魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

安すぎちゃいけないのだろうか?

2006年12月28日 | ワイン ~2020年
今日は心苦しいことがありました。

とあるお客様からあるワインを探してくれと言われました。
どこかのお店で飲んで、初めて気に入ったワインなのでお求めのようなのです。

なんでもネット上では2000~3000円程度であるらしい、と仰いました。
お店の方からそう聞いたのでしょう。


で、あいにくうちに在庫もなかったので調べてみました。
実は過去に取り寄せて飲んだことのある銘柄でした。
うちのカラーではなかったので、取り扱ってはいませんでした。

取り扱っている輸入元とは取引がありますが、仕入れロット数の関係で
「次回の仕入れの時でよかったら入れます。」とお客様に連絡はしたものの・・・。


実はそのワインは600円台のものでした。
お客様はきっと2000~3000円はするものと思っていらっしゃいます。

さあ、どう切り出したものでしょうか?
安けりゃ良いってものでもないのでしょうし、高く売って暴利をむさぼることは
到底出来ません。
しかし、普通に安く売ってしまうとお客様の夢とプライドを壊しそうで・・・。

オー・マイ・ガー!


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2 コメント

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プロ冥利 (しんのじ)
2006-12-28 14:41:27
ある意味、そこで真剣に悩めることこそ、プロであることの証ではありませんか?悩める貴兄は素晴らしい方だと思います。で、特別なルートで格安で入手できたとでもおっしゃって、本来売るべき価格で売る、というのはどうでしょう(^_^)か?
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Unknown (ラリラリ・ピノ)
2006-12-28 18:53:07
しんのじさん、プロ冥利とはさすがに大袈裟ですが、
ご助言ありがとうございます。参考に何とか対処いたします。

「相手の気持ちを考える」ということは人間、永久の課題
ですね。実は私もまだまだ下手で、子どものまま?の部分
も多くて、いろんな失敗をしてまいりましたし、今現在で
も、気付かぬうちに、ご迷惑を掛けているかも知れないと
思います。コワー 

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