ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

八岐大蛇の恵み

2012年11月27日 | お酒の話

Photo 大和武尊の名前をもらった武尊山(ほたかやま)の梺にある川場村。
村には山からの雪解け水を集めた小さな川が八岐大蛇のように八本流れ、その小さな川が集まり利根川の大河となる。
その川場村に蔵を構える永井酒造の敷地には、武尊山からの伏流水が湧き出ている。
その水は酒造りに理想的な軟水である。
まずは美味しい水と恵まれた自然がありき。
それら地の利を活かし、昔ながらの伝統をも重んじつつ、近代化を進め新しい日本酒の境地を開こうとしている蔵がこの永井酒造である。
その永井酒造が日本酒から造った本格的なスパークリング“MIZUBASHO PURE”。
ただの発泡性の日本酒ではなく、シャンパンと同様に瓶内二次発酵をさせたもの。
この作り方は、大変な手間と技術を要するが、その味わいは格別なものがある。
青リンゴのような爽やかな酸、シャンパン同様のトリュフのようなふくよかな風味。
八岐大蛇も、この日本のシャンパンには酔いしれることと思える。
今回クアトロは、二人で飲みきりサイズのハーフボトルをご用意しました。
クリスマス・ディナーに、年明けへび年のおせちと共にお勧めしたいと思うクアトロの父だ。
ご予約承ります。

Photo_4 ※吊し柿7日目
晴天が少なく、屋内干しが多かったが、かなり水分が抜けて柿の実が小さくなりました。
そろそろ一回目の渋抜きに取りかかるとのことです。

コメント
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