ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

あした嫁ぐボージョレ

2012年11月14日 | ワインの話

Photo クアトロ家には、小さなワインセラーがある。
階段下の空間を利用したもの。
ワインを200本くらいは収納できる大きさ。
半地下になっていて、倉庫用のエアコンをつけてある。
このセラーを作って10年になるが、ワインの品質には問題が無く、充分に機能していると云える。
このセラーには、お客様の預かりもののワインも数本ある。
お客様の子供の生まれた年のワインも預かっていて、二十年後に引き渡すことになる。
そのセラーから、明日は二本のワインが旅立つ。
ボージョレ・ヌーヴォー2010とボージョレ・ヌーヴォー2011だ。
明日解禁の、ボージョレ・ヌーヴォー2012と共に垂直試飲をする予定だ。
特にボージョレ・ヌーヴォー2010には思い入れがある。
このビンテージは、孫娘の生まれた年のワイン。
また、東日本大震災で、このセラーからボージョレ・ヌーヴォー2010だけ数本棚から落ちて割れた。
その生き残りのボージョレ・ヌーヴォー2010。
大事な娘を嫁にやる気分のクアトロの父である。

※15日(木)のディナーは、貸切のため一般の営業を休ませていただきます。

コメント
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