大学生協だからこそ目についた文具をご紹介。
今日の理系の方なら馴染みのノートなのでしょうね。
わたしの大学時代には、
ここまでのはなかったか、
とにかく見たことがなかったです。
こちらのシリーズは、
山口大学とコクヨの共同開発で、2005年にユニバーサルモデルが発売されたのが最初です。
研究者が自ら整理、記録し、第三者による確認を取るための、
研究記録ノートです。
某細胞案件で、
よく話題になって、その存在を知ったまんじゅう顔。
どんなだろうなって興味はあったけど、
身近に持ってる人がいないし、
身近で手に取るところもなかったので、
実物を見ることはありませんでした。
ポータブルというのがB5サイズでありますが、
基本サイズは、A4。
これは定番のようで、
表紙の立派さ、ページ数によってお値段が違います。
ハードカバーのものは3000円以上しました。
今回わたしの買ったのは、
中間くらいのお値段のもの。
リサーチラボノートスタンダード
表紙はしっかりした厚紙(板紙)で、
きちんとタイトル、名前などを書き込むところがあります。
中紙は上質紙。
万年筆やボールペンで書いても裏抜けしない用紙が使われています。
最初には目次を書くページも。
研究内容を書く部分は、もちろん5mm方眼。
パタンと180度開く糸かがり綴じ。
これは当然ですよね。
ページ数がしっかり打ってあって、
中抜きや改ざんができないように工夫されてるノートですね。
下部分には、法的根拠書類にするための、認証の日時、認証者のサインを書くところがあります。
これによって発明者の権利を守り、
有効な証拠資料にもなるとのことです。
ですから、ノートの最初の部分で、
このノートの使い方の注意がきちんと示されています。
これは研究者にとっては、一番大事なノート、
無くしてはならない宝物のノートということでしょう。
こういうノートの存在を改めて知って、
ノートを取るということの意味を考えさせられたまんじゅう顔です。
もちろんこのノートは、
人目に触れ、第三者にチェックをもらう、
その日の最後の仕上げ記録ノートですからこれに最初から直接書いている訳ではないでしょう。
その前にはメモがあったり、
下書きをしたものがあったり、
さらに簡単な殴り書きのノートなんぞがあったりするのでしょうが、
「きちんと成果を仕上げてまとめる」
「人目に触れる」
「チェックをもらう」
「絶対後から改ざんできない」など、
多くのハードルを越して仕上げるノートってちょっと想像できないのです。
研究者の方々はそれを日々やっておられるのだと思うと、
この点だけでも改めて頭が下がり、すごいなあと思います。
ま、わたしは、
そんな特別なノートなのに、
興味本位で買っちゃって、申し訳ないような気分になりました。
いやいや、こういうノートを手元に持ってるだけで、
ちょっと身が引き締まるじゃないですか。
あ、まったく余談ですけど、
なんだかこの感じ、
ロイヒトトゥルムの体裁と似てるなぁなんて。
気のせい??
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