年も明けて今年は何をやろうかと考えた。 そうだ今まで出来なかった楽器を作って見よう。 私は以前から 少しリコーダを独学でやっている。 多少は演奏も出来る。 だからリコーダを作ったら良いだろう。 そこでネットで検索する。 まずは古い楽器の寸法図面が必要だ。 全音楽譜出版社から フレデリック・モルガンが作図したリコーダの図録が出版されていた。 だが今は在庫も無い。 ネットで検索すると 桐朋学園大学付属図書館に蔵書が有った。 そこで仙川まで出向いて登録して 借り出してコピーを取った。 それが写真の物だ。 どの程度の部数を印刷したか判らないが、たいした数ではないだろう。 蔵書検索で公の所では見つける事は出来なかった。 図面が入手できたので後は 中古旋盤の入手とリーマ作りの研究に掛かる。 何時完成するか判らない。 材料は持ってるから あわてずじっくり1年掛けてやろうと 思う。 随分お宅な趣味だ。 それでも木工に関係するから良いだろう。
これも東郷でまとめて買った鉋に中の一丁だ。 刃幅は二寸有る。 これも台の反対側に際鉋として使う穴が掘ってある。 押え溝が裂けて 反対側に平鉋の穴を堀り直した物らしい。 これも裏が錆びている。 正孝の刃は研いだ感触では切れそうだが 使った事が無い。 錆びて裏が出せないから 使えないのは残念だ。
やはり 同じ職人が使っていた物だろう。 この鉋が気にいたのかも知れない。それを出してしまうのは勿体無い。 仕事を廃業でもしたのだろうか。
やはり 同じ職人が使っていた物だろう。 この鉋が気にいたのかも知れない。それを出してしまうのは勿体無い。 仕事を廃業でもしたのだろうか。
これも東郷神社骨董市で山梨から来るという業者から手に入れた。 台は油台ではないかと思う。 値段は千円だったはずだ。 古い話になる。 台や刃を見ると古い物の様に思う。 ちょっと研いで見たが切れそうだ。 台下端の刃口が開きすぎている。 これでは逆目が立ち易い。 少し使って見たが すぐ引き上げて そのまま保管して置いた。 出して見ると台に白いカビが付いていた。 拭き取って油を塗り整備した。 使ってやりたいが 使う機会が無い。 長台を使う事は殆ど無いからだ。
時々引出から出して 研ぎ直して使って見る。 どうも思わしくない。 すっと軽く切れない。 一応削れるのだが 引きも思い。 がっかりしてまた引出に仕舞う。 その繰り返しになる。 割と薄い刃で多分 古い物だろうと思う。 これは一枚刃鉋だしもう少し軽く切れても良いと思う。 前の持ち主もそう思いながら諦めて放出した可能性も有る。(2018/10/31)
時々引出から出して 研ぎ直して使って見る。 どうも思わしくない。 すっと軽く切れない。 一応削れるのだが 引きも思い。 がっかりしてまた引出に仕舞う。 その繰り返しになる。 割と薄い刃で多分 古い物だろうと思う。 これは一枚刃鉋だしもう少し軽く切れても良いと思う。 前の持ち主もそう思いながら諦めて放出した可能性も有る。(2018/10/31)
これは二寸の平鉋だ。刃幅は75ミリある。 やはり二寸は幅が広く手が大きくないと握り難い。 この鉋は東郷神社骨董市でまとめて買った鉋の一つだ。 台は鉋刃を入れる部分が裂けて駄目になったので、反対側に穴を堀直して刃を据えたものだ。 裂けた部分は切り取って そのままでは台が短いので、後から自分で台を継ぎ足した。 普通はそんな事はぜずに 台を作り直すだろう。 自分では台が上手く掘れないのでそうしてみた。 正孝は時々見る銘だ。 私も他にも持っている。 裏刃は共裏ではなく、久道と有った。 しっかりした作りの物だ。 刃は使われて無かったせいか、錆が酷かった。 裏も錆びて 上手く裏が出せない。 一応研いで台に入れて そのまま保管して置いた。