤシライスを注文。
・お供についてくる福神漬け入れがどこか懐かしい。昔はよくこんなの見かけたような気がします。出てきたハヤシライスは、かわいらしい半熟の目玉焼き付き。一口食べて、「!?……な、なんだこれは…うまい…」 もう夢中で完食。どこの部分か知りませんが贅沢な牛肉がゴロゴロとこれでもかと入っています。出てきたのを見たときは、「ちょっと少ないかなぁ…」と思ったのですが、食べてみると十分なボリュームでした。おまけのスープもインスタントではなくきちんとした手作りのようです。手抜きスープとは全然違う味。これが700円とは信じがたい一品でした。1000円出してもなお満足なほど。ごちそうさまでした。
・700円でこのボリュームだとすると、千円を超えるメニューはかなり気合を入れないと食べきれないのではないかと推測されます。会計時、おそらくもう長いこと勤めているオーラの漂う女性店員さんに、思わず「どうしてこんなに安いんですか??」と聞いてしまいました。すると、同じことをよく言われるそうで、昔の料金設定を保っている結果とのことです。私が入店したときは、特にご飯時を外したわけでもないのに客は私一人のみのガラガラ状態。全メニュー、今より300円高かったとしても十分満足するのではないかと思えるような料理なのにもかかわらず、この客の入りは不可解。更には、これで採算取れているのか、考えてみると不思議です。
・不思議ついでに、トイレに行くと壁に川柳とも詩ともつかない謎の文字列を書いた紙が貼ってありました。店員さんの作品なのかなんなのか。謎は深まる。
・今回は老舗の味に感動。次回は体調の良い時に『ビーフカツレツセット』に挑戦してみたいと思います。

   

   
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『人気ブログランキング』登録から一週間

2008年01月11日 22時03分03秒 | 日記2005-10
 『人気ブログランキング』に登録してから一週間が経過しました。
 結果、『新着ブログランキング 』で第46位。
 カテゴリ毎では、
音楽(クラシック) (40%) - 95位
グルメ・料理(全般) (30%) - 157位
本・読書 (30%) - 128位

 そして、期間中のべ約1400人(gooブログ集計)が閲覧したうち、クリックして投票してくださったのは、

のべ24人

でした(2008.1.11 18:30現在)。自分でクリックした分もこれに含まれていると考えると、、、ほとんど誰もクリックしていない、という結果です。悪くても10人に1人くらいはクリックするのではと予想していたのですが、完全に当てが外れました。
 この理由について考えてみると、

1.クリックしてもしなくても一緒(ランキングの意味がよくわからない・無関心)
 クリックすることによって何のメリットも感じられないためではないか、というのが一点。これは確かに。強いて言えば、クリックして順位が上がると、ますますはりきってブログの記事を書く可能性がある、というメリット(?)はあるかもしれません。

2.アピールが足りない
 「1日1クリック、ポチッとお願いします」、「更新の励みになります! 是非とも応援よろしくお願いします!!」等の文言を他のブログで見かけることがありますが、やはりバナー(画像リンク)をひっそりと置いとくだけではだめでしょうか。必死さ、切実さが足りない?

↓↓↓是非ともクリックお願いします!!!


さすがにここまでは。。。

3.見知らぬアドレスに対する警戒感
 インターネットの恐ろしさについての知識がわりと浸透していて、「むやみにクリックしてはいけない」という感覚が影響?

4.携帯から見てるので投票できない
 手持ちの携帯(au、ezweb)からの投票は無理のようです。これはシステム上の問題なのでなんとも。

5.ブログがつまらない、投票に値しない
 これは仕方がない。

 記事毎にバナー(画像リンク)を貼り付けるのが面倒になってきたので、ここからは画面左の「BOOKMARK」欄に投票用リンクを貼っておきます。
今日もブログ更新ご苦労さん。明日も楽しみにしてるよ~♪
という方は、お駄賃10円のつもりでクリックをよろしくお願いします。
 また、下記のアドレスで『ぴかりんの頭の中味』の各カテゴリ毎の順位確認ができます。
http://blog.with2.net/site.php?id=581292
このページをときどきチェックしては一喜一憂しております。お暇な方はご一緒にどうぞ。
 では引き続き、『ぴかりんの頭の中味』をどうぞよろしくお願いします。

