知的障がいと一概に言っても、自閉症、ダウン症、知的障がいがあります。自閉症の方は、独特な動きやこだわり、ダウン症は社交的、音楽好き、踊るのが大好き、しかし頑固な一面もあり、納得しなければ動こうとはしません。知的障がいは、理解力が不十分でIQが80以下、IQ80が一般人とのボーダーライン、言葉を発することのないIQ60~70、理解力がないかたはIQ30、これは幼児と同じだそうです。
どのように接するか、言葉のない人には、積極的に話しかけ、何に興味を示し反応すか相手の気持ちをつかむことが重要です。しかし出来ることはなるべく一人で、できないことは助ける、この積み重ね、また社会の中でのルールやマナー交通機関はバスや地下鉄の中で、ルールやマナーを学び取る、楽しむときはいっしょに楽しまなければ障がい者はついては来ないとのことです。働けないながらも介護事業所にて、働くことを感じる、その中で何かがが変わっていくそうです。小さなステップが多くの支援につながると。
近くの小学校に知的障がい者のクラス、スクールパトロール、朝、子どもたちとのあいさつ、1年生の時手こずった子どもも、5年生、あいさつも出来るようになりました。中学生になった子どもは、町の中で、あいさつされ、覚えていてくれたのだとうれしくなりました。何もかも積み重ねで成長して行くのだと実感しました。
車いすの介助体験
車いすを利用している方の体験、車いすは自分のサイズに合ったものを5年に一回は新しく作ることができるそうです。車いす、まず運動ができない、寝返りもできない、体重のコントロールが大切なようで、困ったこと、一般人との目線が同じではないこと、手の届かないことなど、多くの方に助けてもらわなければ生活はできないことだそうです、「お困りですか」と声を掛けてほしいと言うことです。
車いすの体験
路面の状況により走行方法が違います、坂道、段差のある側溝、でこぼこ道、今回は坂道を上る、下る方法、階段のように段差があるところを二人一組になり実習、まずは車いすにも種類があること、ブレーキがあるもの、無いもの、まずは車いすをタクシーに乗せる方法、車いすを折りたたみ重さ10キロまたは15キロある車椅子を持ち上げる力が必要です。坂道は押すのに力を、下りは車いすを回して背もたれのほうから下りますが、ブレーキのないものは、手でコントロールしなければ、瞬く間に力が加わって下ってしまいます。エレベータに乗る方法など、1回では覚えきれません、このボランティアをするには、もっと実習が必要だと痛感・・この車いす介護ボランティアに応募することは出来ない思いながら・・・。