1978年、イタリアのある資産家が社会に貢献するため“リミニの丘”に薬物中毒者の更正施設を作る。
その施設では、彼らを無償で受け入れ、彼らを家族として扱う。
今までに2万5千人を受け入れていると云う。
また更正プログラムの一環として牧畜や革製品、織物などの事業を行う。
そしてワイン造りも、その更正プログラムの一環として始めた。
現在、施設の2000名の内70名がワイン造りに関わり、ワイン造りの有名なコンサルタントの指導も受け、とても高品質なワインを造っている。
その中で、“ノイ”という赤ワインがクアトロに届いた。
ノイは“わたしたち”と云う意味で、この施設で働く人達、全ての力を結集したワインを意味する。
彼らの育てたブドウの内、選定をして60%だけがこのワインになる。
まさに、彼らのプライドを現すワインになっている。
調和のとれた味わいは、ワインそのものの評価としてかなりのもの。
実際、ワインの評価誌などでも、とても高い評価を得ている。
一度、人生を誤った人達が、再び笑顔を取り戻す。
このワインを飲むと、その笑顔が見えてくる気がします。
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