ビックコミックオリジナルに連載されている柔道コミックの『七帝柔道記』
コミック版の『七帝柔道記』しか知らなかったのだけど、図書館で増田俊也さんの本を見つけたので、借りてきてよんでいます。
で、とても面白いのだけど、コミック版と比べると練習も試合描写も苦しい苦しい。
コミックなら、軽く読んでしまいますからね。
本の中にも
「都ぞ弥生の雲紫に 花の香漂ふ宴遊(うたげ)の筵(むしろ) 尽きせぬ奢に濃き紅や その春暮ては移らふ色の」
とか
「豊かに稔れる石狩の野に」などと、都会の華やかな暮らしと比べて、「星影冴かに光れる北を 人の世の 清き国ぞとあこがれぬ」と
北海道の美しい自然に憧れる歌詞が唄われています。
加藤登紀子の唄でしか聞いたことがないのですけど、昔の寮歌など文語調の格調高い詞で格好いいですね。