この町もダルマチア地方独特の美しい旧市街地が残る港町です。
港を通り抜け一歩旧市街に、石灰岩で造られた町並みを防徨、その中の広場に聖ヤコブ大聖堂があります。聖ヤコブ大聖堂のフォーサードは三つの丸い山型で真ん中上部はバラ窓がしつらわれています。
正面入り口はキリストと十二使徒の繊細なレリーフで飾られて、両端の2頭のライオンがアダムとイブの彫像を支えています
内部は見学できませんでしたが天井は美しいレリーフで飾られているそうで、さらにユニークなのは後陣外側を飾る市民の顔、様々な72人の一般市民の顔が教会の外壁に掘り込まれています。髭を生やした人、帽子やターバンをかぶった人、もじゃもじゃ顔の人・・・そんな市民の顔が列をなして教会の外側を飾っています。ライオンの扉には人の顔でライオンが押しつぶされそうに・・。
内部は旧市街のメンストリート、迷路のように入り組んだ路地が何本も伸び中世の雰囲気を漂わせています。町の曲がり角は、三角のコンクリートで埋められ、人が隠れる事ができない状態になっていました
高台からは対岸のジベニック町並みが・・。