鉋を入れる箱を整理していたら、これが出て来た。手に入れた事をすっかり忘れている。入手経緯不明。 それでも台は手入れして刃は研いで有った。整備して安心してしまって置いたのだろう。 やはり古い鉋の様に思われる。
残念だがこれも入手の経緯不明。 台の枯れ方からして古い物と思われる。この手の鉋は使う積もりは無い。だから買えば安心してすぐ経緯を忘れる。一枚刃で台に対して斜めに刃が仕込まれている。切れを良くする為だろうか。
これは高幡不動骨董市で買った。 基市決鉋だ。箱の中に有り手に取って見ると幅を決める定規の部分が無い。 箱の中をひっくり返して見たが無かった。定規を付けるとかさばるので、外したのだろう。そしてどこかに置き忘れたのかも知れない。定規が無いと言うと骨董屋はそんなの知らないという。それでも500円で良いと安くしてくれた。横にあいた四角い穴に定規を差込上からネジで締め付けて止めるタイプと思われる。 溝を掘るのと両脇を削るのと同時に出来るのがミソらしい。 しかし今では電動の溝堀で出来るから使う人は居ない。 相当に体力も要るだろう。 勿論技術も必要だから使いこなしは難しい。