《関連記事》
2008.1.4 『人気ブログランキング』登録
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【論】Dabney,2005,Classification of microarrays to ~

2008年01月11日 08時02分26秒 | 論文記録
Alan R. Dabney
Classification of microarrays to nearest centroids
Bioinformatics 2005 21(22):4148-4154
[PDF][Web Site]

・サンプルのクラス分け法として、Classification to Nearest Centroids (ClaNC)を提案する。LDAに基づくアルゴリズムの簡便さが特長。
・人工データ:4クラス、各クラス30サンプル、5000遺伝子、発現量の分布を変化させた3種のデータを用意
・生データ
1.Small round blue cell tumors (SRBCT)、2307遺伝子、83サンプル、4クラス [Khan]
2.Lymphoma、4026遺伝子、58サンプル、3クラス [Alizadeh]
3.NCI cancer cell lines、6830遺伝子、60サンプル、10クラス [Ross]
4.Leukemia、3857遺伝子、38サンプル、2クラス [Golub]
・クラス分けの比較法:Prediction Analysis of Microarrays (PAM)[Tibshirani]、デフォルト使用の他に設定を変えた4つの方法を使用
・クラス分けの評価法(error rates):5-fold cross-validation

・問題点「I surprisingly show that the modified t-statistics and shrunken centroids employed by PAM tend to increase misclassification error when compared with their simpler counterparts.
・問題点「For example, with unlimited resources, we may wish to use all relevant genes in the classifier; although, we may be able to find a subset of genes that classify just as well as (or even better than) the complete set. In other settings, it may be necessary to make tradeoffs between accuracy and practicality.
・方法「I present here an alternative LDA-based classifier that I call ClaNC, for Classification to Nearest Centroids. ClaNC (1) does not shrink centroids, (2) uses unmodified t-statistics to select genes, (3) carries out class-specific feature selection, and (4) allows each gene to be active in at most one class.
・結果「LDA-based classifiers that are even simpler than PAM can perform very well.
・展望「I intend to perform a more thorough investigation of shrinkage for classification in future work.
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「この道路はシーニックバイウェイルートです」

2008年01月10日 22時05分44秒 | 日記2005-10
 車を運転中、道路をまたいで設置されている電光掲示板に次のような表示が。

この道路はシー○×※△★∀〒ルートです

シー…?? なんだって!? 読めないぞ! 通行止めか!?
なんてことが最近ニ、三度ありました。読もうとすると通り過ぎた後で、何と書いてあったかがわからない。
 そんな折、先日ようやくスピードを落としてじっくり読む機会がありました。

この道路はシーニックバイウェイルートです

読めたはいいが、今度は意味がさっぱりわからない。
 調べてみるとホームページがありました。

『シーニックバイウェイ北海道』
http://www.scenicbyway.jp/index.html
シーニックバイウェイ(Scenic Byway)とは、景観・シーン(Scene)の形容詞シーニック(Scenic)と、わき道・より道を意味するバイウェイ(Byway)を組み合わせた言葉です。地域と行政が連携し、景観や自然環境に配慮し、地域の魅力を道でつなぎながら個性的な地域、美しい環境づくりを目指す施策です。アメリカで先行的に取り組まれている制度を参考に、北海道にあった仕組みを考えて、平成17年度より全国に先駆けて「シーニックバイウェイ北海道」として本格的にスタートしました。
※上記ページより抜粋

 アメリカからのパクリのようです。こんな取り組みがあるとは全く知りませんでした。「美しい環境づくり」は良いのですが、このネーミングはどうにかならなかったのでしょうか。長くて覚えづらいし、意味もわかりにくい。「のんびりルート」とか「さわやかルート」とか「わくわくうきうきルート」とか「ヒグマルート」とか「ホワイトルート」とか、親しみやすい名称の方がよかったのではと思います。(え?? ネーミングがいまいち?)
 景観整備ということなら、個人的には道路と平行してはしる電線をどうにかしてほしい。特に写真を撮るときに気になります。
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