大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

丸玄翁 大々 銘 不明

2018-09-09 20:22:30 | Weblog
今日は久し振りに調布 布田天神骨董市に行く。 まあたいした物は無かった。 何時もガラクタを持って来る業者からこの玄翁を求めた。 100円だった。 錆びて居たが 少し錆を落とすと 特に問題無い。 表面は黒錆に覆われているから中まで錆びる事は無い。 柄も含めた全体で 700g有った。 大々玄翁と言う感じか。 見ると銘らしく物は有るがこれが読めない。 普通はこの部分は 下側に来るんだろうが この玄翁では見える上側になって居た。 打面は打たれて凹んだり欠けたり傷も無いので、それ程使われた物では無いと思う。かなり重いので まず普通の用途では使わないだろう。 大工が長い釘でも打つ時に使った物か。 楕円の直径が35ミリ 長さは 112ミリ程有った。 柄は割と細く作って有る。 全長は25センチ程度だろう。 思いから柄を長くする必要は無いと思う。 細い柄の方が握り易くて 力が入りやすいのかも知れない。 柄には 三原と焼印がある。 しっかり焼印を押して 持ち主を判りやすく表示するのは、やはりその道のプロの道具だろうか。 それと打面の 膨らみが有る方を 曲りの有る方(通常使う方)に持って来ている様で 釘打ちも最後の 釘の打ち締めも 同じ打面で 行っていたと思われる。 いちいち頭を反転させて打つなんてしないんだろう。  家具屋の職人からも そう使うと聞いている。 これ私には重すぎて 使えない。 さて古い物か新しい物か。 良く判らない。
コメント
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