魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

それでも飲む

2013年02月08日 | ワイン ~2019年
昨日は福岡にて試飲会でした。

I社とE社を掛け持ち。


実は胃痛で、身体が重くて体調不良でしたので辛かったんです。







I社は170アイテム以上。


お気に入りはこれ。





モンフォーコン バロン・ルイの2006。個人的には2005年より好きですね。
ローヌらしくておおらかで。
同じローヌの看板メーカー、ペスキエのワインは個人的には不思議と相性が
いまいちなんですよねえ。



こちらも素晴らしい。





イタリアのヴァロリさんのワイン。本人(造り手)もいらっしゃいましたよ。

この価格にしてとても秀逸でした。深みがあって余韻もとうとうと漂います。
とても素晴らしかったので、誰かワインメーカーでもいるのか?と尋ねたの
ですがヴァロリさん自身が造っているとのこと。


この他にもいくつか当たりを見つけました。近日入荷予定です。



そして、外せないのはこちら。





ブルゴーニュの造り手アミオ・セルヴェルの息子さんです。

「シャンボール・ミュジニー」(村の名前)のラインナップ数本。
どれもとてもビューティフルでした。

出ていたのは07、08年という軽い年(弱い年)でしたが、シャンボール・ミュ
ジニーのワインはそのラインや果実味の美しさ、線の細さがハズレ年の貧弱さ
の中で逆手をとってより美しく映えてくるのです。

「シャンボールはハズレ年を若いうち飲み」というのアリだなあ、と昔から思って
いるんです。

この美しさはブルゴーニュ独自のもので、他の国や地方ではなかなか出せません。





さて美しさに酔いしれたあと、向かったのがE社の試飲会。






こちらは現時点で取引はありませんので、美味しいワインや造り手に目星を
付けることだったのですが・・・・・






「終了」と書いてあります。つまりもうないんです。

空っぽの中、ビンの底に数滴あるのを見つけると!それを何とか舐めてみる。

うん、美味しいぞ。

・・・・・・でもちょっと悲しい。






こんな高いワインの有料試飲もやっていたようです。




個人的に体調が最悪で、胃が痛くて、最初は当店にやってきたバリスタマシン
のせいでコーヒーの飲み過ぎかと思っておりました。熱も出ていたようで、
風邪かも?と疑いもしましたが、胃痛で1日何も食べずに遠征とハードな試飲
の連続だったので多分単なる過労でしょう。

幸い本日は元気も戻りつつあり、70%は大丈夫です。

来週も試飲会がありますので体調を整えます。


コメント
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