先週は、二つおめでたいことがありました。
一つは夫の誕生日だったこと。
そしてもう一つは、
マーさんがここ半年かけてチクチクやっていた、
ハワイアンキルト「モンステラ」(115㎝四角)のアップリケを完成させたこと。
実はこのアップリケ、長いこと、
ベッド横のテーブル上に放り出したままになってたんです。
やる気がなくなっちゃったかなと感じた時期も。
8月下旬のある日、
「9月初めのハワイアンキルトのお教室に、これを持っていくよ〜」と何気なく声をかけたら、
マーさん、ハッとして、
「エライコッチャ」と叫んだと思ったら、突然再覚醒しました。
それからは時々チクチクするようになっていましたが、
結局、9月最初には仕上げられずじまい。
「今度のお教室は10月の初旬だから、その頃には仕上げてね」と伝え、
次の目標を設定しましたが、
そのことはすぐに忘れ、
毎日のように、
「明日、持っていく?」と聞くマーさん。
どうも話はとんちんかんになるのですが、
そろそろ仕上げないといけないなとは思ったようで、
定期的に針を持つようになっていました。
でも、一番の刺激になったのは、どうも嫁のわたしのようです。
わたしのキルトがだいぶ仕上がってきてるのを知ってるマーさん。
わたしが毎朝、毎晩リビングでチクチクやってると、
いつも側にやってきて覗き込んでは、
「Rさんには負けられない」
「わたしもやらなきゃ」と言い、
シャキッとしてチクチクを始める・・・、そんな様子でした。
キルト教室の先生が素敵なのでとても気に入ってて、先生に見てもらいたいのと、
嫁のわたしに負けないように頑張るというのが、
どうもマーさんの原動力になってるみたい。
もともと気の強いしっかりした女性だから、
競争心に火がつくと、
やっちゃうんですね〜〜。
その時のマーさんの言葉がまたいい。
「こうやって毎日やることがあるっていいねえ〜」。
敬老の日の朝、「Rさん、やっと仕上げたよ〜」と得意顔で見せてくれました。
先生のデザインの中でもかなり込み入ったアップリケだったので、
よく最後まで頑張ったなあと思います。
マーさんのもともとの手仕事のレベルから見たら
若干雑な部分があるのですが、
今回はとにかく仕上げたことが一番だと思います。
「今度のお教室に持って行って、先生に見せるね〜」
「先生、びっくりされると思うよ〜」というと、
すごく嬉しそうな顔。
今後は綿入れをしてキルティングに入っていくことになります。
今のマーさんで、果たしてどこまでやりきれるのでしょうか。
もちろん無理はさせず、
でも、
側でこれ見よがしにチクチクやって、ちょいちょい刺激をし、
無言の圧力をかけながら(笑)、
本人が「やってて楽しい」と思える程度に応援していきたいと思います。
わたしも一番外側のキルティング、後半分になりました。
10月のお教室には仕上げて持って行くのが目標です。
あ、そういうことで、二つのめでたいこともあったので、
久しぶりに家族でディナーに出かけました。
夫への誕生日プレゼントは・・・、
はい、今年は「カラフルステテコ」にしました〜〜。
ちょっとブログにアップはできませんが。
花火の絵のステテコです〜〜。
ブログを書く励みになります。