つれづれなるままに  1184 クロアチアの海洋都市 ドブロヴニク

2010-11-22 17:24:47 | 旅行

この地もアドレア海に面した町です。中世の時代、ヴェネチアと並ぶ海洋都市として栄えました。

  

紺碧の海と空をバックに、海に食い込むように張り出した旧市街地、茜色をし屋根瓦を載せた象牙色の家々がびっしりと軒を連ね、その周辺を頑固な城壁がぐるりと取り囲んでいます。

 

まず城壁の規模に驚かされます。高さ最高25メートル厚さ3~6メートルの城壁が延々と2キロにわたって旧市街を囲むように続いています。

 

門をくぐると、目の前は石畳の大通り薄いベージュ色の町並みが広がっています。

 

ここはメーンストリートのプラツア通り、両脇はショップやカフェテラス、大勢の人が楽しんでいました。

 

 聖サヴィオール教会が立っています。ヴェネチア風のルネッサンス様式、ファサードとバラ窓がチャームポイント、いまはコンサートホールとして使われているそうです。14世紀に建設され、入り口の上にはピエタ像のレリーフが設置さてています。クロアチア最古の薬局、今も営業しているようですが、この日は日曜日のため、お店は開いていませんでした。

 

 

通りには小さな路地が網の目のように延び、華やかな目抜き通りからちょっと離れると洗濯物が揺れ、人々の日常生活が垣間見ることができます。

   

 

絶え間なく補強された城壁は、ドブロヴニクの町をぐるりと取り巻き、城壁の上は遊歩道になっています。城壁から眺めるオレンジ色の瓦、その向こう側に広がるアドレア海の眺めは本当にすばらしいものでした。