つれづれなるままに  1378    人はひとりでは生きられない

2011-10-12 09:01:37 | 雑記

一般講座、炭焼きを仕事としている、まずしい家に生また講師の生い立ち、幼いころは、炭になる木を求めて、山々での生活、真冬でも仮の掘っ立て小屋、風の通りぬける家での貧しい生活その中から、努力して勉強、周りの人に助けられて、今の作家としての地位があると、この貧しさがなければ今の私はなかったと、・・人間は一人では生きられない・・どれだけの人に助けられたかと話されました。

奇しくも夜の講座「社会福祉の理解を深めるセミナー精神障害について考える」 

精神障害とは人の思考、感情、気分、他者との関係を持つ能力が阻害される、その中でも総合失調症は現実を正しく判断する能力が妨げられ、感情のコントロールや正しい思考決定ができなくなり、よい対人関係を持つことができなくなる。特に困ったことは日常生活や対人関係に支障が起き、周囲との摩擦が生じて、孤独を余儀なくされることも起きてきます。

この病気は総合失調症と言い、精神分裂症のことで、脳の働きが阻害され現実を正しく判断する能力が妨げられ、感情のコントロールが正しくできない、いま日本には120~130人に1人の割合で発症しているそうです。15歳から30歳でよく発症、20歳から25歳までがピークだそうです。

どのようになるか、「妄想」「幻覚」明らかにありえない出来事を正しいと思い込む。自分は迫害されていると思う。犯罪を犯したと思い込む。妻が浮気をしたと思う。絶えず監視されていると思う。これは脳の病気として総合失調症と言う、いわば現代の生活習慣病の一つに数えられています。いまは薬でコントロールができるようになったそうです。

心の病気は人が仲間が離れていくこれが一番つらく、人とのつながりを求める病気で、暴れる、暴力を振るう、誰か止めてくれと願いながら事件を犯してしまうのだそうです。

な つ ひ さ おチェツク・・・・・な:なやみ   つ:つかれ  ひ:ひま  さ:さびしさ お:お腹がすいた、おかね、おくすり・・・総合失調症の人は絶えず仲間を、話し相手を求めているそうです。

高齢者でも同じこと、思い当たる方が・・・妄想が激しく、近所の方も困り果て、この方も「なつひさお」に当てはまり1時間ほどお邪魔しておしゃべり、それだけで気持ちが晴れるようです。

また今日の研修会はカウセリング体験講座

カウセリングとは家庭生活相談員のことで、1,2,3級の資格が必要、年間1万人ほどの相談が寄せられるそうです。電話や面接で話を的確に聞く、傾聴に力をいれているそうです。どんな内容の相談が多いかは、不明ですがカウンセラーの仕事も、人と人を結ぶ大切な仕事・・この3回の講座・・人は一人では生きられないと言うことです。