
(↑15年ほど前の「こどもの国」で撮った「こいのぼり」)

今はまだ5月の半ばすぎ。
なのにずっと空は曇天で、
雨は降るわ、
ちらっと青空は見えてもすぐに曇り、
じとっと湿度もあり、
マスクをしている顔は汗だくになるにもかかわらず、
半袖を着て腕を出してると、
冷えで時々身体がぞくっとする。
まさに梅雨真っ只中の様相です。
髪の毛はしおしおになり、
時に爆発、
くせ毛が目立つようになって、収拾がつきにくい。
心臓の具合の悪かったのも、
こういう気候のもとで自分のキャパ以上に動いたからだろうと思います。
なんだかどっと疲れた1週間でした。
6月の梅雨の時期には、
しっかり雨は降ってもらわないといけませんけど、
それが早く始まったり、
必要以上に長く続いたり、
大雨だったりするというのはいただけませんね。
今年の5月の天候不順は、
4月5月の、スギ花粉の大量飛散が終わり、
春の一番いい時を損しているような気分にさせられます。
その5月、
本当に久しぶりに大きめの鯉のぼりの泳いでいるのを見かけ、
懐かしくなり、
昔の歌を思い出してました。
その繋がりで、
たまたまCDで「鯉のぼり」が流れているのを久しぶりに聞いて、
感動した話を先日のブログにも書きました。
同じ時間帯に何度か繰り返して聞こえてきたので、
あたらめてじっくり聞いたわけなんです。
いらかの波と 雲の波
重なる波の 中空を
たちばな香る 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
味わいながらじっくり聞いていると、
短いフレーズの中に、
その情景がありありと浮かぶ、素晴らしい歌詞。
子供の頃にはなんとも思ってませんでした。
瓦屋根のうねり、雲のうねりが、波に見え、
重なって見える波の
その間の空(水)に、鯉のぼりが高く泳いでる。
そして朝風に香るたちばなの花・・・・。
色もにおいも動きも情景もが短いフレーズにてんこ盛り!
作詞者は不詳ということですが、
当時の文部省の役人が作ったのかもしれませんね。
本当にレベル高っ!
今も小学校5年生の音楽の教科書に出てくるらしいです。
↓ひまわり日本のうた
日本の原風景を表す素敵な歌。
是非是非歌い継がれていってほしいです。
入梅が早くなり「鯉のぼり」にとっても受難な今年。
「鯉のぼり」たちのためにも、5月は綺麗に晴れていてほしい、
そう思いました。
↓二つのランキングに参加しています。
それぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。
そんな中、今ではほとんど見られなくなった「屋根より高い鯉のぼり」を久しぶりに見て、強烈な幸せを感じましたよ〜〜。
良くも悪くも色んな特徴がありますね。
花粉でくしゃみがでても,
雨で髪がうねうねになっても,靴が濡れても,
マスクと暑さでぐったりしても。
自粛生活でなかなかその四季を感じきれない昨今ですが,
そんなときでも鯉のぼりなどで感じられる幸せもある!
「屋根より高い」こいのぼり自体を見なくなりましたね〜。こいのぼりと言えば、一つのロープに何十匹と並んで泳いでいるのをイメージするようになるかもなあと思いました。そういうこいのぼりの方が目につきますからね〜。何だか寂しいですね。
こちらは作曲者が不明のようですね。
これも、緋鯉とか真鯉の説明が必要ですが、幼児には必要ないのかも😅
我が家の近所では鯉のぼりを掲げてるお宅も少なくなってきて、とうとう今年は見ることが出来ませんでした。そのうち、鯉のぼりって何?と言われることもあるのかな…なんて懸念しています
なるほど、著作権の問題、作者不詳のことなど、そういうことなのですね〜。誰が作ったにせよ、これだけの歌詞を作れる人は相当だと思いました。
「鯉のぼり」、言葉は確かに難しいですね。でも、きちんと言葉の説明をして、歌詞を味わうのも大事だなと思います。なんでもかんでも現代の言葉に直してしまったり、そのものが廃れてしまったリするのはとても残念。
子供の頃は意味を味わいもせず、ただ覚えて歌っていただけの「鯉のぼり」でしたが、今頃になってわたし、その歌詞にハマってます。
ところで、「文部省唱歌」について、色々と調べている私ですが、作ったのは「役人」ではなく、音楽関係の研究者や学生、詩人など、の関係者たちのようです。(^.^) ただ、当時は「著作権?」みたいなのを、一括して「文部省」が持っている形だったようですね。なので作者をいっさい公表してなかったわけです。
その後、最近になって作者がわかっていれば公表して、残念ながら、亡くなっていたりして、不明のモノは、そのまま「文部省唱歌」として作者不明の扱いになっているようです。
小中学校の音楽の教材には「共通教材」というのがあり、これは、音楽教育の関係者たちが協議して制定しているのですが、「残していきたい曲」を、どの教科書会社も、必ず入れること、という曲のことです。
「鯉のぼり」もその中の一つで、今では「言葉が難しい」ってことで、久しぶりに小5の教科書を見る機会があった時に、ほとんどの言葉に「解説」が書かれているのを見て、なるほど、今の子どもたちには難解なんだろな、とちょっと笑えましたネ。^_−☆