アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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首を回すタイミング…♪

2016-05-17 09:28:54 | Weblog
グラン・ジュテ・アントルラセの基本の≪基≫を練習したら、最後にグラン・アレグロ。
前半と終盤は先週までと同じだけど、中盤の部分にアントルラセを組み入れます。
…3回目のデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐シャセ‐グリッサード・アン・トゥールナン→右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐左脚プリエ→右脚ピケ、左脚アラベスク→左斜めにシャセ→ジュテ・アントルラセ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚アラベスク→右脚ピケ、左脚アラベスク→左斜めにシャセ→ジュテ・アントルラセ→右脚ドゥミ・プリエ、左脚アラベスク→上手奥へ歩いて移動→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→ピケ・アン・ドゥダーン・アン・トゥールナン×6→左脚エファセ・デリエール・ポワン・タンジュでポゼ
最後のポゼのアームスはチェケッティの3番、アド・ブラ。
ジュテ・アントルラセの部分をカウントで練習。
着地したときにアラベスクの脚を落っことさないようにね。
アントルラセを跳んでいるあいだは下を見ないこと。そして着地の瞬間にも目線を下げないこと。
「下を向いたり視線を下げることで意識が下向きになるからキレイに跳び上がれないよ」
では、音楽でどうぞ

うん、悪くない。
アントルラセもね、1回目の着地から2回目のピケまで落ち着いて動けたね。
初めて練習したアントルラセよりも、問題なのは最後のポゼだ
軸脚の膝を伸ばすのかプリエなのか、ポワン・タンジュ・デリエールなのか大きい4番なのか、はっきり決めましょう。
「…たはは……
最後のピケ・アン・ドゥダーンのアームスもずいぶん改善されて良くなってるよ
ということで、ピケ・アン・ドゥダーンの練習。
鏡に映る自分に向かって真っ直ぐに進む練習をしよう。
そして、アームスは腰に。
首の動きをコントロールすることで軸をまわす
こんな風に、とまず見本を見せる。
はい、ちょっとゆっくりでいいからやってごらん
……
「…うにゃぁぁ……
そうだね。
顔から先に回ってるから、どこが正面か進行方向か分からなくなるでしょ。
鏡に映る自分の背中を確認するまでは首を動かさない。
鏡に映る自分の背中を確認したら、今度は首を先に動かしてトルソーをリードする。
それが回転のイメージよ
「…… せなか……くびから せなか……くびから ……」
そうそう。
そしてね、後半の回転が足りなくなってしまうのは、首を正面に戻すのが遅いから。
その動きが足りないと軸の回転が停まっちゃうの。
ほれ、もう一度
「… うひゃぁぁ……」
ん、今のは顔から思いっきり先に行ったからよ
落ち着いて、落ち着いて。

うん、ちょっとずつ分かって来たね。
メグちゃんの場合はほかに困った癖がないから、首を回すタイミングを掴めれば安定した回転がスムーズに出来るようになるわよ
コメント
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