魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ムーチョ・マス ティント-クリスマスはチキン

2020年12月28日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこちら。

 

NV ムーチョ・マス ティント

   (スペイン、テンプラニーリョ種メイン、赤、千円未満)

 

これはリアルワインガイド誌で旨安大賞になり、表紙も飾ったワインです。

テンプラニーリョ種にシラー種がブレンドされています。

 

香りはブラックチェリーやカシス、プラムなどのフルーツにハッカやバニラ、

ナッツなどのオークから来る香り、赤い花やコショウもちょっと。

 

味わいは価格の割にそれなりに濃く、ジューシーで旨さがあります。

オークからの(アメリカンオーク)バニラや甘みがあり、私にはそれがやや強すぎます。

もっと自然だったら嬉しい。ちょっとだけ作られた味を感じますが、とても良く

出来ています。800円台という価格を考えれば十分にヴァリューがあることでしょう。

 

私の大好きな「カスティーリョ・デ・メナーラ」と同じメーカーなのですが、

こちらの方が、味わいしっかりで濃く、旨味も強く派手です。が、メナーラの方が

より優しく自然な味わいです。メナーラをお奨めしますが、こちらも話題性もあるので

両方置きましょう。ただし、もう年明けになってしまいます。

 

 

 

クリスマスにはチキン。

ということで食べときました。

マドゥバニのチキンコルマ2。

もはや定番。これ、レトルトでの商品化したら爆発的に売れると思うなあ。

クリスマスであろうがなかろうが、マドゥバニは食べるんですどね。

 

 

 


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