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人は騙されやすい・・・温暖化の呪縛から未だに解放されな人々

2012-02-27 06:30:00 | 温暖化問題
 

■ 「二酸化炭素由来の温暖化仮説」を信じている人はまだ居るのだろうか? ■

私も7年程前までは「温暖化」を信じていました。
確かに真夏の気温は年々上昇している様に感じられました。

しかし一枚のグラフを見た瞬間、
私は温暖化がウソであると直感しました。



その当時このグラフには次の様な説明が付けられていたと記憶します。
「二酸化炭素が増加すると、海水温が上昇します」

しかし、このグラフを良く見ると
海水温の上昇が、二酸化炭素の上昇に先行しているのです。

これは至って普通の話で、二酸化炭素は低温で水に良く溶けます。
従って、海水温が上昇すれば海水に溶けていた二酸化炭素が
空気中に放出されるのは当たり前の話なのです。

二酸化炭素が温暖化の主原因で無いとすると何が原因なのか。
色々調べてみて、一番納得出来る仮説が、
スベンスマルクの主張する説でした。

「太陽の磁力に変化によって宇宙線の飛来量が変化し、
宇宙線は雲の発生に影響を与え、雲は太陽光を反射するので
結果として、太陽の磁力の変化が気温に影響を与える」

この説は、長年に渡り黙殺されて来ましたが、
近年、欧州の加速器セルンの実験「クラウド」によって
宇宙線が雲の発生に関係する事が実証されましえた。



最近ではTVでもスベンスマルクの説を紹介しています。



この番組では、太陽の北極の地場が反転する事で、
太陽風が地球に吹き寄せなくなり、
結果的に雲の量が増えて寒冷化が進行する事を心配しています。

■ 未だに「温暖化」を信望するメディア ■

国際温暖化パネルの主要メンバーのメールが流出し、
その主要メンバーが温暖化データを捏造し、
さらには、温暖化を否定する論文を握り潰していた事が明らかになっています。
これを「クライメート・ゲート事件」呼びます。

欧米ではメディアで多く取り上げられましたが、
温暖化防止を国策として掲げる日本では、あまり報道されていません。

今年の冬は例年になく寒冷で、雪も多く降っています。
欧州に至っては、大寒波で大陸が凍りついています。

さて、この「寒波」を日経新聞は「温暖化が原因」と報道しています。

「「地球温暖化のせいで寒冷化…」 なぜそんなことが起こるのか (日経・  2012/2/6 7:00 )
http://www.nikkei.com/tech/ecology/article/g=96958A9C93819499E2E3E2E0908DE2E3E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E3E2E7E0E2E3E2E0E0E2E7

<一部引用>

(1)まず、温暖化によって北極海の氷が解ける。実際のところ、このところ特に夏の海氷面積が縮小している(図6)。


(2)海氷は太陽光の反射率が海よりも高いので、その面積が縮小すると、従来よりも太陽の熱を吸収しやすくなる。さらに海氷は海から大気への熱伝達を遮断する“断熱材”としても働いているが、海氷面積が小さくなることで大気への熱放出が増え、北極海周辺の大気が暖まる。


(3)大気が暖まると、そこの上空で気圧が高くなる。

(4)偏西風帯のジェット気流がスカンジナビア半島北東、北極海の一部「バレンツ海」付近で北側に押し上げられ、その反動でシベリアから中国大陸に向かって、南側に大きく蛇行する。

(5)蛇行によってシベリア高気圧を強める作用が働き、強い寒気が中国大陸から日本列島に南下しやすくなる。


 もちろん、気候システムは多くの要素が複雑に関連し合って成り立っているので、北極海の海氷の減少だけで日本の冬の寒さが説明できるわけではない。また、さらに温暖化が進めば、こうしたメカニズムも働かなくなって、一気に暖冬傾向へと局面が転換する可能性もある。

<引用終わり>

大気は温まると膨張し、密度が低くなるので気圧は低下します。
台風なども海水温の上昇によって発生する大型の低気圧です。

はっきり言います。勉強不足です。
仮に北極海の海水温の上昇が、寒波の原因であったとしても、
日経に書かれているメカニズムでは発生しないでしょう。

むしろ次の記事の方が、現象を正確に伝えているでしょう。

バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化
―日本の冬の寒さを説明する新たな知見―

(独立行政法人 海洋研究開発機構 プレスリリース より)
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20120201/

尤も、こちらも「温暖化ありき」の思考に凝り固まっていますから、
現象の説明としては正しくても、メカニズムの考察を誤っている可能性はあります。

■ 1940年代には夏場に北極点に氷が無かった ■



上の写真は1959年の夏に北極点に浮上した潜水艦の写真だそうです。
実は夏場の北極海の海氷が消失する事は別に珍しい事では無く、
1940年代では普通に発生する事でした。

2011年の夏は観測史上2番目に北極海の海氷面積が小さいという報道があります。

北極海氷の面積 観測史上2位の小ささに(密接度は過去最小) (宇宙航空研究開発機構)
http://www.eorc.jaxa.jp/imgdata/topics/2011/tp110920.html

ところが、この観測史上がくせものです。
彼らの観測は2002年からスタートしているのです。
これで「観測史上」と書いてしまう神経を疑います。


■ 真夏にブリザードが吹き荒れる南極・昭和基地 ■

さて、それっでは北極の反対側の南極はどうなっているでしょうか?



(産経ニュースより)

南極の姿(2) 進む寒冷化 異例の「外出注意」発令(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/science/news/111124/scn11112414570001-n1.htm

現在真夏の南極では、極端に日照が少なく
真夏だというのに、ブリザードが吹き荒れているそうです。

こちらは昨年に続き、観測船「しらせ」が厚い氷に阻まれて
昭和基地近くに接岸できない事態が生じています。

■ 問題は「温暖化」や「寒冷化」では無く、人々が「科学のウソ」に騙され易い事 ■

世の中の多くの人が、「温暖化」に疑いを持つ中で
学校では必死に「温暖化」の授業が行われています。

この事を問題と思う方も多いでしょう。

それでは現在、学校で一番力を入れている事は何かご存知ですか?
それは「放射線の恐怖を生徒に植え付ける事」です。


中3の娘は理科の授業で、放射線測定をしています。
そして教師は生徒達に、東海村の臨界事故で死亡例を説明しています。
中性子を直近から浴びた被曝事故の例を挙げて、
福島と同列で語る事が、授業という名目で行われているのです。

人々は「科学のウソ」に騙され易いものです。
特に、「温暖化」や「インフルエンザ」や「放射線」といった、
ある目的を持って一大キャンペーンが成される「ウソ」に無防備です。


最近明らかになってきた「温暖化の嘘」を検証する事で、
「放射線の嘘」も疑う目を持ちたいものです。