今日は特別に暖かい1日となった。 最近ラジオでも宣伝している大和骨董市を覗いて見た。 やはりすごい人出だった。 骨董といえば 約100年は経って無いと骨董とは言わないらしいが、 そんな古い物は少ないと思われる。 ここは駅前に広場が有り、そこでコーヒーを飲んだり、野菜を買ったりも出来る。 私一人好きな事をしているので、女房には野菜を買ってお土産とした。 骨董品だけでは無く、もっと生活感のある物も買えるので、骨董に興味の無い人も若干は楽しめると思う。 見ると道具類も結構出ている。 今回も色々買ったので その内に順次紹介していこうと思う。 春の暖かな日差しの中 ぶらぶら見て歩くのは 面白いものだ。
椅子貼りの勉強をした。 しかしこれは技術では無くて、技能が重要だ。 何度もやらないと上手くはなら無い。 やり方を知ってるから出来ると言う物では無いだろう。 そこで練習代に椅子を作った。 これは玄関に置き靴を履くときに使う物だ。 老人で足元のふらつく方が これに座り靴を履いて 両側の棒に捕まり立ち上がる。 そう言う想定で既に有るオリジナルを真似たものだ。 材はタモ集成材だ。 下にあるのが、足の型ベニヤだ。定規を弓なりにそらして曲線を引いた。 こうすると力のある曲線が引けると誰かに教わった。バンドソーで曲線に沿って切り抜き 南京鉋で仕上げた。 ホゾは鑿で掘った。 角鑿盤があれば楽だが 我家には無い。 後はベニヤを切って これにウレタンを貼り、布を貼り付ければ良い。 これからが貼りの練習だ。 まだ貼り方を憶えているかどうか。 記憶が試される。 親切な指導者も居ないから 自分の実力が試される訳だ。
製作していた椅子が完成した。 この椅子が一年間の成果と言う事になる。 しかし椅子貼りの技術はまだ完全に習得出来ては居ない。 忘れない内にもう一度やって置くべき所だが残念ながら初級はもう終了だ。 4月からは中級コースに進級する事になる。 時間とお金を掛けてやって来たが、 果たしてそれに見合う成果が得られたのか。 今は結論は出ない。 ただこのままでは 余りに中途半端で技術としては未熟なのでもう少し続ける事にした。 次は目標を明確にして やって行こうと思っている。
写真は完成した椅子を並べて展示し 審査員がその優劣を審査する所。 どれも良く出来ており、初心者の作品とは思えない。 貼り布の選択に個性が現れる。
写真は完成した椅子を並べて展示し 審査員がその優劣を審査する所。 どれも良く出来ており、初心者の作品とは思えない。 貼り布の選択に個性が現れる。
最近は酷く寒い日と暖かい日が交互にやって来る。 寒いと家に籠もり 外へ出るのがいやになる。 今日は少しは晴れるかと思ったが、風が冷たい。 日のさす昼前に 庭に出てみると クロッカスが咲いていた。 春も近いと感じさせる。 何の手入れもしないのに良く咲くと感心する。
所で この所ネタが尽きて来たので 目に付く物を何でも紹介している。 鉋を卒業して 次は罫引でも 紹介してみようか。 珍しい物では無いが、それでも何個か持っている。 既に紹介済みとダブルかも知れないが 管理が行き届かないのでしかた無い。 番号でも付けて今後は管理して見よう。
所で この所ネタが尽きて来たので 目に付く物を何でも紹介している。 鉋を卒業して 次は罫引でも 紹介してみようか。 珍しい物では無いが、それでも何個か持っている。 既に紹介済みとダブルかも知れないが 管理が行き届かないのでしかた無い。 番号でも付けて今後は管理して見よう。
これは 今通う家具の学校の初級卒業制作の椅子だ。 去年の暮れからずっと製作に掛かりやっと ここまで完成した。 今は椅子の座と背を貼り終えて、最後の鋲を打っている所だ。 これが結構難しい。 椅子の周りに貼ってあるのは、誤ってフレームを叩いて傷を作らない為の、保護用の厚紙です。 プロはこんな事はしません。 結局狙った位置に正しく釘が打てれば、 早く綺麗な仕事は出来るが、片手で布を引っ張り押えながら、片手だけで釘を打つのは大変だ。 そのコツが掴めれば仕事はもっと楽なんだが。 数をこなして憶えるしかない。 だがそんなに数をこなす事は難しい。
これも流通センター骨董市で手に入れた 錐の刃だ。 200円だった。 こんな物まで出て来るんだな。 刃だけでは どうにもならないし、自分でこの刃を木に差し込んで丸く削り 錐にするのは大変だろうがやってみよう。 多分杉か桧の棒に穴を開けてこの刃を打ち込めば良いだろうが、 上手くやらないと割れるかも知れない。 多分左側の光る方が刃で右側の黒い方が柄の中に入る部分だと思う。 中程にわずかに星のマークが見える。 これが銘の代わりだろうと思う。 錐の刃は細い物だが、目の通った木の木口に打ち込めば割れるだろう。 割れ止めの輪が有るようだ。 それは通常ペアで売られていると聞いた。しかし骨董市には無かったと思う。 だとすると半端物だろうか。
これも流通センター骨董市で買った。 茨城から来たと言う業者は10本程の鉋を持って来ていた。 もう鉋は要らないと思うがつい手が伸びる。 今回は台がしっかりしていてまだ使えそうな、 新しい物を選んだ。 黒く光る古い台にもう使い切ったと思われる刃の付いた鉋では 実用にはならないので少し高いがまだ使えそうなこれを選んだ。 少し研いで見たが、感触は悪くない。 まだ十分に整備できてないので 使って無いが、いずれ切れ味も紹介したい。 軽く研いで使って見たが結構切れた。 これは良さそうな気がする。切れない鉋など無いと言う事かも知れない。 これで千五百円だった。
この鉋は流通センター骨董市で手に入れた。 磨耗の激しい敷居の溝に樫の木を埋めて補強する。 入念な仕事で高級な普請で無いとやらない仕事だと思う。 溝の側面を決るのにこの鉋を使う。脇鉋の先端部分がL字型に曲がって、刃が突き出している。 この突き出した刃先で横溝を決る物だ。 こんな鉋が有ったのかと驚くほどだが、大工道具の写真で見て知っていたので、早速購入した。 千円だった。 これを入手できただけで、流通センタ-迄行った甲斐があった。
我家の庭 お隣との境にボケの木が有る。 これは大分前 植木市で買った物だ。 毎年赤い花を付け 大きな青い実が二三個なる。今年も寒かったが、今日は特別暖かく 綺麗な花が咲いた。 もう冬の寒さも来ないだろう。 暖かくなると気分はうきうきするが、同時に杉花粉の悩みの季節でもある。 今年は鼻に塗る薬を使いマスクをして外出したら、それ程酷くならなかった。 朝は寒く昼は暑く温度調節が大変だ。 今日は流通センター骨董市の初日なので 早速出かけた。 手に入れたものは おいおいと紹介しよう。
道具の整理中に出て来た物で、入手の経緯不明。 二枚刃ながら裏刃は無い。 刃には銘も無いようだ。 台には村上と焼印がある。 まだそれ程使い込んだ物では無いように思う。似たような際鉋が如何してこんなに沢山集まって来たのだろうか。 もう十分だと思う。