つれづれなるままに  1183  ボスニア・ヘルツェゴヴィナ領 ネウム

2010-11-21 16:34:55 | 旅行

アドリア海を右に見ながらスプリットをでてバスで揺られること4時間、河岸沿いの道で、ボスニア・ヘルツェゴヴィナとの国境に出会いました。ここはクロアチアからドライヴしている最中に別の国を9キロだけ通過します。ここは運転手が身分証明書を見せるだけで簡単に国境検査がすみました。旧ユーゴスラビア時代にはこの道はありませんでしたが、クロアチアがユーゴスラビアから独立をした時点で国境線が再びひかれたそうです。

      

海岸と平行してベィナル・アルプス山脈、山の向こうがボスニア・ヘルツェゴヴィナ、山脈の尾根が国境線となります。

                

この海岸線の中ほどにネウムと言う町があります。ボスニア・ヘルツェゴヴィナきってのリゾート地、社会主義時代のホテルがそのまま使用されています。

      

この国境は運転手のみで通過しましたが、これからは国境の出入りは入国手続き、出国手続きと、時間をとられ、バスでのパスポート検査、バスを降りて入国、出国との手続き、成田をでオーストリア、スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、またクロアチアにもどり、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに入り、北にも戻り、クロアチア、帰りはミューヘンから成田へと何回手続きを繰り返したことか。