魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

風味路(スパイスロード)

2014年03月08日 | 美味しいもの
福岡では思い切ってカレー遠征もしてしまいました。


福岡市中央区高砂にある「スパイスロード」。平尾駅から歩いて攻めましたが、
バスの方がよかったかも。


やはりちょっと怪しい外観。



到着すると開店時間(11:30)を過ぎているのにまだ準備中。
数人の行列のスパイス中毒患者たち。
もう通常のカレーではダメな人たち。そこへ私も奥さんも並びます。


12時になる頃、自転車でやって来た外人さんが、店の中へ入ると、いきなり「準備中」
から「営業中」ね。(この方店員さんだったのさ)



さて、店に入りオーダー時に店主と言葉を交わす。

この店主何者???

まず「準備中を裏返すのを忘れていました」と外で待たせたお客さんへ
ギャグでつかみを。

そして「うちのはあんまり美味しくありませんから」と言ってスタート。

「最近配合を変えたし、薬院にある某店のように塩だけで作るのを試していますから
美味しくないかもです。」

・・・・・いきなりくるなあ。


で、「世界チキンカレー」というひとつしかないメニューを「L」でオーダー。
(S・M・LとあるらしいLLは有料との情報が)


ついでに「辛さは調整していただけるんですか?」と聞いたらOKでした。


奥さんは普通で。

私は「かなり辛くしてください。基準とかありますか?」

店主「そうですねえ、1~10まであるとしたらどの程度で?」

私「たいてい10辛を食べてます。」


そんなわけで、標準も食べないで、いきなり大辛から。


これは奥さんへ運ばれた通常のカレー。





そして私はこれ。(こちらは携帯撮影)




味はやはりかなりスパイシーだけど、ぐんぐん美味しさを増して迫ってきます。
真似できない味です。
私は結構辛いと味が平坦に感じてしまうので、よくわかりません。
また行かねば、です。


私「ちなみにご主人はどの程度の辛さで食べるんですか?」

店主「辛いのがダメで中辛程度です。ときどき勉強で辛いのも食べます」

・・・なんてこったい!

でも“ときどき勉強で”・・・このあたりから漂う研究心は並大抵ではなさそう。





食後にミニラッシー付き。




飲むとすっと口の中がすっきりしますが、ちょっと間を置くとまたスパイシーに。

でも店主が面白く、キャラが際立っているので、彼に会いに行くのも楽しいかも。
そんなちょっと怪しくも面白いお店でした。


コメント
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