今日は午後から10月観劇会、ぎりぎりに家をでバス停に到着、向こうから家の手すりによっんばいになって来るお年寄り、近づいてどうしましたかと声を掛けました。バスに乗るとのこと、どうにか立ち上がらせバス停に連れてきましたがバスに1人で乗ることは無理の様子、いろいろ訊ねてみると、どうも老人ホームから出てきた様子、老人手帳など見せていただき住所は確認しました。
話によると、バスに乗って買い物に出て来た様子、誰かがバスに乗せてくれたのでしょうか、バスを降りたがここがどこかわからなくなったようすです。バスを降りてから国道を渡って向かいのバス停まで、誰かが付き添って途中までは連れてきた様子です、その後、私が見たのかもしれません。本人はバスに乗ったところまでは戻り後はタクシーにてホームに帰ると、ホームの名前もはっきりと答えましたので、どうにかバスに乗せて、指定された場所におろしてあげました。
さて問題はタクシー・・わたしも急いでいるので降りることもできず、、つい・・バスの運転手さんに、おじいさん拾ってしまい・・・・、今タクシーを近くの方に頼むのでチョット待ってと声を掛けました。 えー、拾った・・・と運転手さんは戸惑いながらも降りてきて、バス停の近くで仕事をしている方に、タクシーの手配をテキパキと頼んでくれました。
多くの皆さんの助けで無事戻ったことでしょう。
ホームに行くバス停を教えてくれたり、おじいさんをよろしくと頼みながら降りて行ったおばあさんたち、降りて来てタクシーを手配してくれた定鉄バスの運転手さん、ご苦労さんと声を掛けてくれた人たちもみなさんありがとうございました。おじいさんも無事老人手帳の住所に戻ったことでしょう。
徘徊までは行きませんが家に帰れなくらる高齢者が増えてきています。みなさんの善意が、心配りが、行方不明になる高齢者を救うことができます。チョットおかしいと思ったら声を掛けてみてください。助けを待っているかもしれません。