薩摩藩は領内を100あまりの区域に分けて、そこに武士集団を住まわせていたのですが、その中の12麓が日本歴史遺産に認定されているんです。
麓を回ってみるのも面白いかも?と思いついて、3回に分けてバイクでめぐってみることに。
鹿児島城を本城として、喜入麓、知覧麓、加世田麓、串木野麓を見て回ったのだが、2日目に訪れたのは薩摩藩最大の麓として、肥後国とのくに境の守りを固めた【出水麓】から。
薩摩の小京都と呼ばれる知覧麓は、枯山水の庭園と切石の石垣や生け垣が美しい武家屋敷で知られる。
出水麓は屋敷の武家門には切石が使われているのだが、大部分の石垣は丸い川石を積み上げて造られている。
御仮屋を中心とした麓の広さは東京ドーム9個分!と言われても、どれほどの広さなのか田舎育ちの自分にはピンとこないけれど、400年も前の町の面影を残していると言うのだから驚きます。
勇猛さで鬼島津の異名でも知られる島津義弘の居城の門を、此処に移築したと伝えられているので、今は出水小学校の正門として使われている。
ちょっと遠かったので、バイクを移動して。
午前中の撮影なので、逆光での撮影です。
このあと訪れたのは、入来麓から蒲生麓。走行距離、180kmでした。😊