大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

フランス・ブリュッヘン収蔵リコーダ図録

2010-01-06 21:17:06 | Weblog
年も明けて今年は何をやろうかと考えた。 そうだ今まで出来なかった楽器を作って見よう。 私は以前から 少しリコーダを独学でやっている。 多少は演奏も出来る。 だからリコーダを作ったら良いだろう。 そこでネットで検索する。 まずは古い楽器の寸法図面が必要だ。 全音楽譜出版社から フレデリック・モルガンが作図したリコーダの図録が出版されていた。 だが今は在庫も無い。 ネットで検索すると 桐朋学園大学付属図書館に蔵書が有った。 そこで仙川まで出向いて登録して 借り出してコピーを取った。 それが写真の物だ。 どの程度の部数を印刷したか判らないが、たいした数ではないだろう。 蔵書検索で公の所では見つける事は出来なかった。 図面が入手できたので後は 中古旋盤の入手とリーマ作りの研究に掛かる。 何時完成するか判らない。 材料は持ってるから あわてずじっくり1年掛けてやろうと 思う。 随分お宅な趣味だ。 それでも木工に関係するから良いだろう。
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0158 一枚刃長台平鉋  銘 正孝

2010-01-06 21:05:58 | Weblog
これも東郷でまとめて買った鉋に中の一丁だ。 刃幅は二寸有る。 これも台の反対側に際鉋として使う穴が掘ってある。 押え溝が裂けて 反対側に平鉋の穴を堀り直した物らしい。 これも裏が錆びている。 正孝の刃は研いだ感触では切れそうだが 使った事が無い。 錆びて裏が出せないから 使えないのは残念だ。
やはり 同じ職人が使っていた物だろう。 この鉋が気にいたのかも知れない。それを出してしまうのは勿体無い。 仕事を廃業でもしたのだろうか。
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0157 一枚刃長台平鉋  銘 天龍

2010-01-06 20:57:58 | Weblog
これも東郷神社骨董市で山梨から来るという業者から手に入れた。 台は油台ではないかと思う。 値段は千円だったはずだ。 古い話になる。 台や刃を見ると古い物の様に思う。 ちょっと研いで見たが切れそうだ。 台下端の刃口が開きすぎている。 これでは逆目が立ち易い。 少し使って見たが すぐ引き上げて そのまま保管して置いた。 出して見ると台に白いカビが付いていた。 拭き取って油を塗り整備した。 使ってやりたいが 使う機会が無い。 長台を使う事は殆ど無いからだ。

時々引出から出して 研ぎ直して使って見る。 どうも思わしくない。 すっと軽く切れない。 一応削れるのだが 引きも思い。 がっかりしてまた引出に仕舞う。 その繰り返しになる。 割と薄い刃で多分 古い物だろうと思う。 これは一枚刃鉋だしもう少し軽く切れても良いと思う。 前の持ち主もそう思いながら諦めて放出した可能性も有る。(2018/10/31)
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0154 二枚刃平鉋  銘 正孝

2010-01-06 20:45:40 | Weblog
これは二寸の平鉋だ。刃幅は75ミリある。 やはり二寸は幅が広く手が大きくないと握り難い。 この鉋は東郷神社骨董市でまとめて買った鉋の一つだ。 台は鉋刃を入れる部分が裂けて駄目になったので、反対側に穴を堀直して刃を据えたものだ。 裂けた部分は切り取って そのままでは台が短いので、後から自分で台を継ぎ足した。 普通はそんな事はぜずに 台を作り直すだろう。 自分では台が上手く掘れないのでそうしてみた。 正孝は時々見る銘だ。 私も他にも持っている。 裏刃は共裏ではなく、久道と有った。 しっかりした作りの物だ。 刃は使われて無かったせいか、錆が酷かった。 裏も錆びて 上手く裏が出せない。 一応研いで台に入れて そのまま保管して置いた。
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