オランダ生まれのTOMOS、前オーナーは15年ほど乗っていたらしいのだけれど、走行距離はたったの800km余り。
まだタイヤにヒゲが残っているし、ヒビなども見当たらないのは、前オーナーの保管状態が良かったのでしょう。
気になるのは、ギヤオイルです。 いつ交換したのかわからないので、近くの二輪館からオイルとオイル吸着箱を買ってきて、交換してやりました。
ヤマハのギヤオイルと小さめの吸着箱、プラスチック製の小さな漏斗。 あとは油拭きのウエスやCRC,ワックス、工具箱を並べて準備OK。
エンジンをかけてオイルが温まったら、作業開始です。
3本のネジでとめてあるカバーを外すと、オイルフィラープラグが見えます。
ねじのサイズは、Kawasakiのバイクによく使われている13mm。
昔、KawasakiのKV75というモンキーのようなバイクに乗っていたことがあって、工具箱には両口スパナやメガネ、ボックスなどゾロゾロ転がっているんです。
ドレンプラグと点検穴のネジをはずし、オイルを自然排出。 最後のあたりで、ペダルをグルグル回してやると、残っていた結構な量のオイルが排出されます。
排出されたオイルは、まるで墨汁みたいに真っ黒になっていました。
ドレンプラグを締め、オイル注入口からオイルを注入しますが、この穴が小さくて大変でした。
漏斗のかわりに機械油差しを使えば楽に給油できたかも。
規定量は300ccだけど、適当にオイルを入れていって、点検穴からオイルが溢れて、それが止まれば規定量入ったことになります。
昔のバイクは、みんなこんなやり方でしたけどね。
オイル交換を済ませて、近所を気持ちよく走らせてきました。
見た目も変に目立つのに、このクラクションを使うともっと目立ちますね。
誰かが、「あひると蛙を足して二で割ったような音」と書いていましたが、たしかにねぇ。
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