ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ボージョレ・ヌーヴォーの楽しみ方

2012年11月13日 | ワインの話

Photo 今日は、お客様の疑問に応え、今年のボージョレ・ヌーヴォーの最新情報を紹介しよう。
ボージョレ・ヌーヴォーを作るガメイと云う黒ブドウは、タンニンが少なく渋めの赤ワインにはなりにくい。
そこで、黒ブドウだが、白ワインのような作り方をして、短期間で仕上げたものがボージョレ・ヌーヴォーだ。
赤ワインというよりも赤い白ワインと思ったほうが的確だ。
商売上手なフランス人は、ボージョレ・ヌーヴォーを、その年の収穫を祝うお祭りのワインとしたことが、パリで流行り日本に伝播する。
要するに、味よりもお祭りのワインなのだが、日本人にはありがたみのあるワインとなる。
ボージョレ・ヌーヴォーの生産量の半分を日本人が買い続けることと、ブドウの収穫からすぐに現金収入になることからか、ボージョレ・ヌーヴォーの品質向上は近年めざましい。
クアトロにも、品質重視の作り手のボージョレ・ヌーヴォーが入荷する。
今年は、南フランスは天候に恵まれなかった。
ボージョレ・ヌーヴォーも例年よりも収穫が少ないと云われている。
それでも設備投資をしっかりとしている作り手はビンテージの善し悪しに影響されずに安定した美味しさのボージョレ・ヌーヴォーを作る。
ボージョレ・ヌーヴォーもこのところ、解禁日前に酒屋には届いているため、きょうあたりから、飲もうと思えば飲める。
しかし、フランス大使館が目を光らせているので、たとえ飲んでも大っぴらにしてはならない。
特に、ブログなどに書くことは危険だ。
たしかに、今年のボージョレ・ヌーヴォーはとても軽快だが、フルーティーで美味しいかもしれないと、あくまでも想像するクアトロの父だ。
15日のボージョレ・ヌーヴォーの解禁日には、クアトロでは「ヌーヴォーとおでん」の企画がある。
まだ、若干空席があります。
興味のある方は、クアトロの父にご相談ください。

※15日(木)のディナーは、貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

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